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FAIRY TAIL フェアリーテイル 445話 ネタバレ
『醜い妖精』
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アルバレス帝国の皇帝スプリガン
その正体はゼレフだった
ゼレフが王宮に帰ってくる
出迎えるはインベル
スプリガン12、冬将軍インベル
インベル
「おかえりなさいませ陛下」
ゼレフ
「ただいまインベル
早速だけど12を全員集められるかい?」
インベル
「すぐには…いつ吹くと知れない
春一番を予期できていたなら
事前に集めておけたのですが…」
ゼレフ
「おやおや僕は気まぐれな風かい?」
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そこ入ってくる2人のスプリガン12
戦妃ディマリア・イエスタ
砂漠王アジィール・ラムル
ディマリア
「風…黒い風…
いや…死をもたらす暗黒の嵐
皇帝には春の風など似合うまい」
アジィール
「砂漠!!そうさアンタは
死の大地に舞う砂塵がいい!!」
ゼレフ
「ディマリア、アジィール
元気そうだね」
インベル
「2人とも陛下に対する
口調にはもう少し…」
ゼレフ
「いいんだよ、インベル」
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更に現れるスプリガン12の1人
魔導王オーガスト
魔導王オーガスト
「そういう陛下もお元気そうで…
随分と明るくなられた」
ゼレフ
「そうかな?」
オーガスト
「答えは出た…という事ですかな
最終戦争(ラグナロク)の」
ゼレフ
「イシュガルでは
竜王祭と言うんだよ」
アジィール
「戦い!!いい!!いいぞォ!!」
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そこにマカロフを連れて
大臣ヤジールが現れる
ヤジール
「陛下…旅からのご帰還!
誠に喜ばしい限りでございます
おっと…」
頭を下げて後ずさりするヤジール
ゼレフ
「心配しなくていい…ここ数年
アンクセラム神は機嫌がいい」
ヤジール
「いやはや…
私ごときでは近づいただけで
魂を抜かれかねませんからね
陛下のご不在中に
イシュガルからの使者が来てる
という話は耳に届いてますな」
ゼレフ
「うん聞いてるよ」
ヤジール
「どうしても今すぐ会いたいと申すもので
お目通しの時間だけでもと思いまして」
マカロフ
「…」
インベル
「ヤジール様、宮殿に他国の者を招く時は
正式な書類を作成して…」
ゼレフ
「いいよ」
ゼレフの前に跪くマカロフ
マカロフ
「お…お初にお目にかかります…
陛下…」
ゼレフ
「…2人だけにしてくれるかい?」
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場所を移動したゼレフとマカロフ
マカロフ
「お主は皇帝スプリガンなのか?
それともゼレフなのか」
ゼレフ
「両方だよ、君達にとってはゼレフ、
アラキタシアではスプリガン
まぁ…どちらか?と言われれば
ゼレフなんだろうね
僕はこの世界での生きる意味を探していた
もう400年にもなるよ
でもね…竜王祭の準備だけはしていたんだ
何百年くらい前かな
このアラキタシアで国をつくる事にした
初めは小さな国だった
やがて数々のギルドを吸収し、
気がつけば帝国という名の
巨大な組織ができあがった」
マカロフ
「ルーメン・イストワールを
手に入れる為か」
ゼレフ
「隠す必要はないよ
正式名称は知っている
妖精三大魔法のさらに上位、
秘匿大魔法
【妖精の心臓(フェアリーハート)】 」
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マカロフ
「これで全てに合点がいった
お主がゼレフだから妖精の心臓を
狙っているという事か」
ゼレフ
「そうだね…
だけどそう決めたのは
最近の話だよ
元々はアクノロギアに対抗する為に
集め出した力なんだ帝国は
10年前に進軍しようとしたのも
僕の意志ではない
12にも歯止めのきかない子がいてね
あの時は僕が止めたんだ
まだ【その時】はなかったから」
マカロフ
「評議院の保有していたエーテリオンや
フェイスを恐れてではなかったのか?」
ゼレフ
「もちろんそれもあった
こちら側にも甚大な被害が出ただろうね
だが今のアルバレスなら
イシュガルにもアクノロギアにも
負ける気はしない」
マカロフ
「交渉の余地は無しか…」
ゼレフ
「本当の竜王祭が始まる
黒魔導士・竜の王・そして君たち人間
生き残るのは誰なのか
決める時が来たんだよ」
マカロフ
「戦争を始めるつもりか」
ゼレフ
「殲滅だよ」
マカロフ
「貴様に初代は渡さんぞ!!」
次の瞬間。ゼレフが手を前に出す
すると球体に包まれてしまうマカロフ
マカロフ
「むぐぅ」
ゼレフ
「君には少しだけ感謝をしているんだ
ナツを育ててくれてありがとう」
マカロフ
「…!?」
ゼレフ
「すぐに楽にしてやろう
そして体をナツに届けよう
怒るだろうな…
僕を壊すほどに」
少し口角が上がるゼレフ
苦しむマカロフ
マカロフ
「ウグッ…ウッ…」
ゼレフ
「最後に言い残す事はあるかい?」
マカロフ
「うぅ…醜い…悪魔め…」
ゼレフ
「おしいね、スプリガンというのは
醜い妖精の名前さ」
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次の瞬間、マカロフが一瞬で消える
ゼレフ
「!!」
その時、ゼレフが見たのは
マカロフを抱えているメストの姿
メストが瞬間移動をし
ゼレフの前から消える
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【森】
アルバレス帝国から少し離れた森で
待機しているナツ達
メストがマカロフを連れて現れる
一同
「!!」
マカロフに駆け寄るナツ達
ナツ達
「マスター!!」
マカロフ
「お…おまえ達…」
息を切らしているメスト
メスト
「ゼレフ!!ゼレフがいた…」
ナツ
「!!」
アルバレス帝国の方を見るナツ
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【ゼレフサイド】
ゼレフはナツ達のいる森の方を見ていた
ゼレフ
「この地に来てるのか…ナツ」
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次号、FAIRY TAIL フェアリーテイル 446話、『神に見捨てられた地』
FAIRY TAIL フェアリーテイル 446話 ネタバレに続く
【新情報入り次第、追加・更新】
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