痛い話 ブログ

いろんな話題を勝手に収集しまくるブログ。おもしろい、たのしい、痛い、めずらしい、注目されている、されていないを関係なくまとめてます。

    ネタバレ

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    【ネタバレ】食戟のソーマ 172 感想【注意】

    第172話 いざ戦いの地へ

     

    雪に飛び込む創真と吉野

    そして走り出す「北海道だー!!」

     

    遠月学園の1年生達は空路にて北海道へ到着

    バスに乗り換え、移動を開始しようとしていた

    吉野「私北海道初めてー!!」

    榊「私も!!」

    一面の雪に興奮する一同

    吉野「ゆ…雪だるま!雪だるま作らなきゃ!」

    佐藤「おおお、そだな!こんだけ雪が積もってんのに作らなきゃもったいねぇ!!」

    ボソッと言う伊武崎「かまくら…」

    はっとする吉野達「それだー!かまくらだー!!」「いそげー!」

    雪によってテンションがおかしくなってる寮生達

    それに対し、余裕の傍観をきめる雪国育ちの3名(田所・アリス・黒木場)

    くすくす笑うアリス

     

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    えりな「浮かれてるんじゃありません」

    吉野「えりな… “先生” …!!」

    えりな「あなた方はここへ遊びに来たのかしら?雪とたわむれてる場合?」

    吉野「すみませんでした、えりな先生!!」

    えりな「え、えりなっちで良いわよ…」

    ざわつく他の生徒達「なんだあの団体」「不…不思議な組み合わせね…」

    えりな「ちょっとスパルタしすぎたかしら…?出発前の勉強会…」

    秘書子「いいえ、えりな様!素晴らしい勉強会だったと思います!あれくらい徹底的にやらなくては!」

     

    7日前…

    進級試験について説明する秘書子

    2年生への進級試験は毎年、北海道で行われるのが慣例となっているらしい

    創真「ほー…北海道!」

    田所「地獄の合宿と似たような感じなのかな…?」

    秘書子「確かに似ている所も多いが、大きく異なる点がひとつある それは課題を1つクリアする度にどんどん移動していくという点だ

     

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    南端からスタートし、北へ北へと移動を続けながら各地で試練をクリアしてゆく

    北海道の各地に遠月学園が所有する宿泊施設は点在しているからな それらを辿りながら合格者は北上していくわけだ」

    創真「へぇーっ 北海道を縦断するってわけかぁ スケールでけーな」

    秘書子「任意・またはランダムでルートが分岐するポイントも存在する 乗り越えなければならない課題の数は計6つだ!

    そして最後の試験が行われる旅のゴールはここ 北端の日本海沖に浮かぶ、この離島だ…!

    そして今年は例年とは大きく状況が違う セントラルによって試験の全てが支配されているのだから…!」

    えりな「そう…だからこそあなた方は準備をしなければなりません

    試験を乗り越える解答を捻りだす為に…現地で柔軟に立ち回る準備をね!」

    吉野「えりなっち!どこ行ってたの…  !?」

     

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    女教師風の衣装のえりな「今日から出発までの1週間 私があなた方に対して…北海道講座を開きますわ!!」

    創真「(北海道講座…!?)」

    田所と吉野「(何その服エロい!!)」

    えりな「しおりによれば北海道の食材がテーマになるのは例年と変わらないとのこと!私は幼い頃から全国津々浦々の料理・素材を味わってきました

    もちろん北海道についても同様です!その知識をあなた方に授けます!!弾丸を増やすのよ あなた達が試験を戦い抜く為の弾丸をね!

