痛い話 ブログ

いろんな話題を勝手に収集しまくるブログ。おもしろい、たのしい、痛い、めずらしい、注目されている、されていないを関係なくまとめてます。

    ユーキューホルダー

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    【ネタバレ】UQHOLDER! ユーキューホルダー 113 感想【注意】

    Stage. 113 強引にいきましょう

     

    急遽、教室に姿を現した近衛帆之香と勇魚に外へ吹き飛ばされた刀太

    刀太「お兄様って…お前ら何者だ?」

    帆之香「えへへ ウチは近衛帆之香!この子は近衛勇魚!目的はなー…」

    勇魚「お嬢様、その前に」

    教室の雪姫達

    雪姫「刀太!」

    龍宮「あの子達はまさか…」

    帆之香「む!確かに強いお姉様達が来てまうな ここはまず…場所移動やお兄様!」

    そう言って刀太の周りにお札を投げる帆之香

    すると足元にできた空間に落ちていく刀太「へ?おふっ?」

    黒棒を投げる雪姫「刀太これ!」

    刀太が出てきた先は上空

    刀太「なっ…パ…パレード?空中!?」

    勇魚が背後に現れ剣を振りかぶる

    反応した刀太は袋に入ったままの黒棒で防御する

    防御された勇魚だったが…「神鳴流奥義!」

    刀太「おっ?それって…」

     

    uq113-1

    そのまま刀太を吹き飛ばす勇魚「桜花乱舞!!」

    吹き飛ばされた刀太は気球のように大きい風船を突き破った後、車や人にぶつかる

    刀太「やべっ、カタギの皆さんに迷惑を!」

    しかしその車や人達は空中にフワフワと浮いている

    刀太「お?」

    すぐさま攻めてくる勇魚「よそ見しててええんか?兄様」

    振り返って構える刀太だったが…

     

    uq113-2

    分身する勇魚

    刀太「!? んげっ」

    刀太は分身した勇魚の猛攻を防ぎきるが、距離をとる為に後ろに跳んで橋の上から海上へ

    刀太「ぐぉっ…何てスピードだ」

    黒棒「とんでもない幼女達だな む…刀太!」

    刀太「ん?あっ」

    後ろを振り向くとそこには帆之香がお札を広げて待ち構えている

    帆之香「チェックメイトや、お兄様」

    黒棒「罠だ!」

    刀太「誘い込まれた!」

     

    uq113-3

    海の中から水龍を出す帆之香「飛瀑水龍陣!!」

    刀太「何あれ!?水の龍?魔法スゲェ!」

    黒棒「避けろ!虚空瞬動!空中ダッシュだ!」

    じたばたする刀太「そりゃまだ練習中だよっ」

    黒棒「なんたる怠惰!」

    水に飲み込まれる刀太「ぐあーっ!!」

    黒棒「強力な超水圧攻撃だ!いくら君と言えどもマズいぞ!」

    刀太「わかってるよ!50万倍!」

    黒棒「ダメだ!強力な水霊の檻だ、物理では破れない!破れるとすれば君の… “火星の白” だ!」

    刀太「!」

    しかしその時、指をパチンと鳴らす帆之香

    水が球体になり捕えられる刀太「ぐっ…」

    黒棒「完全に捕まったな…早く例のフープを展開するんだ」

    帆之香「へへへ、捕まえた お兄様はあの塔の上に行きたかったんやろ?ウチらが連れてったげるえ この…

     

    uq113-4

    このウチらのおウチ兼自家用高速巡航宇宙艇でな!」

    刀太「お…おおお♡」

    黒棒「宇宙艇?こんな地上まで降りてこれるのか?」

    帆之香「目的の話やったな 目的はお兄様にウチらと一緒に来てもらうことやほんで…フェイトはんの側についてもらう」

    刀太「!?」

    札を持って近づいてくる帆之香「ほな、悪いけど封じさせてもらうなー」

    刀太「フェイト…だと…?」

    渦巻き始める刀太の足元

    勇魚「!?」

    刀太「この力はあんまり女にゃ使いたくないんだが…」

    帆之香「ふぇ?」

    刀太「(この際、仕方がねえ!!)ふんっ」

    水の中で帆之香の方へ拳を突き出す刀太

    その衝撃波は帆之香を貫いていき…帆之香の服が破れ散っていく

    帆之香「!? ふえぇえええっ」

    勇魚「お嬢様!!ハダカに…なななんて破廉恥な技を…」

    刀太「あ、いやそういうつもりは無くてその…」

    黒棒「見事だ刀太!」

    勇魚「おのれ兄様!」

     

    uq113-5

    勇魚の剣を受け流して腹にやさしく打つ刀太

    勇魚の服も散っていく

    刀太「あ」

    帆之香「ウ…ウチの装甲魔法制服を簡単に…」

    勇魚「な…ななな」

    帆之香「エッ…エェ、エッチ!」

    勇魚「兄様がこんなエッチな人だったなんて!」

    刀太「い、いやだって女の子を傷つけらんないだろ」

    黒棒「謙遜するな刀太、今の脱がせの妙技はまさにかつての…」

     

    uq113-6

    宇宙艇から出てきて勇魚に布を被せるフェイト「そこまでだ勇魚」

    刀太「!?」

    フェイト「帆之香、連れて来いと命じてはいないはずだけど?」

    帆之香「あうぅ…で、でも…」

    帆之香にも布を被せる

    フェイト「その辺で勘弁してやってくれないかな、近衛刀太君 あれから随分と成長したようだね」

    刀太「出やがったなてめぇ…フェイト!!

