【ネタバレ】絶対可憐チルドレン 441 感想【注意】

441th sense. ウィンター・ソルジャー(2)

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幼き日のギリアム「待って…!待ってください、お父さま…!!」

 

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追いかけるがつまずき倒れるギリアム「くそっ 僕は…僕は生まれてこなければ…」

そこに現れる3つの影

薫「自分より哀れでないものを許せないだけ…なんてみじめなんだろう」

悠理「あなたは私よりも哀れな人でした」

兵部「フン、お前が本当に欲しいものは…」

ギリアム「だ、黙れ!!」

夢から覚めたギリアム「…! … ク…クク…いい気分だ、実にいい!

あいつらの弱みを握るというのは…思っていたよりずっと爽快だ!生きていることの苦痛がウソのように消える…!

 

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さて…手に入れた駒をどう使うのか…考えるだけでワクワクするよ もっと僕に喜びを与えてくれ…!!

ククク…!!実に喜ばしい クークックック…!!」

 

場面は変わって学校

松風「…」

 

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ぐでー…として覇気が全くない薫達3人

薫「(皆本…どこ?)」

葵「…」

紫穂「…」

松風「ヤバいな 3人のテンションだだ下がりじゃないか…!もはや少年漫画のメインヒロインの顔じゃない…!!」

悠理「松風くん…」

松風「わかってる、なんとかしないと この状態で任務はキツい

今んとこ代わりの指揮官は着任する気配がないし…来てもチルドレンが納得するわけないよ

つまり…重大な予知や事件が発生する前に俺達がなんとかしなきゃ…!」

悠理「何かいい考えがあるの?」

松風「ひとつだけ…方法がある!」

悠理「…!」

松風「チルドレンを支えるのが俺の仕事だ 皆本さんがいないからって途方にくれてちゃダメだもんな」

悠理「(もしかしたら私が思ってたよりずっと頼りになる…?)」

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松風は兵部のいる生徒会長室へ行き…土下座をする

 

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松風「お願いたてまつります!!どうかーなんとかして下さい!!」

悠理「丸投げ!!そして土下座!!思ってたより強いんだかダメなんだか!!」

兵部「そう言われてもな 今のところこっちも手詰まりでね」

松風「そんな事ないはずです!!あ、わかった!これもプレイの一環ですね!?兵部さんはドSだとうかがってます!!」

兵部「うるせえよ!!お前の中の僕はどんな趣味思考なんだよ!?」

悠理「あの…それで…蕾管理官のこと、どう思われますか?」

兵部「ほぼ間違いなくクロだな、こいつや賢木に感じてた違和感どころじゃないね とはいえ今のところ何ができる?相手はバベルの影の支配者だ

君達は正式な手続きなしに彼女をどうこうできないし あっちもそれを許しはすまい」

悠理「兵部さんはバベルじゃないから…」

兵部「言ったろう 休戦中とはいえ、僕とあの女は敵同士だ 今の不二子さんに僕が近づくと困るのは君達だぜ?

 

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おそらく◯し合いになるからな どっちが勝っても…まあ勝つのは僕だが、喜ぶのはブラックファントムだ」

2人「…!」

松風「でも…じゃあ…どうすれば…せめて皆本さんと連絡が取れれば…」

兵部「もっと頭を使え ギリアムの目的は何だ?」

松風「それは…邪魔なバベルやパンドラの壊滅?」

兵部「違うな」

悠理「世界征服!お兄さまはそのくらいアレな気が…!」

兵部「それも違う、敵と戦う時は敵の心を理解しろ ギリアムを演じてみるんだ」

松風「ブラックファントムのボスを演じる…?

 

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ククク…兵部ってムカつくよね…!苦しめてやりたい…!」

松風の頭を叩く兵部「いいぞ、なかなかうまい」

松風「じゃあなんでなぐるんですか!?」

兵部「いや、似てたからなんとなく」

悠理「わかります!私もイラッとしました!」

兵部「で、奴の次の行動は見えたか?」

松風「次の行動…管理官を手に入れて、皆本さん達をチルドレンから引き離して…次にすること…か」

兵部「ギリアムは合理的な人間じゃない 世界への憎悪とコンプレックスがあいつの動機だ

それが僕とチルドレン、そして妹にも見破られ 戦って一敗地にまみれた」

松風「…!あ、なんか…わかったような…」

悠理「え、実の妹の私にもよくわからないのに…?」

松風「僕は今、あの連中に対して優位にある…!それ自体がもうキモチよくて喜ばしい…!!」

兵部「正解だ

クク… できるだけこの状況を味わっていたい…有利な状況を活かして更に有利な状況を作る」

松風「当面はそれを続けて、飽きたらトドメを刺す クーッククク」

悠理「うっわ最低の人間…!あとなんでそんな最低の考えがわかるんですか!?」

松風「となると…汚染はもっと広がる…!味方がどんどん敵になるってことか…!

(兵部さんは静観…というか動けないんだ ひょっとしたらすでにパンドラにも汚染があるかもしれないから マズイいぞこれ…!!)」

 

場面は変わって…

谷崎「うまいぞこれ!!毎日こんなうまいもの食ってる場合だろうか!?」

料理に没頭している皆本

賢木「こいつ考え事すると料理するから…作戦なかなかまとまらないみたいだな」

次回、絶対可憐チルドレン 442 へ!!

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