406th sense. ロスト(6)

 

閉じ込められた孤島で敵と交戦する葵と紫穂、そして松風

大量のファスナーを投げられる

松風「まずい…!!何か手を打たないと主導権を握られる!何か…何を皆本さんに教わった!?えーと…」

料理のさしすせそや掃除の手順などが思い浮かぶ松風「ダメだ焦って何も思い出せない!!」

真っ白になる松風だったが「C02!!このファスナーは実体か幻かわかるか!?回避しながら探りを入れろ!!」

葵「りょ、了解!!」

紫穂を掴みテレポート移動する葵「空間ノイズがはっきり見える!間違いなく実体や!」

松風「となると…C03!どれでもいいからファスナーを狙え!!口の中にワイヤーガンを突っ込め!!」

紫穂「なるほど了解!!」

開いたファスナーの中に銃口を突っ込み火炎放射モードでぶっ放す紫穂

すると飛行機の方で爆発が起こる

紫穂「なるほど、いい作戦指揮だわ」

敵「あ…ああっ!!ストックが全部…!!」

松風「こいつは能力は高いがヨリシロがないと発動できないんだ!」

紫穂「準備していたファスナーを失えば戦闘不能になる!大量に保管して空間トンネルでバラ撒く戦法は逆に…」

葵「こっちからも大元を絶てるゆうわけか やるやん!…となると」

大量の岩を島の周りにテレポートさせ落とす葵「サイキックメテオシャワー!!」

松風「通信リンク衛星経由で回復!」

 

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葵「閉鎖空間も島ごとファスナーで囲んで仕込んでたんやな!」

紫穂「うっわアホらしくてめんどくさい!」

電話が繋がった皆本「松風くん…!!3人とも無事か!?」

松風「はい!現在敵エスパーと交戦中!」

賢木「位置を特定した!ヒリピン沖の無人島だ!」

澪「ヒリピンてどこ?近い?山手線の外側?」

紅葉「だいぶ外ね 地球の反対側くらい ジェット機でも数時間はかかるわ、それにバベルが国外で活動するには手続きに何日も…」

澪「じゃ少佐に頼んでみる?」

電話先の兵部「ん〜?ゴッデスとエンプレスの救援…?」

兵部達の船は現在カリブ海にいる

兵部「むしろそっちより遠いくらいだが…ああそうか バベルにはくだらない規則もあるんだったな

他ならぬゴッデスとエンプレスの為ならヒリピンにポータルを作る事は可能だが…ひとつ条件がある 今その場で土下座しろ皆本!!」

皆本「ふぐぐうーッ!!」

薫「やめて皆本ー!!」

松風「いやあの…それでもどうせ到着は数時間後になるんでしょ?敵の攻撃力は半減してるし俺達なら大丈夫です!

勝ってから自力で現地の日本大使館に向かいます!」

皆本「…!」

舌打ちする兵部

薫「気をつけて松風くん!最後のツメが1番危険なんだ!お願い…!3人とも無事でいて!くれぐれも慎重に…」

松風「わかってる!こんな相手、野上と三宮がいれば…」

しかし悲鳴を上げ出す松風

皆本「どうした何事だ!?」

敵「フン、確かにコンテナに保管してた分は全て奪われたが…それで全部封じたわけじゃない!!」

なんとか立ち上がる松風「く…てめえ…!!」

敵「ヨリシロがないと能力が使えない?僕のヨリシロはどこにでもある!お前の服にもだ!!」

股間を押さえ悲痛に叫ぶ松風

葵と紫穂に動くなと言う敵「動くと切断する!!」

葵「何を切断…?」

紫穂「いやまあ何となくわかるけど想像したくない」

 

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皆本・賢木・兵部「(ファスナーで…はさまれたのか!!それは痛い!!)」

紅葉「うっわ…」

澪「松風…女の子になるの?」

薫「ならないよ!!◯ぬよ!!笑い事じゃないよ!?」

 

次回、絶対可憐チルドレン 407 へ!!



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