【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】
銀魂 552話 ネタバレ
『化物と化物の子』
表紙
「子供銀時と松陽」
--------------------------------------
松下村塾で竹刀を片手に稽古中の
子供銀時と松陽
銀時
「うわっ！！」
銀時
「いでで、クソ…まだだ
まだ俺の剣は折れてねェぞ！
もう一本だ！！
松陽オオオオォォ！！」
真剣な眼差しの銀時
笑っている松陽
--------------------------------------
稽古が終わり縁側に座る銀時と松陽
綺麗な満月が出ている
稽古でボロボロの銀時
松陽
「惜しかったですね、銀時」
銀時
「先生、どのへんがですか」
松陽
「その辺です」
銀時
「具体的に」
松陽
「やっぱりあの辺でした」
銀時
「松陽…俺はお前と出会うまで
大人にだって負けたことはなかった
どうやったらお前みたいに
強くなれる？
お前は大人なんて
生易しいいきものじゃねぇ
…巨人だ」
松陽
「それは違うよ銀時
私は…阪神が好きです」
微笑みながら言う松陽
銀時
「先生、人の話聞いて下さい
お前みたいな化物
見たことねぇつってんの
松陽は俺と出会う前には
何をやっていたんだ？
お前は何者なんだ？」
松陽
「…化物も化物の子も同じですよ
化物とは人ならざるもの
人ならざるち塗られた
業の中でしか生まれない」
背景には斬り伏せられた
多くの骸の中に立つ子供銀時
震えながら剣をかまえており
その時に松陽と出会った様子
松陽
「化物の剣では
私（ばけもの）は斬れません
だから銀時、私のマネごとをして
強くなろうとするのはもうやめなさい
私も私の剣を君に
教えるつもりはありません
君は君の剣で、人の剣で
私より強くなってくれなくちゃね
銀時、楽しみにしていますよ
いつか君がー」
--------------------------------------
銀時が少年から白夜叉になり
現在の銀時になっていく描写
虚と対峙している銀時
虚ろの肩に刀を振り下ろす銀時の姿
松陽
「私という化物を
退治しにきてくれるのを」
微笑んでいる虚
目を見開いている銀時
虚が銀時の刀を掴む
銀時の刀がボロボロになる
虚
「残念だ
言ったじゃないか
化物（きみ）の剣は
化物（わたし）には 届かない」
虚が微笑みながら
銀時の頭に刀を振り下ろす
--------------------------------------
次の瞬間、ハッっと目を覚ます銀時
銀時
「…夢か…」
悪夢を見た原因はエリザベスの股下を
覗く形で寝ていたから
銀時
「…」
エリザベスに蹴りを入れる銀時
その勢いで外に追い出されるエリザベス
外には桂と攘夷志士の仲間たち
桂
「エリザベス！！敵襲か！！」
銀時
「敵襲だ、とんでもねぇ凶器が
俺の頭頂部に突き刺さらんばかりだった」
桂
「何だと！？
この地下都市アキバにまで
幕府の魔手が…！！
だが安心しろ！お
前の潜伏生活は我らが護る！！
全方位護りを固めろ！
ねずみ一匹隠れ家に近づけるな！
いいかぁ誰にも銀時がここにいることを
悟られるなよ！！」
桂達が周囲や屋根の上を囲い
何十人と警戒態勢になる
--------------------------------------
桂達を蹴り飛ばす銀時
銀時
「衛星から見ても隠れ家って解るわ！！！
【潜伏】って文字辞書で調べて来い！！
狭い部屋にぞろぞろ汚ねェタマ
並べやがって！！
俺ァてめェらに護衛なんざ
頼んだ覚えはねぇよ！！」
桂
「言われずとも組織のエースを
見ごろしにするワケがなかろう」
銀時
「誰がいつどこのエースになった」
桂
「この期に及んでそれはあるまい
江戸城に乗り込み幕軍相手に
大暴れした末に定々を失脚に追い込み
前将軍茂々に数々にわたる
非礼や嫌がらせを行い
更には新将軍喜々をあろうことか
殴りつけ重傷を負わせ
真選組の謀反に加担し
局長近藤勲を幕府から奪還…
これだけのテロを成功させた者は
攘夷志士にもおらんぞ！！
銀時、貴様は俺や高杉などより
よっぽど過激な最狂のテロリストだ！！
最早後戻りは出来ず！！
その汚れた手は愛する者さえ
抱きしめられない！！
その手に残っているのは
血と鉄の革命だけだ！！」
銀時
「いやほぼ悪役の台詞になってっけど
テロなんざした覚えはなく
ムカつく奴がいたから殴ったら
