痛い話 ブログ

いろんな話題を勝手に収集しまくるブログ。おもしろい、たのしい、痛い、めずらしい、注目されている、されていないを関係なくまとめてます。

    MAGI マギ

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    【ネタバレ】マギ 285 感想【注意】

    商会本部へ

    *「ーお取り次ぎできません!」

    アリババ「えっ!?」

    冒頭はシンドリア商会本社一階受付にて受付嬢にかけあっている様子のアリババのところから

    アリババ「俺….シンドバッドさんに会いたいんです!(汗)」

    笑顔の受付「はい、シンドバッド会長のスケジュールは8ヶ月先まで商談でいっぱいです!」

    アリババ「そこをなんとか…」

    受付「申し訳ございません!」

    アリババ「だ、大事な話なんです!」

     

    受付「申し訳」

    受付「ございません!」

     

    とそのまま笑顔で門前払いされてしまうアリババ

    アリババ「参ったぜ…まさか俺がいない3年の間にシンドバッドさんが予約をしねーと会えないほど偉い人になっていたとは….!!」

     

    歩きまわるアリババ「(でも、このまま帰るわけにもいかねーな…しかし…立派な建物だな…)」

    キラキラの調度品に触るアリババ「(これとか…売ったら一体いくらになるんだよ…?)」ごくり

     

    「ん….?」

    とその時通路の向こうからぞろぞろと歩いてくる集団の先頭にどこかで見かけたような顔が

     

    電話中?のピピリカ「ー何度も言わせないで。新型発表まで時間がないのよ!」

    「ーもういい、私も行くから…」

    アリババ「(あっあの青い髪と体格は!?)」

     

    その行く手に飛び出すアリババ「すみません、お姉さん!」

    ピピリカ「なに!?あなたは!?」

    アリババ「俺は、アリババ・サルージャです!お姉さんはイムチャックの人ですよね!もしかしたら、シンドリアであったことが….」

    ピピリカ「….?」

     

    としばらく見つめ合う二人

    ピピリカ「!」

    アリババ「!」

     

    ピピリカ「ウギャーーーーーーッ!!!!」

     

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    ガクガクと震えるピピリカ「アリババくん!?君、○んだんじゃなかったの!!?」

    アリババ「すみません、生きてます!(怯えられた!)」

     

    そうしてアリババは手を取りピピリカを起こすもどうやらピピリカの方はシンドリアにいたアリババの身の回りの世話をしたことがあるから勿論覚えているのだという

    ピピリカ「ーまぁ君は、バルバッドで友人を亡くしたばかりとかで、私の事は覚えてないかもね」

    「私はピピリカ。ジャーファル室長の部下なの。」

     

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    シンドリア商会 秘書室所属 ピピリカ

     

    アリババ「そうですか、ジャーファルさんの (室長?)」

    ピピリカ「はっ そーだわ、ジャーファル室長にも教えてあげないとっ!!」

    とまたもすぐにあの貝殻?ををいじりだすピピリカをアリババもあの妙な道具は…?と見つめている

     

    ピピリカ「ーはい、はい….お時間いただけますか!?詳細は会ってから….はい….」

    通話を終えるピピリカ「ーお会いになるそうよ!」

    取り巻き達「えっ!!?ジャーファル室長が直々にお会いになるだと!?よく許可がおりましね….」

    驚くアリババ「えっ!?」

    また ピピリカの方も 私は今もジャーファルさんの右腕だからこのくらいのスケジュール調整は造作もないのよ~とエヘンと得意気そうにしている

     

    アリババ「(ジャーファルさんに会うだけで、この騒ぎかよ?一体どーなってやがるんだ….!?)」

     

    やがてピピリカの案内とともにアリババは長い廊下の先のややものものしい雰囲気の扉の部屋へと

    緊張のアリババ「(ドキドキ)….!?」

     

    「ーアリババ….くん?」

     

     

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    シンドリア商会 会長室室長・ジャーファル

     