    は!雪姫と共闘してたように見えてやっぱこういうことか!?

    上等だ!やったろうじゃねぇか 今決着つけるかてめぇこら若白髪」

    フェイト「ふ…」

    帆之香「ちゃうねん!お兄様!」

    刀太「!」

    帆之香「ちゃうんや兄様…フェイトはんはお祖父様を助けようとしとるんや!

    雪姫はんの側にいてもお祖父様は助けれへんねや…!」

    刀太「は?」

    フェイト「…」

    帆之香「雪姫はんはお祖父様を◯すつもりなんや だから…だから兄様もこっちに…」

    勇魚「…」

    刀太「何…?(じいさんを◯す…!?)」

    次回、UQHOLDER! ユーキューホルダー 114 へ!!

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    【ネタバレ】UQHOLDER! ユーキューホルダー 112 感想【注意】

    Stage. 112 麻帆良学園3ーAの生徒達

     

    都に出てきた刀太達

    雪姫に呼ばれてついていく刀太「どこに行くんだよ」

    雪姫「まあついて来い」

    刀太「おおー、こらまた大盛り上がりだな」

    雪姫「学園祭の中心だからな こっちだ」

    学校に入っていく雪姫と刀太

    刀太「ああこないだ潜入した学校か、ここ」

    どんどん進んでいく2人

    刀太「ここは人いねぇのな」

    雪姫「ああ」

    教室の前に到着した2人

    雪姫「私が学生をやっていた頃、この教室でお前の祖父に教わっていた 子供先生と呼ばれていたよ」

    刀太「何だそれ子供先生って…」

    教室の扉を開けるとそこには…

    龍宮と雪広あやか、茶々丸に相坂さよ

    あやか「まあ…!お久しぶりね、エヴァンジェリンさん いいえ、今は雪姫と名乗っているんでしたっけ?」

    雪姫「ああ、元気そうだな委員長 さよに茶々丸も」

    茶々丸「お久しぶりですマスター」

    さよ「ここここんにちはー」

    あやか「そちらが近衛刀太さんね、曾孫のみぞれがお世話になっております 雪広あやかと申しますわ」

    刀太「え、雪広ってみぞれの曾お祖母ちゃんの…雪広コンツェルンの総帥っていう…?」

     

    uq112-2

    あやか「こちらが茶々丸、こちらが相坂さよさん」

    刀太「あ…ど、どーも近衛刀太です」

    ペコリ…と頭を下げるさよ

    刀太「ど、どうも(足が透けてる…三太と同じ?)」

    茶々丸「絡繰茶々丸です 刀太様のお祖父様の秘書を長年務めさせて頂いた者です、この学園を卒業するまでお祖父様は私達の先生でした」

    刀太「え…私達の先生って…えーと」

    雪姫「今日来るのは全てお前の祖父の教え子だ」

    刀太の顔に優しく触れるあやか「あらあら、ネギ先生とは全然似てないわねぇ 髪も肌も…

    やんちゃそうで屈託なしの何もかも正反対 でも負けん気の強そうな瞳だけはそっくり…フフ」

    刀太「あ…いやその…俺は何かその…祖父さんの本物の孫ってわけじゃないらしくて…」

    伏し目がちにそう言う刀太

    あやか「あら、クローンだということを気にしているの?」

    刀太「えっ」

    あやか「そんなこと関係ないわ」

    茶々丸「そうです!」

    刀太「え…」

    茶々丸「ネギ先生はそんなことを気にする方ではありません この場にいればきっとあなたを本当のお孫さんだと力強く断言して喜ばれるはずです」

    刀太「そ…そっスか?いや…なんかその…祖父さんはみんなに信頼されてたっつーか…好かれてたんスね」

    あやか「それはもちろん!ネギ先生の孫と言うなら私達みんなの孫みたいなものですわ!」

    そう言って刀太をぎゅうううっ♡と抱きしめるあやか

    刀太「わぷっ!?」

    さよ「ああっ、委員長ズルい!」

    茶々丸「大奥様、お年を考えて下さい その役目は私が」

    刀太「ぷはっ、ちょっと」

    あやか「あらごめんなさい こんなお婆ちゃんが失礼しちゃいましたわね」

    刀太「いやそーゆーんじゃないスけど」

    茶々丸「では私が」

    刀太「うぷっ」

    さよ「ああ、茶々丸さんズルいっ」

    雪姫「やれやれ変わらんな、お前達は なんだかんだ安心してしまうよ それより龍宮、今日の本題を」

    龍宮「ああ、そうだな みんな聞いてくれ、昨夜ネギ・スプリングフィールドが目撃された」

    一同「!」

    刀太「祖父さんが…?」

    あやか「ふむ、聞かせて頂こうかしら」

    映像を出して説明する龍宮「知らせがあったのはつい数時間前 塔の上、東アジア軌道ステーションで監視カメラに捉えられた

     

