ワンピース最新815話のネタバレです。

ワンピース最新815816話 ネタバレ (3)



扉絵は世界の甲板から 5億の男編
vol9.『アラバスタ王国』

王宮のベランダから空を眺めるビビ。
その後ろではカルーが麦わら一味の手配書を読んでいる。

以下本編。


ベッドで語るペコムズ「ヴィンスモーク家は人殺しの一族だ」


■ついに語られるサンジ出生の秘密!!


怒るナミ「"人殺しの一族"ってどういう事!?」

ペコムズ「『ジェルマ66(ダブルシックス)』って名は知らねェか? 別名を"戦争屋"」

ワンピース 最新815&816話ネタバレ


ナミ「何言ってんの!?(汗」

「それは空想上の『悪の軍隊』でしょ!? バカバカしい!!」

ルフィ「?」


ペコムズ「いいや実在する組織だ そのトップにいるのがヴィンスモーク一家」

「ボスが”黒足”の親父なのさ」

驚くナミ「え……!?」

去り際のサンジの言葉が蘇る。

『これだけは信じてくれ…!! おれは仲間に隠し事をしてたつもりはない!!』


ルフィ「なんか知らねェけど! そんなものはどうでもいい!!」

ペコムズ「!」

「ガオ!! 確かにそうだ」

ルフィ「おれ達が知りてェのはあいつが戻って来るかどうかだ!! 結婚するならしても構わねェ!!」

「だけどそれで俺たちが『ビッグマム』の子分になるのはイヤだ!! だから」

「そん時はお前らがおれの下につけ!!」


ぶっ倒れるペコムズ「え~~~~っ!!!!」

ワンダ「ペコムズ!!」

キャロット「あははははは!! ルフィ面白い!!」

ルフィ「?」

気を取り直したペコムズがサングラスを外してルフィに詰め寄る。

ペコムズ「口をつつしめ小僧 滅ぼすぞ!!!」

「恩人とはいえ調子にのるな ママは海の皇帝!!」

「『四皇』の一人だぞ!!!!(怒」

ルフィ「うん」

ワンピース最新815816話 ネタバレ


ガクっと膝をつきうずくまるペコムズ「オオ…傷にさわる……」

ルフィ「お前 目かわいいなあっはっは」

ペコムズ「黙れ!!! ウウ…」

「ハァ…ハァ…まァ…いずれにせよ結婚からは逃れられねェさ…」

ルフィ「何で」

ペコムズ「実際に”黒足”が行っちまった様に…まず…ママの『お茶会』の招待状は絶対に断れねェ…」

ルフィ「?」

ペコムズ「断れば後日…そいつにはある『プレゼント』が届く事になる」

「ママに恥をかかせるんだからな…嬉しい物など入っちゃいねェ」

「中身はそいつに関わりのある “誰かの『首』”だ!!!」

一同「!!!?」

ペコムズ「”麦わらの一味”の誰かの首かもしれねェし…”東の海(イーストブルー)”のレストランにいる誰かか…」

「カマバッカ王国の誰かかも」

背筋が凍るワンダとキャロット。


ルフィ「おい!! 何でそんな事まで知ってんだ!? お前ら!!」

ペコムズ「…これが “力”ってもんだ!!! “麦わら”」

「『脅迫』は圧倒的な実力者が口にすれば 『必ず来る未来』でしかない…一体誰が逆らえる?」

「それが『四皇』という存在!! 成す術もねェってのはこういう事だ…!!」

ナミ「……!! だからサンジ君 行くしかなかったんだ…!!」


ペコムズ「もう一つ…安心させてやろう恩人たちよ」

「お前らがウチの傘下に入る事もない…! ガオ!!」

ルフィ「?」

ペコムズ「─これは”政略結婚”だ…!!」

「ママは傘下につく者達と必ず”血縁”を結ぶ──つまりこの結婚はヴィンスモーク家とシャーロット家の血縁を結ぶための『儀式』」

「お前らとの関わりを持つ為じゃねェのさ」

「もっと分かり易く言おうか? ──結婚が成立した瞬間…!!」

「"黒足”のサンジはお前らの仲間じゃなくなるって事だ」

