【ネタバレ】マギ 285 感想【注意】
商会本部へ
↓
*「ーお取り次ぎできません!」
アリババ「えっ!?」
冒頭はシンドリア商会本社一階受付にて受付嬢にかけあっている様子のアリババのところから
アリババ「俺….シンドバッドさんに会いたいんです!(汗)」
笑顔の受付「はい、シンドバッド会長のスケジュールは8ヶ月先まで商談でいっぱいです!」
アリババ「そこをなんとか…」
受付「申し訳ございません!」
アリババ「だ、大事な話なんです!」
受付「申し訳」
受付「ございません!」
とそのまま笑顔で門前払いされてしまうアリババ
アリババ「参ったぜ…まさか俺がいない3年の間にシンドバッドさんが予約をしねーと会えないほど偉い人になっていたとは….!!」
歩きまわるアリババ「(でも、このまま帰るわけにもいかねーな…しかし…立派な建物だな…)」
キラキラの調度品に触るアリババ「(これとか…売ったら一体いくらになるんだよ…?)」ごくり
「ん….?」
とその時通路の向こうからぞろぞろと歩いてくる集団の先頭にどこかで見かけたような顔が
電話中?のピピリカ「ー何度も言わせないで。新型発表まで時間がないのよ!」
「ーもういい、私も行くから…」
アリババ「(あっあの青い髪と体格は!?)」
その行く手に飛び出すアリババ「すみません、お姉さん!」
ピピリカ「なに!?あなたは!?」
アリババ「俺は、アリババ・サルージャです!お姉さんはイムチャックの人ですよね!もしかしたら、シンドリアであったことが….」
ピピリカ「….?」
としばらく見つめ合う二人
ピピリカ「!」
アリババ「!」
ピピリカ「ウギャーーーーーーッ!!!!」
ガクガクと震えるピピリカ「アリババくん!?君、○んだんじゃなかったの!!?」
アリババ「すみません、生きてます!(怯えられた!)」
そうしてアリババは手を取りピピリカを起こすもどうやらピピリカの方はシンドリアにいたアリババの身の回りの世話をしたことがあるから勿論覚えているのだという
ピピリカ「ーまぁ君は、バルバッドで友人を亡くしたばかりとかで、私の事は覚えてないかもね」
「私はピピリカ。ジャーファル室長の部下なの。」
シンドリア商会 秘書室所属 ピピリカ
アリババ「そうですか、ジャーファルさんの (室長?)」
ピピリカ「はっ そーだわ、ジャーファル室長にも教えてあげないとっ!!」
とまたもすぐにあの貝殻?ををいじりだすピピリカをアリババもあの妙な道具は…?と見つめている
ピピリカ「ーはい、はい….お時間いただけますか!?詳細は会ってから….はい….」
通話を終えるピピリカ「ーお会いになるそうよ!」
取り巻き達「えっ!!?ジャーファル室長が直々にお会いになるだと!?よく許可がおりましね….」
驚くアリババ「えっ!?」
また ピピリカの方も 私は今もジャーファルさんの右腕だからこのくらいのスケジュール調整は造作もないのよ~とエヘンと得意気そうにしている
アリババ「(ジャーファルさんに会うだけで、この騒ぎかよ?一体どーなってやがるんだ….!?)」
やがてピピリカの案内とともにアリババは長い廊下の先のややものものしい雰囲気の扉の部屋へと
緊張のアリババ「(ドキドキ)….!?」
「ーアリババ….くん?」
シンドリア商会 会長室室長・ジャーファル
広く大勢の人間でがやついている部屋の中には確かにジャーファルの姿が
近づいていくアリババ「ジャーファルさん!!」
「(うわあ、久しぶりだなぁ!!ジャーファルさんは3年経っても全然変わってねーや!)」
「(なんか、シンドリアにいた頃を思い出すなぁ….)」
背景にはかつてシンドリアにいた頃の肥えた自分とよく接してくれたにこやかなジャーファルの姿
涙ぐむアリババ「あれっ?なんか…なつかしすぎて涙が….」
ジャーファル「アリババくん….」プルプル
アリババ「ジャーファルさん….!!」
腕を広げたジャーファルに歩み寄っていくアリババ
ジャーファル「ウギャーーーーース!!」
が ジャーファルが驚き転げたおかげでアリババのハグはすかされてしまう
「ーアリババくん!!?君、○んだんじゃなかったの!!?」ガクガク
アリババ「生きてます(汗) (やっぱり怯えられた)」
と そうしたとりのあと三人はどこかの部屋でゆっくり話すことに
まずは自分の体はユナンが魔法で保護していたのだと話すアリババだったが
やはりジャーファル達はみなアリババは命を落としたと聞かされていたらしくまた信じれられないといった様子
視線を落として語るジャーファル「ーシャルルカンやヤムライハなど気落ちしてしまってね。あれは見ていられなかったな…」
「会ってやったら喜ぶんだろうな… まぁ今は、誰も彼もが気軽に会える身分ではなくなってしまいましたがね…」
ニカッと笑うアリババ「… でも、ジャーファルさんは全然変わってなくて驚きましたよ!!」ニカッ
ジャーファル「」
「………」
「…ありがとう!」ニコッ
アリババ「(あれ…変なこと言ったかな….)」
そしてジャーファルは先ほど一階でアリババがもめていた事を耳にした様子で、なら自分がはなしをつけましょうという
ジャーファル「ー会長も、君になら一目会いたいとお考えになるはずだ」
その手には更に最新式?のあの道具が
ピピリカ「えッ!!?そんなことできるはずが…!」
アリババ「?」
の横では既にジャーファルがシンドバッドとの話を終えた様子
ジャーファル「ー特別に30分だけ都合をつけるそうです」
驚愕の表情のピピリカ「ええっ!!??あの忙しい会長のスケジュールを30分も空けさせた!!??」
アリババ「えっ!?」ビクッ
エヘンと得意そうなジャーファル「私は今もシンの右腕、このぐらいのスケジュール調整は造作もありませんよ」
ピピリカ「アリババくんすごいじゃない!!あなたは今から、この世界の最も偉大な革新者に会うのよ…!!」
アリババ「!!ー」
「(ーいよいよか….!)」
そうしてながいながいエレベーターで上がった先 のまたややものものしいような扉の奥の部屋にて
アリババはシンドバッドの背中を視界にとらえる
アリババ「お久しぶりです、シンドバッドさん!」
シンドバッド「アリ…ババくん….!?」
驚きをにじませるような様子のシンドバッドと表情にちからがこもっている様子のアリババ
「ウワァーッ!!!??」
「きっ君、○んだんじゃなかったのか!!?」
アリババ「生きてます すみません」
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