    uq112-3

    それがこの画像だ」

    雪姫「…ッ」

    雪姫の表情を横目で見る刀太「…祖父さん(つい数時間前に…祖父さんがあの塔の上に)」

    挙手するさよ「はいはーい♪ 軌道ステーションは逃げる場所とかないですよね 誰かがお話に行くか捕まえるかできないんですかー?」

    龍宮「カメラが奴を捉えたのはステーションの外壁面だ この画像の数秒後に奴は宇宙に消えた」

    さよ「ひぇ、宇宙ー…?」

    刀太「…何か…随分…苦しそうな顔してるように見えるな」

    茶々丸「!」

    龍宮「…」

    あやか「…」

    さよ「?」

    刀太「あ?…ん?どうかしたか?祖父さんの表情になんか?」

    雪姫「いや…それはだな…」

     

    uq112-4

    その時、教室に入ってくるザジ「それは “共鳴り” と呼ばれる能力のせいです、近衛刀太」

    刀太「おうっ?また新しい女の人が!?ピ…ピエロ?」

    雪姫「ザジ!?」

    さよ「ザジしゃんッ!?」

    あやか「まあ!懐かしい」

    ザジ「お久しぶりです皆さん はじめまして刀太君、ザジ・レニーデイです」

    刀太「あ…ど、どうも 近衛刀太ッス…えと今のあの…とも…とも…?」

    ザジ「 “共鳴り” です あなたの祖父を今も苦しめる超常の力 ”始まりの魔法使い” の固有能力」

    刀太「! 始まりの魔法使い…?」

    ザジ「我等が宿敵 “始まりの魔法使い” は不じ身ではありませんが…不滅です その方式は報復型精神憑依

    自らを◯害した者の精神を強制的に乗っ取る そうやって彼女は遥かな昔より存在し続けてきました

     

    uq112-5

    90年前、君の曾祖父が前任者を倒し乗っ取られる 更にまた20年前、君の祖父が曾祖父を倒し乗っ取られる」

    刀太「な…ちょ…」

    ザジ「憑依された者はすぐに全てを乗っ取られる訳ではない ただし憑依と同時に始まりの魔法使いの固有能力に覚醒する それが “共鳴り” です」

    刀太「ま、待ってくれ てことは祖父さんが世界を救った代償に今もとらわれてるってのは…脳みそ乗っ取られてるってことか?ラスボスに?」

    雪姫「のうみ… …そうだ」

    ダーナの言葉 “火星の白…雪姫の仇敵を倒せるこの世で唯一つの力…” を思い出す刀太

    刀太「そういうことか…

    (ってことはつまり俺が俺の中の “火星の白” ってのを使いこなせれば

    祖父さんの頭の中のラスボスをボコれる…何だ、簡単な話じゃねえか…!

    俺が…俺だけが!祖父さんを救える!!)

     

    uq112-1

    雪姫、安心しろよ あんたの愛する男は俺が必ず取り戻してやるぜ!」

    少し頬を染める雪姫「な…」

    ザジ「ふむ」

    刀太「っと、いや話の腰折って悪ぃザジさん えーとそのなんだっけ、ともなり?」

     

    uq112-6

    その時、刀太の背後に魔法陣から近衛帆乃香と勇魚が出てくる

    刀太に足払いをする勇魚

    刀太「へ?」

    札を刀太に当てる帆乃香

    刀太「お?」

    帆乃香「破魔颶風撃!!たぁー!!」

    窓を割って外に吹き飛ばされる刀太「ぬあぁあーッ?」

    雪姫「お前ら…」

    着地する刀太「な…何だ今の子達…げっ…」

    追撃してくる2人

    刀太「ずわーッ」

     

    uq112-7

    帆乃香「ここで会ったが百年目!覚悟してもらうえ、お兄様!」

    刀太「お…お兄様?」

    次回、UQHOLDER! ユーキューホルダー 113 へ!!

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    【ネタバレ】UQHOLDER! ユーキューホルダー 111 感想【注意】

    Stage. 111 まほら武道会会場入り

     

    都へ出てきた刀太達、そこは大勢の人達で盛り上がっている

    空を見上げる忍「わあっ、見てください新型!」

    刀太「おおっ、次期主力機って奴か!おおーっ」

    忍「すごい!あの速度であの機動!」

    刀太「いつか乗せてもらいてーなぁ いやーしかし何だなコレ!思った以上に都中盛り上がってるなあ!