一同「!!!?」

ルフィがペコムズの襟首を掴んで怒鳴る。

ルフィ「何だその勝手な話!!! サンジはおれの仲間だ!!!」

ペコムズ「ぐ……!! だがそれ以前にヴィンスモーク家のせがれだろうが!! おれに当たるなガオ!!」

ルフィ「そんな結婚サンジは断るに決まってる!!!」

ペコムズ「…ママと凶暴なヴィンスモーク家を目の前に…!? さァ…断って命があるかどうか…」

ルフィ「何を~~~!!?(怒」


ルフィ「おいペコマムシ!! お前これからどうすんだ……!?」

ペコムズ「!?」

「……回復したら戻るさ」

「おれを殺したつもりだろうベッジのガキ このままじゃ済まさねェ」

ルフィ「じゃあおれも連れてけ!!!」

ペコムズ「!!?」

ナミ「ルフィ!!!」


ルフィ「ナミ!! おれ1人で行く!!」

「ロビン達が言ってたみてェにみんなで行ったら 戦争ふっかけたみたいになっちまう」

「今そんなことやってる場合じゃねェ!!」

「おれ1人で! コイツと一緒なら『茶会』に潜り込んで式をぶっ壊せるかもしれねェ」

ペコムズ「ふざけんな おれに敵を誘導しろってのか!?」

キャロット「わ……面白そう……!!」

そんなキャロットをたしなめるワンダ「キャロット遊びじゃないんだ」

キャロット「あ」

ルフィ「よし決まりだ!! チョッパー呼んで来る!! 早く治れ!!」

ペコムズ「勝手に決めんじゃね…オオ イテテ……!! オイ」

「待て”麦わら”ァ!!」

部屋を飛び出していくルフィ、すぐ外にはゾロの姿が。

ルフィ「ん? ゾロ! いたのか!」

「聞いたか?今の」

ゾロ「聞こえた」

ルフィ「サンジの事 心配なんだろー ししし」

ゾロ「ケるぞてめェ 放っとけっつったろあんなバカ」


そこにやってくるウソップ・チョッパー達。

チョッパー「おーいルフィ!! ゾロ!! ペコムズどうだーー!?」

ルフィ「あァチョッパー!! 痛がったり壁に頭ブツけたり怒鳴ったりしてるよ!! すぐ治してくれ!!」

チョッパー「え!? それどんな症状だ!? すぐ診る!!」

さらに後ろからネコマムシの旦那も。

ネコマムシ「おおーーゆガラが”麦わらのルフィ”か!! 会いたかったぜよ!!」

チョッパー「えーーー!? 何でついて来てんだ!! 寝てろよ!!」

ネコマムシ「ちょうど今治ったトコじゃ!!」

チョッパー「治ってねェよ!!!」


ルフィ「デケー!! あれがネコマムシか!! バケ猫じゃんか!! ん?」

見とれるルフィに思いっきりガルチューをぶちかますネコマムシ。

ネコマムシ「感謝のガルチュ~~~!!!!」

ルフィ「う”お!!」

ゾロ「どわーーーっ!!!」

ゾロごとルフィをぶっ飛ばすネコマムシ。

チョッパー「ネコマムシが血ィ吹いた~~!!」

ゾロ「おい!! 何やってんだバケ猫!!」

ルフィ「ぎゃっはっはっはっは…!!!!」


チョッパー「血が足りねェ!! すぐ血を持ってきてくれ!!」

美人ミンク「はい♡ チョッパー先生♡」

チョッパー「はっ!!(汗) お…お…おねが……おね…♡」

ウソップ「どうしたチョッパー!!?」

ゾロ「バケ猫!! 立て!! 斬ってやる!!(怒)」

ウソップ「まーまーケガ人だからよ(汗)」

そこにやって来たロー「何の騒ぎだ?(汗)」


ルフィ「あ!! トラ男~!!!」

「そいつら仲間か~!!?」

ロー「そうだ紹介しにきた ウチの船員(クルー)総勢20人だ!!」

全員でポーズを決めるクルーたち「お見知り置きをォ!! “麦わら”ァ!!」

ルフィ「おう!」

ロー「話があるんだ」

ルフィ「んん」

ベポ「終わり!!?」

ワンピース最新815816話 ネタバレ (2)