    ちなみに…少々厳しめに叩き込みますが一切の弱音は許可しません ついてこれますね?」

    吉野達「は…はひ…っ」

     

    えりな「(セントラル側はもう彼らを脱落するものと見なしているでしょう だけどまだ決して遅くはないわ…!)」

     

    場面は変わって…自ら授業をしている薊

    生徒達「す…すごい…!」

    薊「参考になったかな?以上で試験前の特別授業は終わりだ」

    生徒達「薊総帥が自ら授業をして下さるなんて!!」「超絶技巧の皿ばかりだ…これがセントラルの料理…!」

    薊「我々が教えるやり方を踏襲していれば君達は何も恐れることなく試験に臨める

    愚かにもセントラルに抗う連中が不合格になっていく様を見ながらね…」

     

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    生徒達「はい…!」

    じゃがいもを取り出すえりな「北海道といえば素晴らしい食材の宝庫ですが、じゃがいも!!これなしに北海道の食を語ることはできません!

    北海道での収穫量は全国シェア8割!50以上もの品種が作付けされているわけですが…手始めにその全ての特徴を頭に入れてもらうわ」

    資料をどっさり用意しているえりな

    吉野「は!?50種ぜんぶ!?」

    えりな「じゃがいもの後も北海道特有の野菜・魚介・牛肉・ジビエなど あらゆる知識を叩き込みます」

    吉野「あと1週間しかないのに!?」

    ドアの隙間から覗いているにくみ「えりな様…かっこいい…」

    そこにはアルディーニ兄弟もいる

    イサミ「なんかすごい勢いだねー」

    タクミ「薙切薊もまさかこんなことになっているとは思わないだろうな…」

    そこにやってくるえりな「水戸さん!アルディーニくん達!あなた達も受けていきなさい!」

    タクミ「な…なぜオレ達まで…!」

    えりな「あなた達もセントラルのやり方には反対なのでしょう?だったら聞いておいて損はありません!!」

    資料を渡されるにくみ達

    創真はそれを少し離れて見ていたが…

    えりな「なぜ自分は関係ないような顔をしているの!!幸平くんも受けるの!!さぁこっちにお座りなさい!」

    創真「おわっ…わかったわかったって!

    けどさー薙切ー、これがほんとに試験の役に立つのか?学園側が何を仕掛けてくるかもわかんねーのにさぁ」

    えりな「…でも課題が出る以上、答えを捻りだす方法は必ずあるはずよ …今まで君がやってきたようにね

    風穴をあけるのよ この人達ならそれが出来るはずだわ」

    創真「…!」

     

    夜になり…一風呂浴びた創真

    一部の寮生は秘書子による補習を受けている

    えりなは1人、机に向かっている

    創真「薙切ぃ、勉強会の準備か…?お前もあんま根つめねーで風呂とか入って休めよな」

    えりな「…幸平くん…別にこれくらい平気よ」

    創真「まぁそーだなー 俺らの進級はお前にかかってるわけだからな 頑張ってもらうには越したことはねーもんな!」

    えりな「…君もですからね」

    創真「…ん?」

    えりな「他人事みたいにのんきだけれど…君も試験をクリアしなくてはダメですからね いいこと?」

    創真「…おいおいまさか薙切からそんなこと言われるなんてな〜 合宿の時は俺が脱落するのを楽しむ〜とか何とか言ってたのによー」

    えりな「茶化さないで答えなさい」

    創真「!」

     

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    えりな「今の私は…ここにいる皆が学園から去るなんてとにかく絶対にいやなの

     

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    いっしょに2年生になるのよ わかったわね!」

    創真「…おうっ あたりめーだろっ!」

     

    場面は変わって空港

    司「もう1年生達は到着してる頃だな」

    その場にへたりこむ茜ヶ久保もも

    斎藤綜明「…どうした茜ヶ久保」

    茜ヶ久保「飛行機…こわい…!のりたくない…!」

    ブッチー(ぬいぐるみ)を引っ張って連れていく斎藤「わがままを言うな、さぁ行くぞ」

    ずるずる引きずられる茜ヶ久保「やだぁ…!!」

     

    飛行機に乗った司達

    竜胆「っふー…長い旅が始まるぜー… まぁタダで北海道旅行できると思えばサイコーだよな ほらほら司ー、これ見てみろよ うっまそうだぞー!」

    司「竜胆…試験のことも忘れないでよ…?」

     