    つかまほら武道会ってこんなに有名だったのかぁ」

    忍「い、意外でしたねセンパイ」

    みぞれ「何言ってるんですの?オリンピックですわ!オリンピック!新五輪のせいに決まってるでしょう?」

    刀太「あれ?けど今回のオリンピックの開催地はジャカルタだろ?」

    みぞれ「何ですの刀太様?塔もオリンピックも好きだって言ってたのに何も知らないんですのね

    ニューシドニーと新東京の塔はステーションがジャカルタと一緒でしょう?どちらも副開催地気取りで張り合っているということですわ!」

    刀太「じゃ皆が仮装してるのは?」

    みぞれ「麻帆良学園の学園祭と日程が重なったから…伝統ですって!」

    刀太「へぇ?」

    刀太の手を引いていくみぞれ「さぁさぁ刀太様、屋台で買い食いしましょー 私こういうの初めてですわ!」

    刀太「おっとと」

    キリエ「むむむ、相変わらず積極的ね…!私達も行くわよ夏凛ちゃん、九郎丸!」

    九郎丸「そ、そうだね!」

    夏凛「いえ私は…」

    屋台でアイスやハンバーガーを買って食べ歩きする刀太達

    刀太「けどよー、あくまでメイン開催地はジャカルタだろ?それでこんなに盛り上がるもん?」

    みぞれ「それはもちろん!この新東京で開催されるイベントでは魔法が解禁されるからですのよ」

    刀太「魔法が解禁?」

    みぞれ「ここ何回かのオリンピックでは機械化選手が話題になってたでしょう?

    生身による伝統競技も当然根強い人気ですけれど、派手な記録の出る機械化競技もファンが増えてきて人気を二分している状況です」

    刀太「あー、そういや前のナイロビ五輪では機械化選手が凄かったよなあ 俺は録画でしか見てないけど…」

    みぞれ「更にそこにこの10年で現れたのが “魔法” という訳ですの 魔法と機械で強化すれば幅跳びで50mは軽いでしょうね!」

    刀太「へ…50m?もっと行くだろ だって…」

    九郎丸「刀太君、刀太君 刀太君ならどれくらい跳べる?」

    刀太「やった事はないけど150mは超えるんじゃねーかな」

    九郎丸「そうだよね、でもこれまで地球では僕達みたいな存在は裏の世界にいて表からは見えなかったんだ

    それが今回初めて裏の世界の達人たちが参加する訳だから1500mとか行くかもしれないよ」

    刀太「な…なるほど」

    みぞれ「続きをいいかしら?」

    刀太「お、おう」

    みぞれ「ところが!今回のジャカルタ新五輪ではまだ時期尚早として魔法の解禁は認められていないの

    そこでこれ幸いと新東京とニューシドニーでは機械化・魔法使用何でもありの競技イベントをガンガン誘致して…」

    刀太「あ…ああーなるほど!つまりここで開催されるのはほとんど裏の新五輪みたいなもんだってことだな!」

    みぞれ「その通り!下手をすると本家の新五輪を食べてしまうのではとも言われていますわ!

    魔法戦士!!異世界の強者!!そして不し者やゴースト!!サイボーグまで!!

    この大会であなた方レベルの戦いが初めて世に公開されることになるのです 始まってしまえば耳目を集めること間違いなし!」

    わくわくした表情で生唾を飲み込む刀太

    力説を続けるみぞれ「そう…この新東京・天之御柱市のまほら武道会で…

     

    uq111-1

    地球の人々は真の達人たちの最強バトルを目にして腰を抜かすことになるのです!」

    拍手する忍「おおお〜」

    刀太「何だよ思ったよりすげぇ大会になりそうだな、みぞれ」

    みぞれ「まあいきなりホンモノというのもなんですからフィルターをかけることになるでしょうけど…」

    夏凛「ふむ…随分大会に詳しいのですね 私達の実力についても」

    みぞれ「あらそれはもちろん…わが雪広コンツェルンがまほら武道会の出資者、ひいてはこの裏新五輪の開催発案者だからですわ ホホホホホ」

    驚く刀太達

    みぞれ「 “あなた達” についても おばあ様からよぉくお聞かせ頂いてますわ」

    夏凛「(この娘…思ったよりも要注意な人物のようね…)」

    みぞれ「さて…刀太様 それで…あなたはどうなさいますか?

    最強を目指し、世界を救う とまで豪語したあなたは?」

    ニヤッと笑みを浮かべた刀太は…

    飛び出してみぞれの手を掴んで一回転する

    みぞれ「え?ひぇっ…?キャ…」

     

    uq111-2

    そしてみぞれをお姫様抱っこする刀太「そりゃあ当然目指すは優勝!全てに打ち勝ちあの塔を昇る 待ってろよ祖父さん」

    みぞれ「ま…まあ…(やはりこの方こそ私のダーリン…♡)」

    ハッとするキリエ「…って、ちょっとそこ何サラッとお姫様抱っこしてるのよ!?」

    刀太「え?あ…いや何か流れとかノリで」

    キリエ「何で!?」

    刀太「何怒ってんだキリエ?」

    キリエ「えっ…なな何って…」

    笑うみぞれ

    キリエ「ぐっ… ちょっとみぞれアンタ大会の出資者の娘だからって調子に乗ってんじゃないわよ 自分で稼いだ金でもないくせに」

    みぞれ「あらなぜ私が稼いだお金じゃないとお思いになるの」

    キリエ「なんですって!?」

    みぞれ「それともキリエさん、あなたも出資していただける?」

    キリエ「上等じゃない出資してやろーじゃないッ!」

    再び刀太の手を引いていくみぞれ「さあさああちらでゆっくりお茶でもしてお話しましょう刀太様」

    刀太「お、おう?」

    キリエ「あっ、コラ待ちなさい なに独り占めしようとしてんのよ」

    みぞれ「あら、大会を盛り上げて頂けそうな有望な選手と打ち合わせをしようと思っただけですけど?