ブーイングを飛ばす船員たち「ぞんざいっ!!!」「おれらぞんざい!! キャプテーーン!!」

ロー「ただの『同盟』だ 別に仲良くする必要もねェだろ」



そして話題はサンジの事へ。

焦るロー「"黒足屋"がビッグマムの所へ…!?」

ウソップ「うん」

ロー「何がどうなりゃそうなるんだ!!(怒」

倒れたネコマムシの上に座ってるルフィ「だからよ!! おれが迎え行って来るから! ちょっと待っててくれよ! カイドウと戦うの!!」

チョッパー「しっかりしろー!! ネコマムシー!!」

ロー「待つも何もおれ達がカイドウに狙われるのは時間の問題だぞ!!」

「しばらく身を隠せる筈だったこの『ゾウ』も奴らに場所が割れちまってる」

ルフィ「んー」

ロー「次はおれ達が狙いだとしても!! また攻め込まれたら この国は一体どうなる!!!」


外で話を聞いていたB.B.が号泣「優しいな~~~~!!! うお~~!!」

さらに潜んでいた大勢のミンク達も出て来る。

「ガルチューー!! ゆガラら本当に海賊かァー!?」「助けた上に気づかいまでありがとう!!」「あれ? ペコムズケガしたのか!?」「ま いいか」

その声で目を覚ましたネコマムシが起き上がる「よーし宴ぜよ!!! 酒と肴を!!!」

チョッパー「何でだネコマムシ~~!!!」

ルフィ「のったァ!!!」

そこからはミンクと麦わら一味、、ハート海賊団入り乱れての大騒ぎに。
くじらの森での宴は深夜まで続く…


その頃、ブルックとロビン、フランキーの3人はゾウのお尻らへん、クラウ都の門の前に立っていた。

ブルック「私達大人(アダルト)がしっかりしなきゃいけませんよ!!」

ロビン「そうね やっぱりこの国には…」

フランキー「ああ…!! "侍"は入っちゃならねェ!!」

ブルック「どの道 捜し人"雷ぞう"さんはいないんです!! 入る意味もない…!!」

ロビン「─しかもそれが原因で…千年続く都市が滅んだ!!」

フランキー「恩人だ何だと感謝されても…実は仲間に侍がいるなんて 口が裂けても言えねェな…!!」

「もし錦えもんたちがここを"落ち合い場所"にしてたとバレたら…さすがの陽気なミンク族もブチキレるだろう 今更あいつらと戦うなんざゴメンだぜ!!」

「朝まで見張って錦えもんとカン十朗の入国を止めよう!!」


【翌朝ー】

「いや~~…いやいやいや…まだ薄暗い夜明け前か…」

錦えもん「着いたでござる~~っ!!!」

カン十朗「いかにも!! やっと着いたでござる~!!」

「いやはや災難でござったが…まあよし」

頂上に到着した錦えもんとカン十朗、そしてエテ公の3人。
カン十朗たちの乗って来た"虎"の下にはぐっすり寝ているロビン達の姿が…


錦えもん「心配しておるであろうなルフィ殿達は!! 悪い事をした! 皆待ちわびておる筈!!」

カン十朗「ご苦労だったな"虎三郎" 絵に戻れ!」

錦えもん「しかしエテ公 おぬし結局何も話してくれなんだな」

「拙者ただ"雷ぞう"という武人が……」

エテ公「エテ!! ……!! な…何も知らないのでごサル!!」

そう言って逃げ出すエテ公。

錦えもん「あ!! おい待て!! どこへ行く!!」

カン十朗「待てエテ公!! 案内をしてくれー!!」

涙を流しながら森へと急ぐエテ公。

「ハァハァ」

「大変でごサル 『侍』でごサル!! 早く報告を…!!」

「『侍』でごサル!!」

■波乱必至の緊急事態!!?