    場面は極星寮

    ふみ緒「一色…行くんだね」

    一色「えぇ かわいい後輩達の為だからね…!」

     

    空港にて…

    元第八席の久我照紀が中華研の部員達を率いている

     

    飛行機を見送る元第三席の女木島冬輔

    誰かと通話している

    女木島「…わかってる おぅ…待ってろ…」

     

    バスに乗って進む1年生

    「遠月学園高等部1年生の皆様、ようこそ北海道へ この進級試験…北の大地を駆けぬけていく事から、通称としてこんな風にも呼ばれております

    “ツールドノール” と!厳しい北の大地を象徴するかのような呼び名でございます」

    (ノールはフランス語で北の意)

    「えーここで右手をご覧下さいませ 不合格となった方はあのバスで空港へ直行…東京に強制送還され “即退学” となります」

    ピリつく生徒達

    「私どもも皆様のご健闘を心からお祈りしております …さぁお待たせ致しました このバスはたった今…一次試験の会場に到着致しました」

    次回、食戟のソーマ 173 へ!!

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    【ネタバレ】ニセコイ 223 感想【注意】

    第223話 イヒョウ

     

    鎖分銅を使い、形勢逆転してクロードを捕えた鶇

    クロード「…鎖分銅だと そんな物いつの間に覚えた」

    鶇「クロード様の知らない間に そうやって皆、少しずつ進んでいるのです

    お嬢だっていつまでもクロード様の考えるように弱いままではありません お嬢を信じてあげて下さい」

    クロード「…フッ まさか私がお前に負かされる日が来るとはな…

    …だが!私はまだ諦めんぞ、諦めてたまるものか…!誰があんな軟弱なガキなんぞに…!」

    鶇「クロード様…!」

    クロード「なぜだ誠士郎、なぜ…!お前はそれ程の力を持ちながら欲が無い…!?」

    鶇「…!?」

    クロード「お前はお嬢を愛しているのだろう?命を賭しても良い程に…

    私は分かっているぞ お前がお嬢に任務以上の感情を抱いていることにな

    それがなぜあのような男にお嬢を奪われて黙っていられるのだ…!!」

    鶇「…!? ですからそれは、私は一条楽がお嬢の隣にふさわしいと…」

    クロード「…私はな、いつかこんな日が来ると思っていたのだ お前が私を打ち倒す日を…

    そしてその時こそ語ろうと思っていた 私が胸の内に秘めていた想いをな

    私はお前であればお嬢と共にこのビーハイブを更に盛り立てていけるのではないかと…」

    鶇「…? …あ…あのクロード様…?さっきから話がイマイチよく…」

    クロード「貴様…!!これだけ言ってもまだ分からんか…!!

     

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    私はな誠士郎…!!お前がお嬢と結婚してくれれば良いとずっと思っていたのだァ…!!」

    呆気にとられ、クラァ…とよろめく鶇

    クロード「お前であれば実力・名声共に問題あるまい!お前が今まで立てた功績を思えばボスも耳を傾けて下さるはずだ…!

    お前は私が手塩にかけて育てた自慢の “息子” だ お前は組織の人間からの信頼も厚いし、何よりこの私が後見人となる 誰も反対などすまいだろう

    どうだ誠士郎、今からでも遅くはない…!今はお嬢はあのガキに目をかけておられるようだがお前がその気だと知ればすぐに気持ちを変えて下さるだろう…!

    当然だ!誰があんな猿とお前を比べてアレに魅力など感じるものか…!