    失礼ですけどキリエさん、以前から妙に刀太様に執着なさってますけどもしや…お好きなので?」

     

    uq111-3

    キリエ「は?なんっなな べっ、別に…好きじゃないわよ」

    みぞれ「フフン」

    忍「あっ」

    みぞれ「さあ行きましょう刀太様!」

    忍「ま、待ってみぞれちゃんダメだよ みんなで一緒に回ろうって言ってたでしょ

    そ、それに私この後 センパイには一緒にレースコースの下見を付き合ってもらう約束してるから…」

    九郎丸「そうだよ その後アフロさんとの待ち合わせもある」

    三太「まだまほら武道会の本戦出場権を手に入れてないんだぜ?」

    みぞれ「はあ?まだ出場決まってなかったんですの?」

    刀太「仕方ねぇだろ、今朝までみっちり仕事だったんだから」

    みぞれ「出場権くらい私がコネでなんとかしてあげますわ!」

    刀太「えぇ?」

    刀太を引っぱり合うみぞれと3人

    キリエ「そんなの即バレて炎上するに決まってんでしょ!」

    忍「みんなで回るんですーっ」

    一空「いやあなんだかモテモテだね、モテ期だね刀太君」

    夏凛「むむむ…」

    そこにやってきた雪姫「刀太!」

    刀太「へっ…」

     

    uq111-4

    雪姫「よかったこんな所にいたか みんなで楽しんでいるところ悪いが」

    刀太「お…雪姫?」

    雪姫「すまん…来てくれ」

    刀太「おう、いいぜ」

    キリエ「え」

    みぞれ「あ」

    忍「おー…」

    キリエ「雪姫が相手だとホイホイ素直についてくのねーあいつ…」

    みぞれ「むむぅ〜… あの2人は一体どうなってるんですの?求婚してフラれて決着が着いたのでは?」

    九郎丸「…」

    キリエ「わ、私が知るわけないでしょ?」

    みんなでワイワイしているその背後の建物の上に立ってこちらを見ている2人の女の子

     

    uq111-5

    帆乃香「見つけた」

    勇魚「…」

    次回、UQHOLDER! ユーキューホルダー 112 へ!!

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    【ネタバレ】UQHOLDER! ユーキューホルダー 110 感想【注意】

    Stage. 110 雪姫の告白

     

    お風呂に入って頬を赤らめているキリエと夏凛

    キリエ「…う〜ん…」

    夏凛「…くっ… やはり…」

    キリエ「んー…?」

    夏凛「やはりこれは…」

    キリエ「ふむむむん?」

    夏凛「やはり近衛刀太!あの男は許せません!」

    キリエ「へぅえぇえッ!?とっ、とーたが何かしたの夏凛ちゃんに!?

    でででもまあ多分悪気があったわけじゃないと思うのよね だからスルーしてあげてってゆーかその…」

    夏凛「ん…?」

    キリエ「あ…」

    夏凛「やっぱりあなた何か変ではない?」

    目をそらすキリエ「いっ…いえー別に?」

     

    uq110-1

    詰め寄る夏凛「何かされたのね?割と冗談でくっつけばいいとか言っていましたが、やはりあの男はダメよ 口だけなのよキリエ、騙されてはダメ」

    キリエ「だだだだから何もないってばッッッ!」

    その時、みぞれと刀太の声がする

    みぞれ「ほらこっちこっち!休憩短いんでしょ?」

    刀太「いやだから待てってみぞれ!」

    みぞれ「ロリっ子がスク水で背中流したげるって言ってんのよ、こんな役得ないでしょ?」

    刀太「どこで覚えてくるんだそーゆーの」

    2人の声は近づいてくる

    キリエと夏凛「ん?」

    風呂場に入ってくる2人

    手を引っぱっているみぞれ「ほらほらッ」

    刀太「いやいや、つかお前力強いな!?」

    夏凛「なっ…」

    キリエ「ととととーた!?」

    みぞれ「とぇーい、雪広流脱がし術ッ!!」

    服を脱がされる刀太「ぬわーッ!?」

    そして刀太をお風呂に投げるみぞれ「ぜあっ」

    刀太「ギャー」

    投げ込まれた先はもちろんキリエと夏凛のいる所

    キリエと夏凛「キャアァッ!?」

    2人の間で目を回している刀太

    キリエも目を回している「はふぇえ…?」

    夏凛「うぅ〜ん…なっ」

    ムニッ…という触られた感覚で目を覚ますキリエ「ふぇ?…ッ」

    刀太も目を覚ます「んんん?」

    キリエ「んなななな!?」

    もう片方の左手では夏凛の胸を触っている刀太「んんー?何だこれやらけー水風船…?」

    夏凛「あなたという人はやはり…許せませーんッッ!」

    キリエ「なむなな何やってんのよこのむのーッ!通報してやる!つーほーッ!」

    2人にボコボコに攻められる刀太「わー理不尽ーッ!?」

    みぞれ「先客がいたとは…この私としたことが失敗ね」

     

