【ネタバレ】絶対可憐チルドレン 445 感想【注意】
445th sense. ウィンター・ソルジャー(6)
松風「…では逮捕したブラックファントムエージェントの身柄、国籍不明の未成年エスパー犯罪者に関する人道協定により “財団” 矯正施設に引き渡します!」
紫穂「こいつらって私の能力で尋問しても何も出ないみたいだから♡」
エージェント「情報とれなくて放り出すだけじゃねえか!!」
悠理「この子のことお願いします、ハンゾー」
ハンゾー「御意…いえ、承知しましたユーリ様 あと私のことは “捜査官・H” とお呼びクダサレ」
悠理「ナイは元気?」
ハンゾー「捜査官・Nは元気にしておりモース!」
薫「呼び方変える意味あんの?」
ハンゾー「ところで…引き渡しに来たのはあなたがただけでゴザルか?」
顔を曇らせる一同
松風「ええ、まあ…」
話は少しだけ戻る…バベルにて
松風「僕らだけ…ですか!?」
冷たい目の柏木「それくらいできるでしょ?局長も私も多忙です いつまでも甘えないで 待遇に見合った仕事をしなさい」
悠理「あの豹変はやはり…」
紫穂「だとしても手は出せないわ クーデターになりかねないもの」
ハンゾー「なら好都合でゴザル あなたがたに伝言が…」
松風「伝言?」
薫「誰から?」
ハンゾー「アンデ…あ、いえ 捜査官・Aです」
薫達「知ってる?」「さあ?ユウギリちゃんの知り合いかな?」
ハンゾー「お断りしておきますが、これはあくまで捜査官・Aからの伝言です いいですね?」
タブレットに映し出される文字「よくやった。しばらくは連絡できないが見守っている。」
一同「!! みなっ…!?」
ハンゾー「しっ」
伝言「君達の周囲では不審な変化が増えているはずだ それに対しては反応するな
向こうの思惑に乗るのはマズいし、一部は僕らの秘密工作でもある いずれ君達には動いてもらうことになるだろうが
時が来るまでは独自の判断と行動は控えて、目の前の任務をこなしていって欲しい
今の君達になら安心して任せられるし、その方が僕も早く事態にケリをつけられるからね
頼んだよ、薫、葵、紫穂、悠理ちゃん、松風くん、ティム、パレット …K. M.
追伸ー…S. S. も一緒にいる 元気だ」
護送機を見送る一同
松風「…俺達の任務 見ててくれたんだな」
チルドレン達「うん…」
薫「賢木センセイも元気だってさ よかったね」
紫穂「まあ…言われるまで存在も忘れてたけど」
松風「ツンデレ発言と解釈したいがツンの◯傷力高すぎて…」
薫「(何をしてんのかわからないけど、あたしたちも信じてるよ皆本 こっちのことは心配しないで 早く戻って来てね)」
悠理「(みんな…やっぱりちょっと無理してたんだよね そうだ…!)
私の能力でみんなの士気をもっと高めちゃいます…!!催眠幻影投射!!」
空に皆本の顔を映す悠理
薫達「いやそれじゃ◯んだみたいになるから!!」「あたしたちの胸の中に生きてる的なことになるから!!」
場面は護送機内へ…
ハンゾー「ひとつ聞きたいのだが…」
エージェント「ムダだよ ボクは何も喋らないし、どんな方法でも情報は引き出せない」
ハンゾー「セッシャ…いや私はクローンではないがかつてはお前の同類だ
情報を取れないことはわかっている ブラックファントムの戦闘員はただの駒だからな」
エージェント「…!」
ハンゾー「ただお前が財団の施設でリハビリを始める前に聞いておきたいことがある それは…なんでタコなの?」
エージェント「え」
ハンゾー「合成能力者は特定イメージに集約することで能力を極大する 無論、イメージはそれぞれなのだが…一般的には…
カッコイイと思うモノにするでゴザロウ!? ニンジャとかさあ!!タコ!?タコナンデ!?」
エージェント「バカにするな!!ボクらの世代は “個性” が与えられている!タコいいじゃん!!
完璧な擬態能力!!無脊椎動物最強の知能と器用さ!!しかも赤ちゃんはめっちゃ可愛い!!」
ハンゾー「しかし個性というのは誰かに与えられるものなのか?必要に応じて持つものなのか?それが本当に自分の心なのかよく考えるんでゴザル…!」
エージェント「考える必要などない!タコ最高!!だってさあ…」
ピーッ カシャン!!
エージェントの手錠が外れる
ハンゾー「!! ESPロックを解除した!?何者かが信号を…」
墨を出すエージェント「タコには奥の手があるぜ!!」
ハンゾー「目が…!!」
次の瞬間、ハンゾーは護送機から落とされる
ハンゾー「な アイイーッ!!ニンジュツ発動!!モモンガー!!」
ムササビの術で飛ぶハンゾー
エージェント「へッ…裏切り者め… 片付きました」
副操縦士「ご苦労 まったく…」
その副操縦士はテオドール
服を脱いで高笑いするテオドール「我々を敵に回しておきながらガードの甘い奴らばかりだ!!」
操縦士「(なぜ脱ぐ!!)」
テオドール「任務と後処理でザ・チルドレン…とりわけサンノミヤ・シホとユーリの注意をそらし、その間にバベルの中枢への攻撃はほぼ完了した
いまやあの国は…ギリアム様の新しい玩具だ」
ギリアム「(次のターゲットはお前だ、兵部)」
エージェント「ではボクはアップグレード権を!?」
テオドール「なんで?だってお前ゲームには負けたじゃん?」
固まるエージェント「… えー…」
次回、絶対可憐チルドレン 446 へ!!
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