    これはお前の望む所でもあるハズだ さあ誠士郎、私と一緒に…!」

    不敵に笑う鶇「…フッ…フ…フフ…フ…フフフフフ…そうか…そうだったんですか…クロード様あなたは…」

    クロード「…!? な…なんだ 何がおかしい…?」

    鶇「…クロード様、私のことをよく見ていて下さい」

     

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    胸元を破る鶇「私は “女” だぁあぁー!!」

    今度はクロードが呆気にとられる…

    クロード「…誠士郎 お前いつの間にそんな手術を…」

    クロードの頬を擦るように銃弾を打つ鶇

    クロード「ほ…本当…なのか い…いつから…」

    鶇「この世に生を受けた時からです!!」

    クロード「…なぜ…隠していた…」

    鶇「隠してなどいません、むしろアピールすらしていました ですが全く気付いて頂けなかったのです

    確かにまだ組織内にも気付いていない者も少しはいます

    ですが心のどこかで本当は気付いているのではと思っていたのですが よもやこうもサッパリ気付いておられなかったとは…

    …これで分かったでしょう? クロード様の見ている物が常に正しいとは限らない

    私の事を買って頂けているのならば信じて下さい 私が信じているお嬢のこと、そして私とお嬢が信じている一条楽という男のことを…

    “信じて見守る” そういう力もあるんですよ」

    クロード「…言葉もない 私の負けだ 何もかも…」

    場面は歩いている集とるりへ

    集「…静かになったねぇ こういうドンパチをするとしたらやっぱり誠士郎ちゃんかな?」

    るり「まぁ…つぐみちゃんなら心配いらないと思うけど

    やっぱり千棘ちゃんは向こうにいるのかしら こっち側には見当たらなかったし」

    集「そうだねぇ ま、とにかく行ってみようじゃないの」

    るり「ところであなたは知ってるの?千棘ちゃんが居なくなった理由…」

    集「さぁねぇ…どうしてなんだろ 何分突然の事だったし…家の事情とか…」

    るり「とぼけるんじゃないわよ おそらくきっとどこかで小咲か一条君…もしくはその両方の気持ちに気付いちゃったのね

    そして身を引いた 千棘ちゃんらしい選択だわ…」

    るりを無言で見る集

    るり「…何よ 気付いてないとでも思ったの?

    分かるわよ、ずっと一緒にいたんだから 千棘ちゃんが少しずつ一条君に惹かれて行ってた事くらい…

    でも私は小咲を応援するって決めてる だってあの子が中学の頃から一条君を想っていた事を知ってるもの

    だから本当は辛かった 私も…千棘ちゃんの事を好きになっちゃったからね

    だからこそ…2人がさっさとくっついてくれてれば楽だったのに どうしてこんな事になっちゃったのかしらね

    もっと早く…お互いに想いを打ち明けていれば良かったのに…」

    集「それは言っても仕方がないよ 3人がそれぞれ真剣に恋をして 互いに想い合った結果が今なんだ

    たとえオレ達が何かしててもしてなくても きっと同じようになったんじゃないかな

    それに桐崎さんの気持ちだって考えてあげないと 好きでいた期間だけが全てじゃないでしょ?」

    るり「あなたは千棘ちゃんの味方なの?」

    集「いやぁオレは中立だよ、ただね 何年も一途に想い続けた恋はそりゃ誰の目にも非の打ち所なく美しいよ だけど…

    たとえ短くても、途中で折れ曲がった物だとしても 真剣に相手を想っているのならオレはそれを美しくないとは思わない…」

    るり「…要するに 一条君の味方ってわけね」

    集「いえいえ 恋する者の味方です

    ともあれオレ達の応援してきた恋もそろそろ決着がつきそうだよ 願わくば皆後悔のない結末だといいねぇ…」

    るり「…ところでこないだ聞きそびれた事なんだけど

     