    太陽系オリンピックがいよいよ来週からのせいかお客さんで賑わっている仙境館

    刀太「っていやーまいったぜほんとに」

    サブ「はははは 何だかんだ打ち解けてますね兄貴」

    善鬼「つか兄貴モテてんじゃないスかねー」

    刀太「いやいや冗談、常人なら◯んでるから あの女絶対ヤバイって」

    善鬼「そースかー?夏凛の姐さんのお仕置きならいーかなー俺」

    そこにやってくるバサゴ「刀太様お忙しいようですね」

    刀太「おうバサゴ、まあもうすぐ新五輪とまほら武道会始まるからな」

    バサゴ「それは丁度良かった 刀太様にはこちらのゴミ捨てをお願いしたく存じます」

    刀太「多いな!」

    バサゴ「人手不足です、1人でお願いしますよ」

    刀太「なーんか目の敵にされてんだよなー」

    サブ「雪姫様に贔屓されてるように見えるからでしょ兄貴が」

     

    大量のゴミ捨てを終える刀太「…っと終わりー これあとで魔法で燃やしたりすんのかな さーてと仕事に戻らねーと…ん…?」

     

    uq110-3

    桟橋の先端に小さい姿で立っている雪姫「刀太ではないか、どうした?」

    少し頬が赤く染まる刀太「む…」

    雪姫「どうした、こっちに来んか」

    刀太「いや仕事中…」

    雪姫「いいから」

    刀太「なっな…何でそんな格好してんだよ雪姫」

    雪姫「んん?この姿か?気分だ 別に正体が秘密という訳ではない、構わんだろ?」

    刀太「いやそうじゃなくて…」

    雪姫「うん?じゃあ何だ?」

    刀太「いや…その…いいよ…もう」

    雪姫「…座れ」

    刀太「へ?何で?」

    雪姫「まあ座れ」

    言われるまま隣に座る刀太「…?」

    雪姫「…義理ではない」

    刀太「は?義理?何の話だよ」

    雪姫「おま…何の話って… 随分気にしてたろ、自分を育ててたのは祖父さんへの義理なのかって」

    刀太「…あ、ああ?ああ〜あー!いや何かそのことは吹っ切れたっつか忘れてた」

    雪姫「呆れた奴だ …お前の祖父への義理でお前の面倒を見た訳ではない、それだけで2年も一緒に暮らさぬわ これでも割と情の移りやすい方でな」

    少し嬉しそうな表情の刀太「そ…そっか…」

    雪姫「お前をここから外出禁止にしたのも同じだ」

    刀太「え?」

    雪姫「そもそもお前の身体には色々あって狙う奴も多い!」

    刀太「あ…はあ」

    雪姫「それが外出禁止の主な理由な訳だ…訳だが…そのまあ…何だ」

    刀太「な…何だよ」

    雪姫「要するにお前のことが心配だった」

    刀太「え…」

    雪姫「つまりまあ過保護だったな 子供扱いだった、すまぬ」

    大きく一息吸う雪姫「外出を許可する、まほら武道会に出ていい ただし自分の身は自分で守れ、それが条件だ」

    刀太「お…おう!」

    少し時間が流れる…

    刀太「…なあ」

    雪姫「ん?何だ?」

    刀太「雪姫は…さ 今も祖父さんやひい祖父さんのことを好きなのか?」

    雪姫「んん?何だ?気になるのか?私に求婚してフラれた身としては?ん?女々しいな ん?」

    刀太「うっ、うるせぇな!…ただ俺はあんたが幸せだったのかなって…」

    立ち上がる雪姫「目を閉じろ」

    刀太「えっ…何で?いや…お、おい雪姫?」

    目を閉じた刀太の顔を両手ではさむ雪姫

    刀太「(あれ…これって…)」

    雪姫「口を閉じろ」

    刀太「い、いや雪姫 ち、ちょっと待…」

     

    uq110-4

    刀太の口を横に広げる雪姫

    刀太「!?」

    雪姫「んん?どうした、ちゅーでもされると思ったか」

    刀太「してねーよ!してねーし!あんたなー、一体何がした…」

    顔を近づけて言う雪姫「刀太、聞け 私は…」

     

    uq110-5

    「今もネギ・スプリングフィールドを愛している」

    刀太「…!」

    雪姫「だが、今も奴は囚われている 世界を救った代償に 私の仇敵の手によって」

     

