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暗殺教室 153話 ネタバレ
『覚悟の時間』
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データを手に入れた渚、カルマ
2人が乗ったロケットが
大気圏に突入し、地球に向かう
予定通りに殺せんせーが
ロケットへと駆けつける
メガホンをロケットに当て
渚達に話しかける殺せんせー
殺せんせー
「定刻通り!!
2人とも宇宙の旅お疲れ様です!!」
渚
「殺せんせー!」
ロケットの上部ハッチが開く、
中からパラシュートが出てくる
しかし絡まって上手く開かない
殺せんせーがパラシュートを
ほぐして取り出す
殺せんせー
「絡まってますねぇ、
開かないと地面に激突してしまう
これでよし…と」
無事パラシュートが開く
殺せんせー
「先生が交渉に割り込む必要も
なかったですね
宇宙の人達は話せば
意外と伝わったでしょう」
カルマ
「…まーね」
殺せんせー
「あとは先生が押しましょう
行き先は…」
ロケットを運んでいく殺せんせー
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【E組校舎裏】
ロケットが帰ってくるのを見たE組
杉野
「おッ、帰ってきた帰ってきた!!」
E組の生徒達がロケットを追いかける
渚
(皆が迷って、悩んで、
ぶれて、ぶつかった…
そんな1ヶ月間…
とうとう最後は…
宇宙まで行った)
裏の川へと着地するロケット
わああっ!!っと歓声を上げる一同
烏間が渋い顔をしている
烏間
「とんでもない事を
しでかしやがって
どれだけの省庁に謝って回るか
想像もつかん」
殺せんせー
「私が生徒を脅して
行かせたという事で、
この計画を知らなかった
あなたに責任は無い
それに…しでかした以上の
収穫もあります」
スマホを見せる殺せんせー
殺せんせー
「人形の替わりに
本物の人間を乗せたデータ
これだけでもロケットもう1回
飛ばす分の価値があります
更には律さんが見つけた、
より効率的な宇宙への航路
パラシュート構造の問題と
解決に関する私のレポート
これ全部あげるから
チャラって事で」
笑顔で言う殺せんせー
烏間
「…悪人め」
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【教室】
教室に戻った一同が、
中のデータを見てみる
頭を抱えている前原
前原
「…うおおっ、奪ったはいいが
このデータ…専門用語ばっかで
さっぱりだ」
杉野
「奥田!!
お前ならできるだろ?
俺等にコレをわかりやすく
説明する事」
奥田
「あっ…任せて下さい!!」
データをじっと見る奥田
奥田
「…つまり要約するとこうです
我々の任務は…件の超生物の
反物質サイクルの暴走を防ぐ研究だ
様々なタイプの反物質生物を製作し
生命維持カプセルに入れ、
宇宙空間へと放出して…
寿命死から暴走→
爆発までを観測する
宇宙空間では月面とは違い…
反物質連鎖を起こす物質が無いので
爆発の規模を最少限に抑えつつ
観察できるのだ
実験の結果…爆発リスクは
触手生物のサイズと正比例する
大きいほど安定で…
小さいほど高確率で爆発した
また、【奴】から
月面ネズミへのケースのように
強引に細胞を株分けしても
暴走リスクは上がると判明
従って月面ネズミの
悲劇を起こす条件は…
人間ベースでオリジナル細胞の
【奴】 にはほぼ該当せず
暴走・爆発の確率は
思われていたよりはるかに低い
更に、以下に化学式で示す
薬品を投与し、定期的に
全身の珪素化合物の流動を促す
…わかりやすく言うと
【凝りをほぐす】 事で、更に飛躍的に
暴走リスクが下がると判断
以上の条件を満たす時…
爆発の可能性は高くても1%以下」
その言葉に驚く一同
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吉田
「1%…?」
奥田
「…おそらくは爆発より先に
他の細胞が寿命を迎え、
90年以内に穏やかに
蒸発するだろう…」
寺坂
「この薬品っての作れんのかよ?」
化学式を見る奥田
奥田
「割と簡単です…ていうか前に私…
これとほとんど同じ薬を作った事が…」
その事に驚く一同と殺せんせー
一同
(アレかよ!!)
殺せんせー
「…!!」
不破
「…うそでしょ?
あんなところに解決の
糸口があったっての?」
村松
「…いいのかよ、
こんな簡単に見つかって…」
茅野
「…ううん、そんなに簡単な道じゃ
なかったと思う」
渚
「…茅野」
茅野
「破壊生物になりかけた殺せんせーを…
お姉ちゃんが命をかけて止めたから
殺せんせーがお姉ちゃんの
後を継いで…
命をかけて私達に
授業をしてくれたから
皆が命をかけてなかったら…
薬も多分作られてなかったし、
宇宙まで答えを探しに行ける
クラスには育たなかったよ」
頷く渚
杉野
「何にせよ、1%以下じゃ
無いも同然だ!!
殺せなくても…
地球が爆発しないで済むぞ!!」
喜びの声を上げるE組
笑顔の殺せんせー
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磯貝
「…じゃあ皆、暗殺は?」
一同
「えっ」
磯貝
「1学期から続けてきた暗殺は…
今日限りで終わりにしていいんだな?」
一同
「…」
烏間
「…おそらく、この実験結果を
受けたとしても…
暗殺依頼はそう簡単に
取り消されない
検証の必要もあるだろうし…
こいつが危険生物である事に
変わりはないのだから」
渚に問いかける寺坂
寺坂
「…どーしてぇんだ
言い出しっぺは?」
渚
「…カルマや中村さん、
千葉君や速水さん、
殺派だった皆
トンネルを抜けた今だからこそ…
全員の気持ちを大切にしたい」
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渚ナレ
(…僕等の出した結論はこうだ
国からの依頼が消えない限り…
3月まで全力で暗殺を続ける
なぜなら暗殺は
僕等の使命であり、絆であり、
僕等を出会わせ育ててくれた…
E組の必修科目だから
ただし、暗殺期限の3月までに
殺せなかったら…
僕等は暗殺を卒業する
あとの判断は国に任せて、
暗殺者と標的から
ただの生徒と恩師に戻る
殺すって何なのか、
本当に真面目に考えた1月
僕等には…【覚悟】が芽生えた
信頼で刃を振ったのならば…
何を得ようが失おうが
責任を持って受け入れる
【覚悟】 を!!)
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チャイムが鳴っている学校
今日も授業開始の合図と共に
E組の一同が一斉に動く
殺せんせー暗殺へと
一同のナイフや銃弾を
避けている殺せんせー
渚がナイフを手に
殺せんせーに向かう
今日も暗殺は行われる!!
【随時、詳細、画像更新】
煽り
「彼らが前を見据えるために、
そこに在るべきものだから」
暗殺教室 154話 ネタバレに続く
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