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    あなたは今もキョーコ先生の事が好きなの?」

    集「…うん 好きだよ」

    るり「…告白はしたの?」

    集「いや…でもお別れの時に気持ちを伝える事はしたかな

    本当は何も言わないつもりだった でも楽の奴に背中を押されてね

    今は言って良かったと思ってるよ でなきゃきっともっと後悔してたと思うから…」

    るり「…そう やっぱり凄いのね、あなたは」

    集「?」

    るり「今なら私も分かる気がするもの 好きな人に好きって言う難しさが… 小咲はずっとこんな気持ちだったのね 私も頑張らないと…」

    集「おや!!おやおやこりゃ驚いた もしやるりちゃんには告白のご予定がおありで!?」

    るり「まぁね」

    集「わ〜お そいつは凄いや!!誰?誰?オレの知ってる人?よかったらその幸運な人の名前を教えて下さいよ〜 ヒューヒュー」

    るり「いいわよ

     

    ni223-4

    私はね舞子君 あなたの事が好きなのよ

    あなたの中にまだ先生の面影が残ってるのは分かった だから待つわ あなたがいつか新しい恋に前向きになれる時が来るのを

    だからその時が来たら少しだけ 私との事考えてみてくれる?」

    開いた口が塞がらない集

    るり「…あら?

     

    ni223-5

    …クスッ どうやら…初めてあなたの意表を突けたみたいね いい気味だわ」

    頬を赤らめる集

     

    ヘリで帰路についている万里花「…おや?」

    走っている千棘を見つけてはしごで降りる

    万里花「こんな所で何やってるんですか?桐崎さん」

    千棘「…万里花…!?」

    次回、ニセコイ 224 へ!!

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    【ネタバレ】僕のヒーローアカデミア 96 感想【注意】

    No. 96 家庭訪問

     

    「ヒーロービルボードチャートJP!

    事件解決数、社会貢献度、国民の支持率など 諸々を集計し、毎年2回発表される現役ヒーロー番付!!

    不動のNo.1がまさかの!!日本のみならずヒーローの本場アメリカでも騒然!

    オールマイト本当の姿!!体力の限界!!事実上のヒーロー活動引退を表明!!

    そしてNo.4ヒーロー、ベストジーニスト!一命は取りとめたものの長期の活動休止!!

    更にNo.32ヒーロー!!根強い人気のプッシーキャッツが1人、ラグドール!ら致後 “個性” を使用できなくなるという変調から活動の見合わせ!

    一夜にして多くのヒーロー達が大打撃を受けた “神野の悪夢” !!

    これからどうなる日本!そしてヒーローよ!以上、今日のクイックニュースでした!続いてはお天気 木原さーん…」

     

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    抱き合うプッシーキャッツの4人

    その光景を見ている洸汰

     

    校長室に呼ばれたオールマイト、相澤、ブラドキング

    根津「その身を犠牲に多くを救ってくれた 国民、ヒーロー、そして校長として感謝してもしきれやしない

    ただ…世間では君が雄英教師を続けるのに少なからず批判意見も出ている

    “元はと言えばオールマイトが雄英に赴任したのが問題” ”戦えない体になった今こそ再び子供達が巻き込まれるのでは?”

    皆不安なのさ だからこそ今度は我々で紡ぎ、強くしていかなきゃならない 君が繋ぎ止めてくれたヒーローへの信頼をね」

    ブラドキング「あの1件で気付かされました あなた1人に背負わせてしまっていたこと、背負わせていたものの大きさ」

    根津「脅威はまだ拭いきれていない、これからはより強固に守り育てなければならない そこで兼ねてより考えていた案を実行に移すのさ

    私はブラドと被害の大きかったB組へ、オールマイトとイレイザーヘッドはA組へ…よろしく頼むね家庭訪問」

     

    耳郎の家を訪ねているオールマイトと相澤

    父「んー…ロックじゃないよねえ… 大事に至らなかったとはいえ1人娘が被害に遭った後でしれっと全寮制にしますって」

    相澤「お父さんの仰る事はごもっともです しかし…

    我々も知らず知らず芽生えていた慢心・怠慢を見直し、やれる事を考えております

    どうか今一度任せては頂けないでしょうか 必ず響香さんを立派なヒーローに育て上げてみせますので…」

    そう言って頭を下げる相澤

    そこに耳郎が飲み物を持ってやってくる「あー先生いいスよ、頭なんて下げなくて!プリント郵送されてきた時点でもう結論出てたんで

    このオッさん、オールマイトの戦い観て “こんなロックな人に教えてもらえるなんてウチの娘マジブライアンザサンだぞ!” って泣いてたらしいすスもん」

    父「響香やめろ、折角厳格な父親で通そうとしてんのに!!」

    耳郎「うっさいなオッさん」

    母「2人ともやめてよ、ラウドパンクじゃないんだから」

     

