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銀魂 557話 ネタバレ


『あの頃の悪ガキ』

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煽り
「夜の港で-…」

港に集まった勇士達

桂浜の龍 坂本辰馬

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狂乱の貴公子 桂小太郎

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白夜叉 坂田銀時

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銀時達の姿に驚く万斉

万斉
(かつて晋助と共に攘夷戦争を戦った
 伝説の男達が何故ここに)

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銀時達の背後には信女がいた

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信女は銀時達の
道案内をしてくれた

銀時
「案内ありがとよ」

信女
「早く行ったほうがいい
 喜々がこちらの動きに感づいた

 彼の頭にはもうあなた達に
 復讐することしかない

 地上(こっち)は私が引き受ける
 あとはあなた達で何とかして」

新八
「信女さん…」

信女の言葉通り港の近くには
銀時達を探している喜々の手下の姿が

背をむけ歩き出そうとする信女

信女
「…1つだけきいていい?
 ここには松陽の弟子としてきたの?
 それとも高杉の仲間としてきたの?」

銀時
「…頼まれれば何でもやんのが
 万事屋さ

 …1つきいていいか?

 お前は松陽の弟子として
 オレたちに力を貸したのか

 それとも高杉の仲間として
 手を貸したのか」

信女
「……似てたから
 間延びした顔が」

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佐々木の事を思い返す信女

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銀時に微笑む信女

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信女
「バカね」

銀時
「ああ、俺も…お前もな」

そして銀時、信女は
背を向けて歩きだす

船に乗り込んでくる銀時達


「銀時…」

坂本
「役者は揃ったな
 出港じゃああああ!!!!」

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【虚サイド】

煽り
「虚が支配する宇宙海賊拠点」


「快援隊?」

船のスクリーンには
銀時達の顔が映し出されている

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「坂本辰馬、過去高杉らと共に
 攘夷戦争を戦った四天王の一人

 この男の私設艦隊に
 桂達も加わった連合艦隊が地
 球を発ったとの報告が…

 恐らく、先の第七師団との戦いで
 春雨に潜入し

 鬼兵隊の残党を救出したのも
 快援隊(れんちゅう)です」


「なるほど、旧友を救うため
 かつての仲間が再び集まったと

 やはり最後まで私に抗うのは
 松陽の弟子(きみたち)ですか」

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【銀時サイド】

既に宇宙に飛び立った銀時達
万斉が坂本に言う

万斉
「そなたら一体
 どういうつもりでござるか…!

 なぜ鬼兵隊(せっしゃたち)を助けた

 そなたらはとうの昔に
 晋助と袂を分かったはず

 それが何故今…
 宇宙(ここ)に集った…」

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坂本
「高杉と喧嘩しよったは
 銀時とヅラだけぜよ

 こいつらは昔からそうじゃ

 目的は一緒なのにやり方云々で
 いつも揉めよる、ガッハッハ」

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「宇宙をプラついていた
 貴様には分からんのだ
 アイツが一体何をしたのか!

 銀時教えてやれ!
 アイツが今まで行った悪行の数々を!!」

銀時
「高杉の悪い所がひとーつ
 高杉の悪い所がふたーつ
 高杉の…z~z~」

寝始める銀時

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「見ろォ!!
 悪い所ありすぎて寝ちゃったよ!!

 そんな悪の権化のような男に
 お前は手を貸したのだ!!

 にアイツを助けるに足る理由

 いい所が存在するか
 数えてみせようか!!

 高杉のいい所が…一z~」

桂が寝始めてしまう

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新八
「いい所も沢山あるんかいィィ!!
 結局あんたら眠たいだけでしょ!!」

坂本
「これが武士の嗜み、
 戦が始まれば眠るまもなくなる
 
 そのため戦前は奴らの如く
 体力を温存するものだ

 おぼろしゃああ!!」

坂本が突然、船酔いで吐く

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新八
「いや船に乗ってるだけで
 体力消耗し続けてるアンタに
 言われたかないよ!!」

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そして、陸奥が万斉を
助けだした理由を話しだす

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陸奥
「春雨側からリークがあった

 近く第七師団と鬼兵隊の
 掃討作戦が行われると

 わしのツテからの確かな情報だ

 リーク情報を得たあとは
 それを元にあくまで
 坂本の指示で動いただけだ

 だれが情報を漏らしたのか
 それは知る必要はないが、
 高杉が生きている事だけは確かだ」

坂本
「今おまんらは途方も無い
 相手を敵に回しちゅう

 皆で力をあわせねばみんな死ぬ

 わしらが鬼兵隊(おまんら)に力を貸す
 だからおまんらもわしに力を貸せ」

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万斉
「そんなマネ…」

坂本
「できる

 おんしは並々ならぬ事情が
 あっただろうにせよ

 高杉がこいつらと何で
 揉めていたのかは詳しくは知らん

 だが、それでも宇宙から見れば
 そんな事は瑣末な問題じゃ

 自分から見ればこいつらは
 あの頃とおんなじなのだ

 顔を見あわせれば
 喧嘩ばかりしとった

 ただの悪友達ぜよ」

銀時と高杉が口論になりつつも
それを見て笑う仲間たちの描写

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坂本
「昔からそうだった

 コイツらが喧嘩おっぱじめたら
 それを止めるんがわしの役目じゃ

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 たとえ一時でもいい
 もう一度高杉(アイツ)を
 あの頃のただの悪ガキに還すぜよ」

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新八
「坂本さん…」

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その時、坂本達の船の目の前に
大量の艦隊が現れる

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船員
「艦長ォ!!」

それは、喜喜の船だった
喜々が通信で話しかけてくる

喜喜
「諸君、残念ながら楽しい宇宙旅行は
 これでおしまいだ
 諸君らはここで宇宙の塵になる」

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万斉
「!!徳川喜々!!ばかな…!!
 将軍自らが…こんな所にまで…!!」

銀時
「やれやれ、おいでなすったか」

喜々
「坂田銀時、地球から逃げ出せば
 この私の手から逃れられるとでも

 私の新政権に石を投げた貴様を私が…
 天が許すとでも!!

 逃れられぬこの宇宙の
 どこに逃げようと

 貴様らの死は天が定めし定め…」

その時、突然ドォンという
衝撃と轟音がしざわめく喜々達

喜々
「ほ.砲撃!?
 奴らは微動だにしていないぞ!!
 そもそもこんな絶望的な戦力差で…」

喜々手下
「前方ではありません!!
 後方から!!

 なぜかレーダーに
 反応していません!!

 これは…砲撃ではありません!!
 光学迷彩を施した突撃艇!?

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 前方の艦隊は囮だ!!

 奴ら主力艦隊とは別に…

 こちらの索敵機能さえ
 遮断するステルス艦を

 我が軍の後方に単騎
 回りこませていたんだ!!」

喜々
「何…だと…
 そ…それはつまり…」

喜々手下
「将軍様お逃げください!
 既に敵は…!」

次の瞬間 喜々の艦隊の
橋入り口の扉が吹き飛ぶ

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喜々
「!!」

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喜喜の船に入ってくる銀時達

坂本
「ほう、これがおんしの
 新政権か

 わしらがドンパチやってた頃は
 もっと骨のある相手だったがのう

 お前の国なら5pあれば落ちるぜよ」


【随時、更新】


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銀魂 558話 ネタバレに続く

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