    広く大勢の人間でがやついている部屋の中には確かにジャーファルの姿が

    近づいていくアリババ「ジャーファルさん!!」

    「(うわあ、久しぶりだなぁ!!ジャーファルさんは3年経っても全然変わってねーや!)」

    「(なんか、シンドリアにいた頃を思い出すなぁ….)」

    背景にはかつてシンドリアにいた頃の肥えた自分とよく接してくれたにこやかなジャーファルの姿

    涙ぐむアリババ「あれっ?なんか…なつかしすぎて涙が….」

     

    ジャーファル「アリババくん….」プルプル

    アリババ「ジャーファルさん….!!」

    腕を広げたジャーファルに歩み寄っていくアリババ

     

    ジャーファル「ウギャーーーーース!!」

    が ジャーファルが驚き転げたおかげでアリババのハグはすかされてしまう

     

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    「ーアリババくん!!?君、○んだんじゃなかったの!!?」ガクガク

    アリババ「生きてます(汗) (やっぱり怯えられた)」

     

     

    と そうしたとりのあと三人はどこかの部屋でゆっくり話すことに

    まずは自分の体はユナンが魔法で保護していたのだと話すアリババだったが

    やはりジャーファル達はみなアリババは命を落としたと聞かされていたらしくまた信じれられないといった様子

    視線を落として語るジャーファル「ーシャルルカンやヤムライハなど気落ちしてしまってね。あれは見ていられなかったな…」

    「会ってやったら喜ぶんだろうな… まぁ今は、誰も彼もが気軽に会える身分ではなくなってしまいましたがね…」

     

    ニカッと笑うアリババ「… でも、ジャーファルさんは全然変わってなくて驚きましたよ!!」ニカッ

     

    ジャーファル「」

    「………」

    「…ありがとう!」ニコッ

     

    アリババ「(あれ…変なこと言ったかな….)」

     

    そしてジャーファルは先ほど一階でアリババがもめていた事を耳にした様子で、なら自分がはなしをつけましょうという

    ジャーファル「ー会長も、君になら一目会いたいとお考えになるはずだ」

    その手には更に最新式?のあの道具が

     

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    ピピリカ「えッ!!?そんなことできるはずが…!」

    アリババ「?」

    の横では既にジャーファルがシンドバッドとの話を終えた様子

    ジャーファル「ー特別に30分だけ都合をつけるそうです」

     

    驚愕の表情のピピリカ「ええっ!!??あの忙しい会長のスケジュールを30分も空けさせた!!??」

    アリババ「えっ!?」ビクッ

    エヘンと得意そうなジャーファル「私は今もシンの右腕、このぐらいのスケジュール調整は造作もありませんよ」

     

    ピピリカ「アリババくんすごいじゃない!!あなたは今から、この世界の最も偉大な革新者に会うのよ…!!」

    アリババ「!!ー」

     

     

    「(ーいよいよか….!)」

     

    そうしてながいながいエレベーターで上がった先 のまたややものものしいような扉の奥の部屋にて

    アリババはシンドバッドの背中を視界にとらえる

     

    アリババ「お久しぶりです、シンドバッドさん!」

     

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    シンドバッド「アリ…ババくん….!?」

    驚きをにじませるような様子のシンドバッドと表情にちからがこもっている様子のアリババ

     

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    「ウワァーッ!!!??」

     

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    「きっ君、○んだんじゃなかったのか!!?」

    アリババ「生きてます すみません」

    次回、マギ第286話へ

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    王の器の決着

    アラジン「ア、アリババ君?」

    アリババの様子がおかしいと気がつくアラジンと鋭い目つきで睨みつけているジュダル

    そして白龍は やはり意識はしっかりしているものの脚の痛みで辛そうな表情をみせている

    白龍「クク…ジュダル、勝ったのは俺だ!!」

    ジュダル「!?」

    「はあ!?何言ってんだよお前、脚が!!」

    だがアリババの損傷はそれ以上だという白龍

    白龍「手や足の1~2本構わない、勝つためには自我さえ奪っても構わないと…思っていたが…

    まさか、そのとおりになるとは…」

    二人の激突のあの瞬間 アリババに両脚を斬られた白龍の鎌は そのままアリババの頭に振り下ろされていた

    アラジン「ア、アリババくん!!」

    離さずに持っていた剣をその手から落としてしまうアリババ

     