    無事終わり、車で次へと向かうオールマイトと相澤

    相澤「もっと非難されるものと覚悟していました …一杯…奢ります」

    オールマイト「ハハハよせやい、らしくない 私飲めないしさ それに次のお宅はそう上手く行かないと思うぞ」

     

    次は爆豪の家

     

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    爆豪の頭を叩く母「あっ、はい よろしくお願いします」

    爆豪「バッバア叩くんじゃねえよブッ飛ばすぞコラ!!」

    母「うっさい!!元はと言えばアンタが弱っちいからとっ捕まってご迷惑かけたんでしょ!!」

    気の弱そうな父「2人とも…や、やめろよォ 先生方が…驚いてるだろォ…」

    爆豪「うっせんだよクソオヤジ てめェは黙ってろ!!」

    叩く母「うっせえのは勝己でしょ!あんたも喋るならハキハキ喋りなさいよ!」

    オールマイト「(何この闇深い家庭)」

    相澤「あの…本当によろしいのでしょうか」

    母「ん!?ああ、寮でしょ?むしろありがたいよ!

    勝己はなまじ何でも出来ちゃうし能力も恵まれちまってさ

    他所様からチヤホヤされてここまで来ちまった 薄っぺらいとこばっか誉められて…

    だから会見での言葉が嬉しかったんだよね ”ああ、この学校は勝己を見てくれてる” って」

    会見での相澤の言葉「誰よりも “トップヒーロー” を追い求め…もがいてる あれを見て “隙” と捉えたのなら ヴィランは浅はかであると私は考えております」

     

    母「一時は不安でどうなるかと思ったけど こうして五体満足で帰ってきてるワケだしさ

    しばらくは風当たりは強いかもしんないけど私は信頼して任せるよ な」

    父「うん」

    爆豪の頭を手で押さえて下げさせる母「こんなどうしようもない奴だけど みっちりしごいて良いヒーローにしてやって下さい」

    呆然?としている相澤

    小声で言うオールマイト「一杯奢ろうか?」

     

    爆豪の家を出た2人

    相澤「さて次は…緑谷ん家が近いですね」

    オールマイト「あぁ、それなんだが相澤くん…」

    そこに爆豪が家から出てくる「オールマイト」

     

    カメラに向けて「次は君だ」とオールマイトが言った時、デクが大泣きしていた事を思い返す爆豪

     

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    爆豪「デクはあんたにとって何なんだよ」

    オールマイト「…生徒だよ 君と同様に前途あるヒーローの卵だ

    (…すまない爆豪少年 ここだけは話せないんだ)」

    母「勝己コラあんた外出るなってケーサツに…」

    家の方に振り返り、背を向けて言う爆豪「そっか あんたが言いたくねえなら いいわ ありがとよ」

     

    デクの家の前に到着する

    相澤「本当に大丈夫ですか」

    オールマイト「ああ!今日中に回らないといけないんだろ?この調子だとディナータイムに差し掛かっちゃうぜ

    ここは私が行くから君は他を急いだ方がいいんじゃない…かな!?」

     

    デクの家に入るオールマイト

    デクも母もドキドキしている

    母「ささ…あっあっ上がって下ささい!」

    廊下にもオールマイトのポスターなどが貼られている

    母「オオオオオオオールマイトが家に…」

    デク「お母さんオチツイテ…!!」

     

    オールマイト「えー、事前にお話行ってるとは思いますが 雄英の全寮制について…」

     

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    母「ハイ…えとその件ですが…私、嫌です」

    デク「お母さん!?昨日は “うん” って…」

    母「考えてたんだよ!?でもね!嫌なの 出久は個性が出なくて…それでもずっとあなたに憧れてきました

    でも… “奇跡的” に個性が発現してから 雄英に入ってから出久、どんどんボロボロになっていくんです

    出久の腕知ってますか?これ以上怪我が増えると動かなくなるかもしれないって…!