それがたまたま国だっただけの話だ
大騒ぎになってきたから
それをバラバラにして
土に埋めようとしただけだ
てめぇら犯罪者と一緒にすんな」
桂
「テロリストっていうか
殺人鬼ですが！？
ほとぼりが冷めれば
またかぶき町に戻れるとでも？
残念ながらそれはもう無理だ」
桂の手には銀時の手配書が…
--------------------------------------
銀時
「げっ！！手配書！？
マジかよもう出回ってたのこんなの！？
つーかどんだけバイオレンスな写真
使ってんだよ！！
誰がいつどこで撮ったんだよコレ！！
ヅラかぶった全く別の
バイオレンスじゃねぇのコレ！？」
桂
「ヅラじゃない桂だ」
銀時
「オメーかよォォ！！！」
桂
「この写真は元々があまりに
犯罪者ヅラだったために
甘党アピールなどでファンシーに
撮り直したもの
そしてそれを再配布したわけだ」
ケーキとナイフを持ちペコちゃん風に
撮り直そうとしたが…
左手に持っていたケーキが見切れ
このような極悪な写真になった様子
銀時
「回収しろ！！」
桂
「案ずるな
ちゃんと細工もしておいた」
この顔にピンときたら110番の所が消され
別な番号に書き換えられていた
銀時
「…えーと、この顔にピンときたら
万事屋銀ちゃんアキバ支店…」
--------------------------------------
その時、近くでビラを配っている
新八・神楽達の姿が見える
新八
「この度アキバに進出してきました
【万事屋銀ちゃん】でーす！！」
神楽
「ラブライブの特典回収から
ラブライブの特典転売まで何でもやるアル！
この顔にピンときたら来てネ！！」
銀時
「プチンときた場合は
コレでいいですかァ！！？」
桂を新八達に放り投げる銀時
銀時
「指名手配書再利用して店のビラ配りって
バイオレンスにも程があんだろてめェら！」
新八
「銀さん、こんな時こそ
ポジティブシンキングですよ」
銀時
「てめーらのはポンコツシンキング！」
神楽
「転んでもただでは起きない！
それが万事屋のモットーネ！」
銀時
「金やっから転んでて！
二度と起き上がってこないで！
お願い！」
--------------------------------------
銀時達の声に振り返るオタク達
神楽
「心配しなくてもこの街の連中は
ラブライブにしか興味のない
ラブライバーとは名ばかりの
生きる屍アル
誰も銀ちゃんになんて興味ないネ」
銀時
「オイ、そのへんにしとかねぇと
ラブライバーからも指名手配されっぞ！」
その様子を見ていたオタク達
携帯を取り出し通報の電話をかけだす
オタク達
「あのぉ、もしもし、すみません
手配書に出てる、よく似た男が…」
そのオタク達の横を通りすぎる女性
オタク達の携帯が真っ二つに割れる
オタク達
「んげェェ！！
携帯がァァァァ！！」
オタクの携帯を切ったのは信女
信女
「すみません、ビラ見て来たんですけど
万事屋銀ちゃんアキバ支店さん
依頼お願い出来る」
--------------------------------------
裏路地に入り、銀時達と話す信女
表通りには幕府の人間がうろついている
信女
「どうやらまた移転が必要みたいね
万事屋さん」
銀時
「そりゃこっちの台詞だ
とっくに江戸を出ていると思ったが…
見廻組はどうした？」
信女
「私にはもう彼らを率い
る資格も権利もない
戦地で近藤勲に救われた恩を返すと
真選組（かれら）に同行した者も多い
ああいう男のもとに居たほうが
彼らも幸せよ
私には私のやるべきことがある
佐々木異三郎の同志として
そして松陽の弟子のひとりとして
この国を天導衆（あのおとこ）を
捨ておくわけにはいかない」
銀時
「こんな所に後輩が居たとは
知らなかったよ
だがお前なら、俺達の知らない
吉田松陽を…
あの虚（おとこ）を
知っているんだろう」
信女
「…」
銀時
「教えてくれ、松陽は一体…」
その時、銀時の足元に銃弾が放たれる
銀時
「！？」
銃を撃ったのは…また子
また子
「動くな！！」
新八＆神楽
「！？」
また子
「今井信女…
アンタ、私を裏切ったッスね」
信女に銃を向けるまた子
また子
「なぜここに白夜叉がいる」
【随時、更新】
煽り
「鬼兵隊の【赤い弾丸】現る」
銀魂 553話 ネタバレに続く
--------------------------------------