    そしてそのまま地表へと倒れ伏してしまう

    白龍「アラジン殿 この男はもはや”抜け殻”だ」

    「ベリアルはルフそのものを奪う能力ではないから生命活動は続くが…鎌の一撃を頭部から全身に受けたアリババの”精神”はこの体にもはやない 俺にもわからないどこか全く別の次元へ葬られてしまった」

    驚愕するアラジン

    「今更…今更脚の一本や二本…やすい代償だったハハハ…ハハハハハ!!!」

     

    IMG_1958

    高笑いをあげる白龍に さすがは俺の選んだ王の器だぜと嬉しそうにいうジュダル

    白龍「ジュダル、お前も早くかたをつけろ 勝って戻ってこい!!」

    ジュダル「仰せのままにィ、やってやるよ!!!」

    再び強力な魔力を迸らせるアラジンとジュダル

    しかし やはり「力の次元が見えない…」ともらすアラジンには焦りの表情が

    対するジュダルは「もっと力をよこしやがれ」と黒いルフを更にその身へとまとっていく

    アラジン「あっ!!?」

    白龍「ジュダル…?」

    アラジン「ジュダルくん、君は…!」

    やがてジュダルの体からは あのマグノシュタットの依代と同じように黒いルフが天へと立ち上っている

    ジュダル「アラジン…俺は…」

    「お前を倒せるなら”何”にでもなってやるぜ……」

     

    明らかにそのその顔の見た目すらも豹変させていくジュダル まるで体が黒ルフに侵食されているようにも見える

     

    アラジン「(この感じ…”依代”の時と同っ…!?)」

    「させない!!やっぱり止めなきゃ!!」

    「(そのためにはやっぱりあの…ソロモン王の力魔法しかないんだ!! でも…)」

    間に入る 魔法とその知識について話すウーゴとソロモンの描写

    ウーゴ曰く魔法というのは知識だけ魔法式を知るだけで使うことはできないのだとソロモンに語っている

    ウーゴ「ー大魔法を発動するための魔法式や理論ならこの世界に沢山ある

    でも、その文献を読んだりして知識を得た全員が大魔法を使えはしないように、俺の見つけた大魔法を実現させられるのはソロモン 君だけなんだ」

     

    アラジン「(そうなんだ 僕は”ソロモンの知恵”でアルマトラン時代の魔法知識を”知っているだけ”….ー)

    魔法を発動させられるのと魔法を無事成功させられるかは別問題なのであり

    自分とソロモン王では魔導士としての力の差がありすぎるのだと必しな表情を続けるアラジン

    アラジン「(力の足りない僕が…こんな複雑な大魔法の本領を引き出そうとすれば….力が制御出来なくて…)」

     

    「(僕という人間は、すっかり消えてしまうかもしれない それに、この魔法を使えばジュダルくんは…)」

    アラジンの頭にはモルジアナやアリババの顔がうかぶ

    そしてジュダルを見つめるアラジン

     

    「それでも、僕は、君を止める!!」

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    魔装ベリアル

    ズバッ

    ベリアルの鎌により左脚を斬られるアリババ

    アリババ「!!」

    「違う…ただぶった斬られたんじゃねぇ…これは….!?」

    怪しく光を放つベリアルの鎌

    しかしアリババの左脚は魔装こそ解けてしまっているものの痛くもなんともない様子

    アリババ「…いや….!!?」

    「”何も感じねぇ”…..ここにあるのに….どこにもないみてーだ!左脚だけが….!!」

    「一体…何をしやがった….」

    白龍「…..」

    それはもうあんたの脚じゃない 余裕の笑みでそう言いつつ白龍は再び接近戦を仕掛けていく

     