    先日の戦い、テレビで拝見しました 1人の一般市民としても感謝しています が…親としては怖かったです

    出久はあなたに憧れてます 出久の行く末があんなちみどろの未来なら 私は…」

     

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    小さい頃にヒーローごっこをして遊んでいた時の事などが思い浮かび、涙を浮かべ始める母

    母「私… “無個性” のまま…ヒーローの活躍を嬉しそうに眺めているだけの方が この子は幸せだったんじゃないかって…思ってしまったんです」

    立ち上がるデク「お母さん」

    母「出久 応援はするけど、それは心配しないってことじゃないって言ったよね」

    先日のオールマイトの言葉「全て無に帰るところだったんだぞ」がよぎるデク

    母「出久はこのまま雄英に通いたいよね でも…ごめんね出久」

     

    デク「(母の気持ちをないがしろにしてきた 当然の帰結…)」

     

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    母「ハッキリ申し上げます 出久の親として…今の雄英高校に息子を預けられる程 私の肝は据わっておりません」

    次回、僕のヒーローアカデミア 97 へ!!

     

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    【ネタバレ】ハイキュー!! 211 感想【注意】

    第211話 迷子

     

    午後1時20分(昼休み)坂ノ下商店にて…

    烏養「…で 行ったら練習入れて貰えるとでも思ったの?お前は」

    日向「…ずっと先にいる皆に何とかして追い付かないとと思いました」

    烏養「だからって迷惑をかけて良い理由にはなんねえの(いや間違ってはねえよ、ねえけども)」

    日向「…ウス」

     

    白鳥沢に寄った時の穴原との会話

    烏養「…つまり鷲匠先生としては、日向は “居ても居なくても” …と」

    穴原「…ええ まあ…ですね」

     

    烏養「で、球拾いやります宣言したんだって?」

    日向「ウス」

     

    ha211-1

    烏養「…自分で足突っ込んだんだ、後悔すんなよ そこでしかできない事が何か考えろ あと球拾いナメンなよ?」

    日向「…」

     

    場面は変わって職員室…正座で向き合う武田と日向

    日向「…」

    武田「 “遠きに行くは必ず近きよりす” 」

    日向「?」

    武田「なにかを成すには1歩1歩順を追って進まねばならない …以上、何か言う事はありますか?」

    日向「…ありません」

     

    職員室を出て、落ち込んだ様子で歩いている日向

    そこに現れる田中「立て続け説教かよ」

    日向「!」

    田中「大地さんは?」

    日向「朝イチで…」

    笑う田中「まあお前ヘタクソだからな 必さつ技の1つくらい身につけて来いよ

    他のチームの奴と一緒にプレーなんてなかなかできねえんだし!」

    ボール拾いしかしてないとは言えない?様子の日向「う、うス」

     

    ha211-2

    背中を優しく叩く田中「まあ、お前あんま焦んなよ」

    日向「! …すんませんっ…!」

    そこに西谷もやってくる「翔陽ー!どうだよ強化合宿!!」

    日向「に、2mむっちゃでけえっス!」

    西谷「あいつ居んのかよ万沢!!」

    田中「百沢だろ!!」

    強化合宿2日目…

    スパイク練習をする選手達

    スパイクする五色

    日向「(キレキレストレート!!)」

    日向はスパイクをよく観ているせいか(単に反応が遅い…?)、ボール拾いを少しミスったりしている

    鷲匠は五色を呼んで指導している

    次は百沢のスパイク

    日向「(百沢来い!)」

     

    ha211-3

    百沢のスパイクをキャッチする五色

    したり顔で日向にボールを投げ渡す五色「(俺の方が上手い)」

    日向「(何だよ今の かっけえ…!!キレキレストレートももっかいやってくれ…!)」

     

