【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】
TORIKO トリコ 338話 ネタバレ
次郎、節乃、チチが
アカシアの一部(化物)を発見する
次郎
「んー?何じゃこやつは?」
チチ
「んあっ!?あ…あれは!?」
次の瞬間、化物が次郎に
襲い掛かってくる
ブルーニトロと同じ様に
上半身を食べられる次郎

チチ
「!!」
節乃
「次郎ちゃん!!」
だが次郎は仰け反って
攻撃を躱していた
次郎
「ふぅ…背中が痛いわい
すばしっこい奴じゃの…」

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次の瞬間、次郎がノッキングを放つ

次郎
(止まっとらんなぁ)
ナレーション
「次郎は瞬時に気付いた」
次郎
(恐ろしい抵抗力じゃ…
まるで巨大な惑星の自転じゃの
ちょっとやそっとじゃ止まらんか…
次郎
「八王以来かの~」
上着を脱ぐ次郎
ナレーション
「それを見た化物は
命の危険を感じ、
自身の形態を変えた」

次郎が力を溜める
次郎
「うぬあああああ!!」
全身の筋肉を巨大化させ、
更に腕を伸ばす
次郎
「ぬおおおおおお!!」

節乃
「地面に撃つなよ
ジロちゃん!!」
次郎
「ビックバン」
ドッという音と共に暗転する
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【三虎サイド】
ジョアの顔を見て固まる三虎
ジョア
「はじめまして…
ではありませんね?三虎」
ナレーション
「0.01秒
それはジョアを見て
三虎が固まった時間
たかが0.01秒…されど0.01秒
このわずかなスキを
ジョアは見逃さなかった
そして既に三虎は
攻撃されていた」
胸部を攻撃されていた三虎

ジョア
「グルメ細胞の【記憶】が
語ってましたよ…
太古のグルメ食材には
数万年の内に0.01秒しか
隙を見せない物もいた…と

人間の感覚では判断する事が
出来ない領域でも…
グルメ細胞なら気づけるんです
IGOの捕獲レベルですと
はかりしれない数字に
なるでしょうね…
ところで三虎…
私の顔を知っていますよね?
この顔は知っているから
あなたは固まった
だから、私はわざと
はじめましてと…!!」
その時、ジョアが気付く
三虎が無傷であると

三虎
「いや、全く知らん顔だ」
ジョア
(攻撃が…効いてない…?)
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その時、ジョアの命球(ライフ)が
8個とも弾け散る
ジョア
「!!」

三虎
「お前が攻撃を仕掛けた0.01秒、
スキだらけだったぞ…
その時間で十分、お前を
攻撃する事ができた…
なるほど…その球が
身代わりになるのか…」
ジョア
「正確には命球(ライフ)の元になる
食霊が身代りになるのですよ」
ジョア
(一度に8個も命球を砕いた…!?)
その時、グルメ細胞の悪魔が
ジョアの中から顔を出そうとする
だが、それを押さえつけるジョア
ジョア
(落ち着きなさい…
問題を起こすべきでない…
この男を怒らせるのは
得策ではない…)
三虎
「お前を殺す前に一つ聞かせろ
フローゼの生まれ変わりがジョア、
それが貴様で間違いないか?」
ジョア
「ええ、アカシアのフルコース
前菜のセンターによって
復活を遂げたのが私です…」
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【ジョア回想】
三虎がフローゼの墓に
療水をかけ続けた後…
墓の土が盛り上がってくる
そこから現れたのはジョア



【回想終了】
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三虎
「アカシアの前菜センター…
地表に浸み出し【療水】…
フローゼの墓に何度もかけた
何度もな…
なぜフローゼはではなく
お前が復活した?
なぜフローゼの肉体で
復活している?」
ジョア
「フローゼの【魂】…
彼女自身が復活を拒んだのですよ
彼女はアカシアの内側に
潜むものを恐れていたようです
アカシアの計画に
賛同したくなかったから
彼女は肉体に戻らなかった
アカシアはフローゼを諦め、
その代わりに私を
フローゼの肉体に入れました」
三虎
「アカシアはどこにいる?」
ジョア
「それを知って
どうするつもりですか?
もう一度、彼に会うと?」
三虎
「俺が質問しているんだ
奴の目的は何だ?」
ジョア
「アカシアの目的は
至ってシンプルですよ
ただ【食べる】こと
ただ未開の【味】を欲し、
グルメ細胞の【記憶】を解読していく…
その記憶をたどり、
細胞の求める場所を見つけるのです
【最果ての地】を」
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三虎
「なんのためだ?」
ジョア
「なんのため?
先程言ったでしょう
【食べる】ためですよ
例えば蝶の幼虫は生まれると
すぐに卵の殻を食べます

それが初めての食べ物だと
DNAの記憶に刻まれているのです
そして【記憶】は次の食べ物へ、
向かうべき場所を示してくれる
その原動力となるのが
食欲の持つエネルギー
食欲とはグルメ細胞から引き出される
究極のエネルギーでなのです
137億年前、宇宙に生誕に伴い
創られた分子の一つがグルメエネルギー
【グルメビッグバン】と呼ばれる
巨大な爆発は【食欲の誕生】でもありました
そのエネルギーは膨張を続け、
やがて【グルメ細胞】が生まれた
生まれたグルメ細胞は
太古の食の記憶を引き継ぎます
食欲のエネルギーは成長を続け、
止まることはありません
その力こそが答えであり、
永遠に変わらない真実なのです」
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その時、ジョアのグルメ細胞の
悪魔が顔を出す、三虎に言い放つ
ジョアのグルメ細胞
「感情など不要、この世は食欲こそが全て
人間だけが感情だのなんだのと言うが…
あのバカ女のようにお前も
くだらない感情なんかに
捕らわれるんじゃない、三虎」

ジョア
(バカ…!!)
三虎
「あの…バカ女だと…」
ジョア
(チッ…言い過ぎだわ…
黙ってろって言ったのに…)
三虎
「それはフローゼの事か?」
冷静ながらも切れそうになる三虎

ジョアが落ち着いて話す
ジョア
「…我々の求める物は【食】
あなたも同じでしょう、三虎…
共に行きましょう
細胞の求める先へ
フローゼもそれを
望んでいると思いますよ」
三虎
「…勘違いするな
別に感傷的になっている訳ではない
ただ一つ言っておくが…
お前らはもうすでに踏んでいるんだよ…
虎の尾を…」

三虎の凄まじいパワーに
動揺する鉄平達
ザウス達
「!!」
鉄平
(マズイ…!!)
ジョア
「透影」
透影で逃げようとするジョア

【随時、更新】
次の瞬間、メテオスパイスを
NEOアジトで放つ三虎
三虎
「メテオスパイス!!」

TORIKO トリコ 339話 ネタバレに続く
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