    ジュダル「どいうことだ?白龍」

    白龍「ベリアルの鎌は、人間の感覚を断絶させるー」

    ベリアルは視覚・聴覚等の感覚を操作する金属器だが魔装状態では更に一歩踏み込むらしいと回想の中で語る白龍

    ベリアルの鎌では人間を斬っても外傷は生じない

    だがその身のうちに存在するあらゆる感覚の全てを刈り取って亜空間へと封じてしまうという

    白龍「ー刃がかすれば最後、体は再起不能…どんな”王の器”でも糸の切れた”でく人形”になるだろう」

    まるで死神だなというジュダル

    「そうだ」

    「治療魔法で治せる生ぬるい攻撃とは全く違う!敵を世界から完全に断ち切る断絶の技….それこそが……」

     

    白龍「絶葬鎌(ベリオル・ゴルドレーザ)!!!」

     

    IMG_1272

    「その脚は…未来永劫、指一本動かすことさえかなわない!!」

    アリババ「なんだとぉ….!!?」

     

    激しく追撃をかける白龍 なんとか避け続けるアリババだがやはり左脚が動かないせいで体勢を崩しながらになってしまう

    躱すことしか出来ないアリババ「うっ!(全く力が入らねぇ…炎の羽衣も..左半分は消えちまってる!思うように飛べない!)」

    距離を取ろうとするアリババに更にはザガンの植物が襲いかかる

    アリババ「2つの金属器を…ザガン(植物)まで同時に操れるのか!?」

    ニィッと笑う白龍

     

    アリババ「…舐めるなぁあああああっ!!!」

    一挙に距離を詰め一転攻勢にでるアリババ 苛烈な攻撃で上空までも追撃をかけていく

    対する白龍はその激しい斬撃をなんとか防御していくが かすった部位からは血しぶきが宙に舞い始める

    アリババ「白龍ー!!!」

    白龍「うおおおおお!!!!」

    「あんたには….絶対に負けたくないッ!!!!」

     

     

    左腕に被弾するアリババ しかし間髪入れずに白龍の左肩?に強烈な一撃を返す

    ガキィ

    つばぜり合いになった二人はそのまま地表へ 二人のほとばしる力により周囲の地面にはひび割れが

    アリババ「”礼節と厳格の精霊よ”…」

    白龍「!!」

     

    ジュダル「地面に八芒星…極大魔法で決着をつける気きか!」

    アラジン「アリババくん….!!」

     

    アリババ「白龍…俺は….お前を…」

     

    ーアリババ「恨まないよ そう決めたんだ!」

    ー白龍「何ですかその目は…」

    ーアリババ「お前を絶対連れ戻す!!」

    ー白龍「そういう綺麗事が…俺は一番…」

    間に挟まれる アリババとの様々な場面を振り返っている様子の白龍の回想

    アリババ「倒す!!」

     

    IMG_1270

    真っ直ぐに白龍を見据えるアリババ

    白龍「….!」

    「…….」

    「ようやく…..」

    アリババのその視線に気づき一瞬表情から力が抜ける白龍

    少し間を置いてからそう呟く

     

    IMG_1269

    白龍「来いッッ!!!」

    距離をとり構える両者

    次回、マギ第258話へ

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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 280話 ネタバレ


    ナレーション
    「戦争の終結から11日後、
     煌帝国首都・洛昌」

    幽閉されている紅炎

    マギ 280-1.jpg


    兵士
    「時間だ、出ろ」

    【後、画像追加更新】

    処刑台に連れ出される紅炎

    マギ 280-19.jpg


    処刑人
    「これより!謀反人、練紅炎の処刑を行う!
     この者は、白徳大帝と太子らを殺害し、

     偽帝として国を割り、民に数多の血を
     流させた大罪人である!