    uq110-6

    刀太「あ…(あれか…)」

    雪姫「その全てにケリがつくまではどこにも進めない お前のことも」

    目を見開く刀太「…」

     

    uq110-07

    次の瞬間、刀太に口づけする雪姫

    雪姫「すまない 刀太」

    刀太「なっ…ん ななな、いいいいやべっべべ別に 謝んなよ、べべ別に気にしてねーし俺っ」

    雪姫「そうか?まあお前もフラれた側だ 私のことは気にせず好きに女をつくってよろしくやっていいんだからな」

    刀太「いや何言ってんの?」

    雪姫「おや違うのか 順調に女を落としていっているように見えたが…まるで往年の祖父のように」

    刀太「は??」

    雪姫「な…何だお前、まるで気付いてないのか?やれやれこれこそち筋だな…」

    刀太「全っ然意味わかんねーよ!説明しろよ!」

    雪姫「やれやれだ…」

    次回、UQHOLDER! ユーキューホルダー 111 へ!!

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    【ネタバレ】UQHOLDER! ユーキューホルダー 109 感想【注意】

    Stage. 109 素直は危険

     

    雪姫の部屋に置いてあったチョコ(自白薬)を食べてしまった刀太と夏凛

    暴走を見せる刀太は雪姫に捕らえられ…

    夏凛と共に牢獄魔法空間に隔離される

    刀太「素直になって何でも喋っちゃう薬ねぇー つまり薬が抜けるまでの6時間、ここでつまみ食いを反省しろってことだろ

    俺的には夏凛先輩と話したかったし丁度いいぜ」

    夏凛「…ッ (よりにもよってこの男と6時間も閉じ込められる事になるとは 私も今はまだ大丈夫だが…雪姫様の魔法薬の効果は絶対…!

    いずれ何もかも話さずにはいられなくなるはず そ…そんな事になれば…)」

     

    〜想像〜

    夏凛「近衛刀太、実は…最近アナタのことが気になっているの…」

    刀太「え?」

     

    uq109-1

    夏凛「とゆーかアナタが好き」

    刀太「へ」

     

    夏凛「(などという屈辱的な事態に!?いやっ、そんな事は起こり得ない!なぜなら私はこの男が嫌いだからだ!)」

    想像して1人で赤面する夏凛

    刀太「?」

    考え込む夏凛「(いやしかし、私自身気付かないうちに心の底ではこの男に好意を抱いているとしたら?

    雪姫様の薬は強力無比!本人も気付かない本音すら吐き出させてしまうとしたら…!

    まあ悪い人間ではないのは承知している むしろ行動だけ追えば比較的好ましい…)」

    刀太「…パイ…先輩」

    夏凛「いや!好きじゃないから!」

    刀太「は?な…何の話スか?」

    夏凛「あ… な、何でもないわ!何!?」

    刀太「いや話の続き、俺が先輩を好きって話」

    夏凛「え…

    (ふん…くだらない、大丈夫…大丈夫だ やはりこの男は嫌いだ、好意に値しない!)

    私などのどこが!?」

    刀太「そりゃ美人だしキリッと凛々しいのもいいし」

    夏凛「ぬ」

    刀太「戦いじゃあ頼りになるし背中を預けられるって感じだし」

    夏凛「ぐ」

    刀太「たまに抜けてるのも可愛いと思うし」

    夏凛「う…」

     

    uq109-2

    刀太「あと先輩って子供好きだろ、普段笑わねーのにスラムで笑ってた あれって先輩の素だろ?」

    夏凛「な…」

    刀太「あれ見てから好き」

    夏凛「ぐ… おま…えは…」

    刀太「あーあと…おっぱいがでかい」

    バケツを投げつける夏凛「素直すぎるわ!」

    刀太「へぶっ」

    口を押さえる夏凛「くっ (危なかった!今のは危なかった!)」

    逃げ出す夏凛

    刀太「あ、先輩」

    夏凛「(くっ…いくらこんな男とは言え本音とわかって出てくる言葉が全て好意と肯定では嫌悪し続けるのは難しい

    だが…こんな男に少しでも好意があるなどとバレるのは私の誇りが許さない!話し続けるのは危険だ

    6時間、この閉鎖空間を逃げ続ける!それしか…)」

    追いかける刀太「待てよ夏凛先輩!もっと話しようぜ!」

    夏凛「うるさいついてくるな!くぅっ (ならば…)」

    いつものコスチュームになり武器を持つ夏凛「(このアホと時間いっぱい殴り合い続ける!)」

    刀太「うおっ、変身した!?そうか幻想空間だから なら俺も」

    学ランで重力剣を持つ刀太「戦ろうぜ先輩!先輩と戦るのは大好きだぜ!」

    夏凛「何でも好きか!このバカは!」

    刀太「ハハハハ いやーその足運びが好きだなー」

    夏凛「ええい、うるさいっ」

    刀太「おっ、今のフェイント凄い好き」

    夏凛「凄くうざい」

     

    激しい戦いは続いて…3時間40分が経過する

    夏凛「ぐっ、やはり強い…」

    夏凛の一撃をかわして刀太が夏凛の腹に気を打ち込む

    夏凛の服が飛び散り、壁に追いつめる刀太

    夏凛「…!やはりケダモノのようですね またも私を脱がしてどうしようというのです」

    刀太「あ、いや悪ぃ こうしないと止まらないだろ、先輩」

    夏凛「それは…そうですが」

    刀太「な、頼む 一緒にやろうぜ!先輩」

    夏凛「このっ… 私は…あなたのそういう薄っぺらなところが嫌いなの!誰でも彼でも好きだと本心から言えるその能天気さが」

    刀太の胸ぐらを掴む夏凛「世界が素晴らしいだと?それはお前が何も知らないからだ 全ての子供を…世界を救うだと?できるわけがなかろう!

