【ネタバレ】東京喰種:re トーキョーグール 79 感想【注意】

喰らい : 79

 

 

六月「(ーな…)」

「えっ」

六月をかつぎあげた冴木「いいから…ー」

冒頭は 冴木に突然かつぎあげられ動揺する表情をみせる六月のところから

六月「ーなっ…なにっ…!? ちょ…」

視線の先には 冴木のホルダーに入るはさみがとびこむ

「言って…教えてッ…」

 

「( “今日” なの…?)」

 

「どこに連れて行くの…(やられるー)」

 

じたばたする六月「ー離して!離してってば!!ちょっと…」

 

「(分かり合うなんて馬鹿だ…)」

 

「(彼は “喰種” の中でもとびきりイカれてる…)」

 

冴木「トオル…」

「おとなしくー して!!」

 

ゴッ…ゴ…

 

「どこに行くかは!教えられない…」

冴木がしきりに岩肌に六月をたたきつけていく

 

ゴン ゴン ゴッ

「だって意味ないだろ…それじゃ…」

 

「大丈夫…トオル… コワくない…ー」

 

ドォン…ドォン

しだいに意識が遠のいていく六月「(ーそうだ)」

 

ドォン ドォン

 

 

「( ”人◯しは 人◯しだ” )」

 

ドガァ

 

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「!」

 

六月「ー…私…?」

過去の記憶?をみているのか 六月の眼前には 自分の父親の頭部へと勢い良く斧をふりおろす自分の姿が

 

母?『ートオルッやめ…』

ドガン ドゴォ

『ぎゃああああああっ』

『ゃあああああッッ』

ドガァ ドガァ ドガァ ドカァ

『みゃ』

『びゃ』

『みゃ』

『ヴぁ』

『ば』

 

息を切らす六月『ーはあ〜はあ〜 はあ〜はあ〜』

 

 

頭を抱える六月『ー…違う… 犯人は 私じゃ…ー』

間には 「一家惨さつ」 「犯人は12の長女~」などの新聞の見出しが

 

 

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「ー喰種が○したー」

 

 

『ー嘘つき』

 

更には 以前の捜査官のような男と 保護され、ひとりベッドのよこにうずくまる六月の様子の描写も

捜査官のような男『ーだめだな 完全にシラキってやがる』

『(…と いうか、マジで自分のやったことわすれてるんじゃねーのか…』

うずくまる六月『お父さん..お母さん..お兄ちゃん..』

上から 呆然とそれを見下ろすような六月「……」

 

直後は アカデミーのころのような描写

六月『シシ シー いいこいいこ おいで…』

 

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やがて なにやらそのままくさかげでしゃがみこんでいるような六月へと背後から戸影が声をかける

戸影『…おい、なにやってんだ』

六月『 』びく

 

『…』

 

のぞきこむ戸影『…! オマエ…』

六月『…!』

 

戸影『ー…ちゃんとナイフの手入れしろよ 脂ですぐ駄目になる…ベロは意外にあぶらっこい」

『俺の使ってみろ』

 

『よく切れる…』

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そして どうやら他の生徒にそれらを察知されるような描写も

他の生徒二人『ー六月…お前猫◯してたろ』

六月『や…やってない… 俺…知らないよ』

生徒『うそつけよ!!見たんだよ』

『お前の居た少年院…未成年の重犯罪者が入るとこだろ?』

『マジ気持ち悪ィよ 親もお前が◯したんじゃねーの?』

 

六月『…ッ』

生徒『人◯し!』

 

 

泣きながら走り去り、またも林の方まできたような六月『ウッ…うう… っは…はあ…』

『うう…ぐ…俺は…違う…嘘なんかついてない…』

ガッガッガッ

 

素手のままで地面を掘ると そこにはなにやら埋められていた透明の瓶が

『ーうう…猫なんて…俺は…◯してない…ッ ◯してないッ…!!』

 

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中には どうやら舌?が入っているようにも

六月「(ーわたしは…)」

 

 

「ーオークションのときの…」

 

更には 六月の見ている光景は どうやら先のオークション戦、あの時通路を ひとり深手をおいながら歩いていたような時の描写へ

 

 

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その自らの光景を見た直後 ふらつく六月「ーあ へ」

 

「(…◯してた)」

「(家族も、猫も楽しんで)」

「気持ち悪い…気持ち悪い気持ちわるいっ」

「(生き延びようとして肉も喰った)」

「キモイ!」

 

「(生きてる価値のない犯罪者)」

 

「ーキモイキモイキモイキモイキモイキモイ!!」

 

「(気持ち 悪い)」

 

「ー私 生きてちゃ駄目だ…」

 

「(トルソーに…◯してもらおう…ー)」

 

 

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六月「… …えっ」

「あれっ えっ…」

 

ピクッ

 

「(腕に感覚が…!)」

 

「ッ ヒッ…!! な、なに…」

 

視線をおとしたその自分の手には 無造作に骨ごと折られちぎられたような何者かの片腕が

 

そして ふとそばを見ると そこには四肢と頭部 それぞれが切断され あの岩の上におかれたような冴木の体が

 

六月「ーあ ああ 」

 

「あ あっ ああ あは あはっ あはは」

 

冴木『ー崖の下に花畑があったんだ』

『ー今度 君にも見せてあげるー』

冴木『ーこういうのサプライズっていうんだよね?ー』

 

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表情をかえる六月「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははー」

 

「(ー…人が最も耐え難い “嘘” とは)」

 

「( “自分自身の嘘” であると)」

 

 

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「(ー “少年◯人犯” はおもいました!!)」

 

 

瓜江「ーこ…(誰…?…お…とこ…?)」

バクン バクン

「(…む、六月…は…!?)」

 

やがて 場面は冴木のいたいをみつけ鼻水を垂らすほど動揺を隠せない様子の瓜江のところへ

 

通信「ー瓜江」

瓜江「!」

「ー…はっ こちらうりえ! …」

 

「…は?」

「特等が…殉し…?ー」

 

冴木空男

通称 : トルソー

頭部、四肢を切断され◯亡

四肢は付近で発見され、頭部は胴体からやや離れた場所で見つかる

肛門には “何らかの太いもの” を挿入された形跡があり、

それは、内部をえぐりながら横隔膜まで達していた

頭部の損壊は特に激しく、眼球は引き出され、舌はなく、

繰りぬかれた鼻には、切断された本人の男性器が詰め込まれていた

なくなった舌は、どこにも見当たらなかった

山北シゲル二等/報告書より

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