     よって、ここで斬首刑に処す!」

    処刑台の前には
    たくさんの人物がいる

    アラジン、モルジアナ、
    あり団のメンバーの姿

    処刑人
    「煌帝国はかつて誤った思想にとらわれ、
     領土拡大に燃え他国を侵略した!

     その過ちの象徴たる練紅炎を
     処刑する事で…

     白龍帝の元で、煌帝国は
     生まれ変わる!

     七海連合と共に平和な世界を築く
     先駆者となるのだ!」

    白龍と紅炎が互いに目を合わす

    マギ 280-3.jpg


    マギ 280-4.jpg


    --------------------------------------

    七海連合各国の外交官の姿がある

    マギ 280-5.jpg


    ブロル
    「見ろよ、七海連合が見てるぜ」

    トト
    「白龍というやつ、七海連合にしっぽを
     振ってるだけじゃないか?

     奴が許すと言えば、もう誰も
     殺す必要ないのに…

     それに、国の安定を考えるなら
     支持者の多かった紅炎を殺すのは
     失策じゃないのか?」

    ビルギット
    「でも仕方ないのかも…
     内戦を終わらせる為に、
     ケジメをつけなければならない…」

    オルバ
    「おい…あの白龍ってやつの左腕は
     木製の義手じゃなかったのかよ?
     ありゃ何か…違和感が…?」

    モルジアナ
    「本当だ…元に戻っている!?
     一体なぜ…!?」

    白龍
    「俺の合図で刑を執行しろ」

    マギ 280-6.jpg


    処刑人
    「はっ!」

    --------------------------------------

    【処刑日前夜】

    白龍
    「明日、お前の処刑だ。紅炎…」

    紅炎
    「白龍、最後に俺の剣を貸してくれ」

    白龍
    「?何のつもりだ?
     処刑前に自刃でもされてはかなわん」

    紅炎
    「いいや、剣の金飾りの方だ
     フェニクスを俺に貸してくれ
     大丈夫だ、愚かな真似はせん」

    フェニックスを渡す白龍

    マギ 280-7.jpg


    紅炎
    「紅明は深手を負ったが命を取り留め…
     紅覇と紅玉の命も見逃してくれそうだな」

    白龍
    「………」

    紅炎
    「ありがとう
     代わりに俺にできるのは
     この程度だが…」

    紅炎がフェニクスを発動する
    白龍の義手と義足が腕から外れる

    白龍
    「!?なっ!?」

    次の瞬間、白龍の失われた
    右腕と両足が再生する

    マギ 280-8.jpg


    白龍
    「ばかな…」

    白龍が紅炎の方を見ると

    紅炎の手と足が代わりに
    黒ずんでしまったいた

    不敵に笑う紅炎

    マギ 280-9.jpg


    --------------------------------------

    【現在の場面】

    処刑人
    「この男の死により、
     煌帝国は新たな一歩を
     踏み出すのだ!」

    紅炎が白龍の方を見る

    マギ 280-10.jpg


    白龍が手を上に挙げて
    斬首の合図をしようとする

    その時、紅炎との過去を
    思い出す白龍

    --------------------------------------

    【白龍回想】

    紅炎
    「迷宮を攻略したそうだな」

    紅炎
    「お前、皇帝になりたいか?」

    白龍
    「玉艶と紅炎を殺し、
     煌帝国を手に入れる!」

    そしてフェニクスで
    白龍の四肢を治療した場面

    【回想終了】

    --------------------------------------

    白龍を見ている紅炎

    紅炎
    (さらばだ、白龍)

