【ネタバレ】ハイキュー!! 210 感想【注意】

第210話 スタート地点未到達

 

烏養「春高まで1か月、バレーで唯一究極の “個人技” を磨いてもらおうと思う サーブだ

いつも言ってるが漫然と回数を “こなす” んじゃねえぞ 常に試合の状態を意識してだ」

一同「ウス!」

サーブ練習に入る一同

烏養「じゃあすまん先生 ちょっとひとっ走り行ってくる」

武田「山形でしたね」

烏養「ああ、大学の先輩に用がある 途中で邪魔んならん程度に白鳥沢に顔出してくる」

武田「すみません」

烏養「日向の説教は明日1回戻った時だな…

一応たっつん(滝ノ上)呼んである、もう少ししたら来るはずだ」

武田「ありがとうございます そう言えば烏養先生がいらっしゃるかもって話は…」

烏養「ああ…あ〜じじいな ちょっと前から体調崩してまた検査入院してんだ」

武田「! そうですか…」

烏養「いやいや大した事じゃねえから!じゃ行ってくる!」

武田「お願いします」

 

場面は白鳥沢へ

鷲匠「…普段は予選で争う敵同士だろう だが少なくともここに居る間は敵じゃねえ

普段と違うという事はそれだけで貴重な刺激だ 盗めるものは盗み、高めあえ 以上」

穴原「えーっとまずは対人パス 相手の名前覚えるところからな できるだけ実力差の有る同士で組むように」

国見に手を差し出す黄金川「シアース!!」

国見「…」

それぞれ2人1組になる選手達

月島と組んだ人「(うわーアイツまじで余ってる 烏野のレギュラーなのに)」

その時、白鳥沢の控えの1年生が日向に声をかけてくる

*「お…俺ら白鳥沢の控えの1年ス 烏野のボール拾いの人って聞いたんスけど…(うわ烏野の10番じゃん)」

日向「ウス!」

*「俺らも強化選抜のサポートなんで宜しく…」

日向「しアス!!」

スポーツ飲料を作りにいく日向

 

白鳥沢の控え1年が百沢を見て話してる

*「でっけえな〜2m」

**「2mもあったらどんな視界なんだろ」

*「俺達とはスタート地点が違うわ〜」

 

対人パスが終わり次の練習は…

穴原「じゃあ次スパイクー」

日向「!!(スパイク…!!)」

 

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スパイクと聞いて日向の体が勝手に?動く…

鷲匠「オイ、ボール拾いはそっちじゃねえよ」

日向「すんません間違えましたっ!」

トスを上げる黄金川「(置くだけ…置くだけ…!)」

スパイクする月島

黄金川「トスどうだ!?」

月島「…いいんじゃない」

黄金川「もっとなんか言えよ!」

穴原「伊達工・黄金川 技術は未熟ですが身長もまだまだ伸びてるみたいですしいいですね、大型セッター」

鷲匠「ん」

スパイクする国見

 

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そのトスを上げたのは白鳥沢中等部3年の由良正太

由良「ちょっと高かったですかね」

国見「うんちょっと」

由良「修正します!」

穴原「年上相手にもしっかりコミュニケーションとってますね 技術もある」

その時、ボール拾いをしている白鳥沢の控え1年にスパイクのボールが当たり、ネットの方へと転がっていく…

*「あっ、やべっ」

ネットの向こうに行く前に日向がなんとか止める

日向「(セーフ!!)」

鷲匠「ボール危ねえだろうが!ちゃんと拾え!」

日向「! ハイ!!」

鷲匠「ちゃんと見ろ!!」

日向「ハイッ」

*「(ええ〜…なんか俺らより怒られてる…)」

 

少し離れた所で話している他校の監督?達「鷲匠先生はどうしてあの子帰さないんだろ?練習入れないなら強制送還すりゃいいのに

小さい選手には基本興味無いんだよな?もったいねえよな〜烏野10番だぞ 春高の予選見たろ?俺だったらウイングスパイカーで育てるな〜」

「白鳥沢、今年は烏野に春高持ってかれたからな ちょっとした仕返しだったりして」

「そんな大人気ないことするわけねえだろ!」

その会話が聞こえてるのか聞こえてないのか…鷲匠は無言で練習を見つめている

そして日は暮れていき練習が終わる…

黄金川「ハラへったー!」

体育館から出ていく選手達

日向は1人で壁パスしている

横目で見る金田一「(あのチビ…中学ん時みたいな素人くささはもう無くなってる 相当ボールに触ってやがんな…)」

国見に言う金田一「…つーか “あいつ” ここに居ないって事はやっぱりアッチかよ」

 

場面は変わって東京都北区のトレーニングセンターに到着した影山

バレーボール専用体育館に入る影山「(床が板じゃねえ!)」

集められた選手達が会話をしている

*「あのスクリーンに常にコートの映像が6秒遅れで流れてんだってよ で、プレーを逐一確認できるんだって」「すげー」

それを聞いてソワ…とする影山

その時、集合がかけられ整列する一同

 

コーチ「じゃあ監督、一言お願いします」

全日本男子代表チームの監督・雲雀田吹「はいはい えーっとオジサン達の話聞き飽きてると思うんで手短に

 

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“日本、高さとパワーの前に破れる” …なんて決まり文句はもう古い

あらゆる事は “備わっている” ものではなく、”発揮” されるものだ 世界を相手に暴れてくれ

 

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バレーボールはもっと面白いと証明しよう」

 

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身長低めの人がいる事に気づいた影山「(日向…よりは多少デカいか…リベロか?雑誌で見た…事も無ぇな多分)」

 

場面は戻って、1人練習する日向

サーブをスカす日向「(クッソ サーブトス難しい…!

そう言えばボール拾いだけって初めてだな 他の部ではやらされたっけな… ママさんも中学の女子も練習入れてもらったもんな)」

昔の事を少し思い返した日向は…更に今までの色んな言葉や、ついこないだ影山に言われた「先に行くぜ」がよぎる

 

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日向「(止まったらだめだ)」

そこにやってくる月島「チョット、さっさと帰る準備してよ

コッチは影山(おうさま)と違って公欠扱いじゃないって聞いたろ 明日までは普通に学校あるんだから」

日向「…月島サン…」

月島「?」

日向「ご…ご…ごめいわ」

遮る月島「謝んのとかやめてくれる 君の猪突猛進バカは今に始まったことじゃない

ろくにボール触れなくて悔しい?自業自得だよね ”やっぱりやめます” って泣きついてみる?

せいぜいボール拾いがんばってよ 春高前の貴重な5日間、棒に振らないようにね」

月島の言葉がグサグサと刺さる日向

 

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言ってスッキリした様子の月島

走り出す日向「ちくしょおぉおぉお」

 

教官室で話す穴原と鷲匠

穴原「いやー烏野の日向、時間ギリギリまでボール触ってましたねー?まあ押しかけはびっくりしましたけども」

鷲匠「無茶やる若僧は嫌いじゃねえよ」

穴原「?」

鷲匠「でも 例えばあの小僧がこの合宿中、なにか直向きな努力・根性を見せようとも

 

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練習に加えるつもりは無えよ」

穴原「…」

 

場面は学生寮

牛島の部屋に入る天童「ヘーイ!今週のジャンプ返してー!」

牛島「今まだ “ムダ毛スッキリスベスベ美肌” のところを読んでいる」

 

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天童「広告より先にマンガ読んでヨ!!ところで明日、1年の強化合宿行くよね?若利くん」

牛島「…ああ」

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