    少し考えれば小学生にでもわかる!なぜ…雪姫様は貴様のような薄っぺらでポッと出の紛い物に…ッ

    くっ… …昔…遥か昔だ 私には雪姫様以上に心酔していた師がいた…偉大な人だった

    …しかし結果として私は彼を裏切った 彼は◯に、私も自ら首をくくった

    だが◯ななかった ◯ねなかった 神を裏切った神罰だ

    不老不しだと?私には神に見放された者達がのたうち回って朽ち果てていく様を この世の終わりまで眺め続けろという… “神の呪い” にしか思えなかった…」

    ここまで語ったところでハッとする夏凛「(私は何を…これも薬の効果か…?) い…今のは忘れろ」

    刀太「へへ、いーややっと本音で喋ってくれたな先輩」

    夏凛「うっ こっ、こら耳元で囁く…な」

    刀太「ハハハ、ポッと出の紛い物かーキツいぜ先輩は けどやっぱ好きだぜ夏凛先輩」

    夏凛「!? なんッ、なな…」

    刀太「俺が先輩を好きなのはきっと、先輩が歩いてきた道が雪姫と同じ道だったからだな 先輩が雪姫を好きなのもそれが理由だろ?」

    夏凛「…ッ」

    夏凛に上着を着せる刀太「なんてな」

    夏凛「えっ…」

    刀太「…けどよ、あきらめるのか?夏凛先輩」

    夏凛「!」

    刀太「雪姫にも無理だったから?小学生にもわかるくらい無理なことだから?あきらめんなよ先輩!」

    夏凛「な…う…」

    刀太「俺達の不じ身は呪いなんかじゃねぇ これが罰のつもりなら、それはその神とかいう野郎の失敗だぜ こいつは大きなアドバンテージだ

    確かに俺は薄っぺらな紛い物だぜ先輩、けど知るか キリエや三太をあんな目にあわせたのが」

    熱が入り、顔を更に近づける刀太

    夏凛「ちょっ、ち…近い」

    刀太「そいつの仕業だってんなら俺は許さねぇ」

    力強く迫ってくる刀太に腰が抜けたかのように尻をつく夏凛

    刀太「俺が俺の永遠をかけて そいつに届き、この手でぶん殴ってやる」

    夏凛「刀…ッ」

     

    uq109-3

    夏凛の手を掴む刀太「先輩に呪いをかけたって野郎をよ、見返してやろうぜ 俺達の永遠で!」

    夏凛「(だ…騙されるな!口だけだ!何の根拠も実績もないただの空手形!

    この男は遠からず現実の壁にぶつかり挫折する!私のように…!雪姫様のように…!

    …ああ…でも…このひたむきさはあの方とも雪姫様とも同じ… くっ、ダッ…ダメだ!

    だが何だこの胸の動悸は?頬の熱さは?これも薬の効果なのか…ッ?

    ダメだダメだ、薬の力とは言えこの男に本心をさらけ出すなど…そ…それだけは…

    ああっ、でもダメ…もう…ッ 本音を言ってしまう…ッ 言っちゃうぅうぅーッ)」

     

    uq109-4

    その時、空間を破って雪姫がやってくる「あー時間だぞ夏凛、刀太」

    刀太「へ…」

    夏凛「ゆゆっゆ雪姫様!?」

    雪姫「と言うか何やっとるんだお前ら」

    夏凛「いっ、いえこれはっ…話すと長い経緯が」

    雪姫「そうそう夏凛、薬の件だがな すまん、お前はどうも食べてなかったようだ 自白剤入りは箱の中の奴だけでな」

    赤面でドキドキして目を回しあわあわする夏凛「ハ…? (えっ…とととと言うことはこの数時間の私のドタバタは全て無意味で…あれ?いやっ…うん?

    薬を食べていなかったということはつまりあの胸の動悸や頬の紅潮は薬とは無関係の…

    いっ、いやまさかそんなハズはない それでは実は私は本心ではこの男のことを…ッということに…バカな!

    そんなハズは…ッ、そんなハ…ズ…)」

    刀太「?」

    夏凛「みっ、認めなぁーッい!」

    刀太「おわー!?何突然切れてんだ先輩、薬かーッ!?」

    夏凛「うるさい◯ねぇーッ」

    刀太「ギャー」

    次回、UQHOLDER! ユーキューホルダー 110 へ!!

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