    白龍と紅炎が互いに視線を交わす

    マギ 280-11.jpg


    そして白龍の手が降ろされ
    紅炎の刑が執行される

    マギ 280-12.jpg


    --------------------------------------

    ナレーション
    「今回の煌帝国の内戦は、
     七海連合の調停により終結した

     <犠牲者>

     ・東軍 約一万二千名
     ・西軍 約二万三千名

     大規模の戦であった事を加味すれば、
     ごく少ない犠牲者数であった

     【東軍】
     
     ・李青龍 死亡
     ・周黒彪 死亡

     ただしこれらは急速な眷属同化が
     主だった要因であった

     【反乱軍(西軍)】

     ・練紅炎 斬首刑
     ・練紅明 流刑、幽閉
     ・練紅覇 流刑、幽閉

     ・眷属(炎彰、周黒惇、李青秀、楽禁、忠雲)投獄

     なお、シンドバッド王に協力し、
     内戦の調停に功労した

     練紅玉、練白瑛の2名は
     謀反の罪を許された

     煌帝国は正式に七海連合の一員となった
     戦いは終わったのである」

    --------------------------------------

    シンドバッドが白龍の元へ来る

    シンドバッド
    「白龍くん」

    白龍がシンドバッドを
    死んだ様な目で見る

    マギ 280-13.jpg


    シンドバッド
    「白龍くん!おめでとう、
     白龍くん!これで君が王だ

     煌帝国が占領している国々の統治は
     しばらく君に任せるよ!

     だが俺はこれから大きな改革を
     行おうと考えている…

     国という垣根はいずれこの世界中から
     消えてなくなるだろう

     その時はまた…頼むよ!」

    マギ 280-14.jpg


    --------------------------------------

    【夜】

    紅炎の剣を持っている白龍

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    白龍
    「…では俺は…一体何の為に…
     多くを斬り捨て、
     国を取り戻したのか…」

    ジュダル、アリババ、紅炎、玉艶、
    これまでの戦いを思い出す白龍

    虚ろな目になる白龍

    マギ 280-16.jpg


    白龍が剣を自らの首に当て
    自決しようとする

    マギ 280-17.jpg


    だがその時、モルジアナが現れ
    白龍の手を止める

    【後、画像追加更新】

    マギ 280-18.jpg


    白龍
    「モルジアナ殿…」

    モルジアナと対峙する白龍

    煽り
    「思い悩む王の前に現れたのは、
     かつての想い人…」


    MAGI マギ 281話 ネタバレに続く

    --------------------------------------

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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 279話 ネタバレ

    『勝者と敗者』

    マギ 2793.jpg


    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶は本当に死んだのか?

     俺にはあいつは
     殺しても死なない…

     この世で最も力を持つ
     強大な敵に見えた」

    マギ 2791.jpg


    白龍
    「…?どういう…ことだ?」

    マギ 2792.jpg


    紅炎
    「そもそも…玉艶が俺達に
     迷宮を斡旋したのだ

     それがどういう事か分かるか?」

    白龍
    「…何が言いたい?」

    --------------------------------------


    【後、画像追加】


    紅炎
    「つまり玉艶は…

     人間に金属器などいくら与えても
     自分を殺す脅威にはなり得ないと
     分かっていたのではないか?

     さらに…宮廷の魔道士に
     調べさせた事があるが…

     玉艶は黒いルフを自在に操り
     魔力を得るというではないか

     あの女は極大魔法程度なら
     何発でも撃てる…

     俺達、金属器使いなど
     及びも寄らぬほど

     絶対的に強い魔道士なのでは
     ないのか?」

    白龍
    「…いいや…だとしても…

     俺とジュダルは絶縁結界で
     玉艶の魔力そのものを封じた!