    サーブの練習の後、試合のようにラリーをする

    そこには中学生も参加している

     

    ha211-4

    光仙学園中学3年・長松夢人「! レフト」

    白水館高校1年・黒石(くろいわ)純二「ブロック2枚!」

    白鳥沢の控え1年達「あの長松って奴、中3だってよ」「もうウチ決まってんだろ?」「うへ〜後輩かよ…」

    その時…「チワース!!」

    鷲匠「来たな」

     

    ha211-5

    牛島達が体育館に姿を見せる

    五色「チワース!」

    金田一「!?」

    黄金川と百沢「?」

    月島「(ウワッ…)」

    日向「…!」

    牛島「…」

    穴原「えー、大変ありがたい事に 白鳥沢3年生とOBの皆さんが練習試合の相手をしてくれる事になりました」

    小さい声で言う国見「ギャー。」

    金田一「マジかよ」

    天童「工、強豪ヅラしてんの?」

    五色「してませんよ!!」

    黒石「ウシワカほんもんだ…」

    長松「牛島さんだ!」

    日向「(練習試合…!ウシワカと…!!)」

    穴原「まずはメンバーもサインも全部自分達で決めて下さい、会話して」

    日向を見つけた天童「ぬ!?烏野10番ハッケーン!!叩き落としたらァァア!!」

    日向「!! …おれ」

    長松「あの!ドリンク作ってもらっていいスか!(牛島さんと試合…!)」

    日向「!…ウス!スンマセン!」

    天童「?」

    牛島「…」

     

    ha211-6

    2人に頭を下げてドリンク作りに行く日向

     

    練習試合が始まる

    所々、指導をする鷲匠「ブロック手ェ引っ込めんの早え、すぐに見切るな」

    月島「…ハイ」

    鷲匠「お前はブロックの前に沈み込みすぎんだ だから遅れる」

    長松「! ハイッ!!」

    国見をブロックする天童「フゥーッ」

    穴原「フォローできるよ、声声 主張して」

    牛島のアタックに触るもレシーブできない黄金川「ングッ!!(うおっ…!重てえぇ〜…!!)」

    ネット際の球を押し合う天童と百沢

    押し込む天童「ヘアッ」

    百沢「!」

    天童「ネット際は押しゃあいいってモンじゃねーのヨ!」

    百沢「うス」

     

    練習試合が一旦終わる

    天童「…で、お前何で出ないの?」

    日向「お、おれ選抜メンバーじゃないので…」

    天童「ハァ!?じゃあ何で居んの!?」

    日向「お、押しかけました…」

    大笑いする天童「ブヘァーッヒャッヒャッヒャ!!若利くん聞いた!?コイツほんとクレイジー!!」

     

    ha211-7

    牛島「…それで お前は何をやっている?」

    何も言えない日向

    選手達はフライング1周している

    白鳥沢の控え1年「1回モップかけんべ」

    日向「ウス」

    黄金川「次は勝てる気がする!」

    国見「気のせいじゃん?」

    金田一「いやでもブロック触るようになってるし」

    黒石「ブロックが揃うと後ろが大分やり易いわ ウチ(白水館)のブロックにも見習わせねえと」

     

    日向は1人、体育館倉庫へ…

     

    ha211-8

    マットの間に頭を突っ込む日向「(何をやっている!!)」

    偶然通りかかった五色がビクッとする「!? …」

    言われた色々な言葉が日向の頭をめぐる

     

    ha211-9

    日向「(探せ 探せ 考えろ

    いつもと同じ目線じゃ駄目だ いつもと同じ考え方じゃ駄目だ)」

    マットから頭を抜いた日向「(探せ)」

    次回、ハイキュー!! 212 へ

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