     だから奴に勝てたんだ!」

    紅炎
    「ああ…だが、その絶縁結界の知識を
     玉艶も持っていなかったと思うのか?」

    白龍
    「!?」

    紅炎
    「玉艶は恐らくこの世界で
     最も知識を持つ存在だったのだ

     アラジンにアルマトランを見せられ
     俺の推測は確信に変わった

     俺達が知らなかったジン、迷宮…

     この世界の真理の全てを
     あの女は千年も前から知っていたのだ

     知識も力を上回る敵には
     勝てない戦と同じだ

     だから俺は知識を蓄えた

     トラン語を学び、滅びた世界を調べ、
     いつか必ず…」

    悔しそうな表情を浮かべる紅炎

    白龍は紅炎もまた兄達の仇を
    討とうとしていた事を察する

    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶…いやアルバは
     こうも言っていた

     意識だけの存在になっても
     ソロモン王の世界を滅ぼすと

     つまりあの女にとって肉体の死は
     無意味なのではないか?」

    白龍
    「…いや…それでも奴は死んだんだ
     玉艶はルフごと四散した

     意識だけの存在とは
     ルフの事だったのだろう

     現に、その後組織には
     なんの動きもない…」

    紅炎
    「そうか…白龍…
     お前は確かに玉艶を殺した
     
     兄上達の仇を討ったんだな……
     お前には無理だと思っていたぞ」

    白龍
    「なんだと!?」

    紅炎
    「いいや、俺こそがそれを
     成し遂げる男だと…思いたかった…

     白龍…お前が羨ましい
     お前に負けて俺は凄く悔しいよ…」

    紅炎の言葉に呆然とする白龍

    --------------------------------------

    紅炎
    「こんな事を頼めた義理ではないのだが…
     この国を、それと弟達の事を頼む

     俺は責任取らねばならん
     国を割り、民にいらぬ犠牲を強いた

     俺がお前に皇位を譲っていれば
     死ななかった者たちだ

     だが紅明や紅覇…その他の家臣達は
     生かしてやってくれないか?

     そして罪を許されるのならば…
     共に煌帝国を支えて行って欲しい

     お前が王になるのを妨げるばかりの、
     不甲斐ない…兄ですまなかった

     だがどうか…頼む」

    白龍
    (やめろ…そんな姿は…
     見たくない…)

    --------------------------------------

    そこへ兵士の制止を振り切り
    牢に現れるアラジン

    アラジン
    「僕からも頼むよ

     紅炎おじさん達を
     殺さないでおくれよ

     白龍くん!」

    白龍
    「アラジン殿、あなたは
     紅炎の肩を持つのですね。」

    アラジン
    「違うよ。僕は君に…
     死んで欲しくないから…」

    白龍
    (…!?一体何を言っているんだ
     こいつは…!?)

    アラジン
    「君は煌帝国の王様だ

     でも、兄弟を皆殺した世界で、

     一人きりでどうやって
     生きていくのさ?

     もうジュダルくんもいないんだ
     僕が…僕が殺してしまった…」

    白龍
    「…アラジン…」

    アラジン
    「アリババくんももういない

     僕は僕自身がどうしたいのか、
     一人で考えた

     僕はこれから恐らく
     一色に染まる世界の中で…

     それが理想郷じゃないかもしれない
     って忘れずにいる

     ただ一人のマギとして
     生きて生きたい

     白龍くん叶うならば
     君の傍でだ」

    白龍
    「!?」

    --------------------------------------

    アラジン
    「君は特別な王の器だ

     堕転は悪いっていう
     僕の価値観を

     ひっくり返して
     しまったんだもの…

     でも君が…
     ジュダルくんもいない

     復讐も終わって…
     どうやって生きていくのか、

     想像出来ない…

     君には想像できるの!?
     僕に見せておくれよ!

     自分で生き方を選んだって、
     僕に言ったじゃないか!

     その先を僕に見せておくれよ!!

    白龍が自身で言った言葉を思い出す

    白龍
    【死んだように生きていたくはない!
     人間の数だけ正しい道があって
     いいはずだ!】

    白龍
    「うるさーい!

     どいつもこいつも勝手ばかり
     言いやがって!!

     勝ったのは俺だ!
     俺が煌帝国になったんだ!

     だから…誰をどう殺すかも…
     俺次第だ!!」

    --------------------------------------


    【後、詳細、画像更新】


    ナレーション
    「この日、煌帝国第四代皇帝
     練白龍の名の下に

     反乱軍の皇族に対する
     処断が正式に下された

     第二皇子・練 紅明、流刑
     第三皇子・練 紅覇、流刑

     第一皇子・練 紅炎、斬首刑」

    MAGI マギ 280話 ネタバレに続く

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