痛い話 ブログ

いろんな話題を勝手に収集しまくるブログ。おもしろい、たのしい、痛い、めずらしい、注目されている、されていないを関係なくまとめてます。

    マギ

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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 279話 ネタバレ


    最新の未確定ネタバレ情報
    新情報入り次第、更新


    紅炎
    「玉艶は本当に死んだのか?
     俺にはあいつは殺しても死なない…

     この世で最も力を持つ
     強大な敵に見えた

     そもそも玉艶が俺達に
     迷宮を斡旋したのだ

     それがどういう事か分かるか?」

    白龍
    「…何が言いたい?」

    --------------------------------------

    紅炎
    「つまり玉艶は…

     人間に金属器などいくら与えても
     自分を殺す脅威にはなり得ないと
     分かっていたのではないか?

     さらに…宮廷の魔道士に
     調べさせた事があるが…

     玉艶は黒いルフを自在に操り
     魔力を得るというではないか

     あの女は極大魔法程度なら
     何発でも撃てる…

     俺達、金属器使いなど
     及びも寄らぬほど

     絶対的に強い魔道士なのでは
     ないのか?」

    白龍
    「…いいや…だとしても…

     俺とジュダルは絶縁結界で
     玉艶の魔力そのものを封じた!

     だから奴に勝てたんだ!」

    紅炎
    「ああ…だが、その絶縁結界の知識を
     玉艶も持っていなかったと思うのか?」

    白龍
    「!?」

    紅炎
    「玉艶は恐らくこの世界で
     最も知識を持つ存在だったのだ

     アラジンにアルマトランを見せられ
     俺の推測は確信に変わった

     俺達が知らなかったジン、迷宮…

     この世界の真理の全てを
     あの女は千年も前から知っていたのだ

     知識も力を上回る敵には
     勝てない戦と同じだ

     だから俺は知識を蓄えた

     トラン語を学び、滅びた世界を調べ、
     いつか必ず…」

    悔しそうな表情を浮かべる紅炎

    白龍は紅炎もまた兄達の仇を
    討とうとしていた事を察する

    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶…いやアルバは
     こうも言っていた

     意識だけの存在になっても
     ソロモン王の世界を滅ぼすと

     つまりあの女にとって肉体の死は
     無意味なのではないか?」

    白龍
    「…いや…それでも奴は死んだんだ
     玉艶はルフごと四散した

     意識だけの存在とは
     ルフの事だったのだろう

     現に、その後組織には
     なんの動きもない…」

    紅炎
    「そうか…白龍…
     お前は確かに玉艶を殺した
     
     兄上達の仇を討ったんだな……
     お前には無理だと思っていたぞ」

    白龍
    「なんだと!?」

    紅炎
    「いいや、俺こそがそれを
     成し遂げる男だと…思いたかった…

     白龍…お前が羨ましい
     お前に負けて俺は凄く悔しいよ…」

    紅炎の言葉に呆然とする白龍

    --------------------------------------

    紅炎
    「こんな事を頼めた義理ではないのだが…
     この国を、それと弟達の事を頼む

     俺は責任取らねばならん
     国を割り、民にいらぬ犠牲を強いた

     俺がお前に皇位を譲っていれば
     死ななかった者たちだ

     だが紅明や紅覇…その他の家臣達は
     生かしてやってくれないか?

     そして罪を許されるのならば…
     共に煌帝国を支えて行って欲しい

     お前が王になるのを妨げるばかりの、
     不甲斐ない…兄ですまなかった

     だがどうか…頼む」

    白龍
    (やめろ…そんな姿は…
     見たくない…)

    --------------------------------------

    そこへ兵士の制止を振り切り
    牢に現れるアラジン

    アラジン
    「僕からも頼むよ

     紅炎おじさん達を
     殺さないでおくれよ

     白龍くん!」

    白龍
    「アラジン殿、あなたは
     紅炎の肩を持つのですね。」

    アラジン
    「違うよ。僕は君に…
     死んで欲しくないから…」

    白龍
    (…!?一体何を言っているんだ
     こいつは…!?)

    アラジン
    「君は煌帝国の王様だ

     でも、兄弟を皆殺した世界で、

     一人きりでどうやって
     生きていくのさ?

     もうジュダルくんもいないんだ
     僕が…僕が殺してしまった…」

    白龍
    「…アラジン…」

    アラジン
    「アリババくんももういない

     僕は僕自身がどうしたいのか、
     一人で考えた

     僕はこれから恐らく
     一色に染まる世界の中で…

     それが理想郷じゃないかもしれない
     って忘れずにいる

     ただ一人のマギとして
     生きて生きたい

     白龍くん叶うならば
     君の傍でだ」

    白龍
    「!?」

    --------------------------------------

    アラジン
    「君は特別な王の器だ

     堕転は悪いっていう
     僕の価値観を

     ひっくり返して
     しまったんだもの…

     でも君が…
     ジュダルくんもいない

     復讐も終わって…
     どうやって生きていくのか、

     想像出来ない…

     君には想像できるの!?
     僕に見せておくれよ!

     自分で生き方を選んだって、
     僕に言ったじゃないか!

     その先を僕に見せておくれよ!!

    白龍が自身で言った言葉を思い出す

    白龍
    【死んだように生きていたくはない!
     人間の数だけ正しい道があって
     いいはずだ!】

    白龍
    「うるさーい!

     どいつもこいつも勝手ばかり
     言いやがって!!

     勝ったのは俺だ!
     俺が煌帝国になったんだ!

     だから…誰をどう殺すかも…
     俺次第だ!!」

    --------------------------------------


    【後、詳細、画像更新】


    ナレーション
    「この日、煌帝国第四代皇帝
     練白龍の名の下に

     反乱軍の皇族に対する
     処断が正式に下された

     第二皇子・練 紅明、流刑
     第三皇子・練 紅覇、流刑

     第一皇子・練 紅炎、斬首刑」

    MAGI マギ 280話 ネタバレに続く

    --------------------------------------

    5
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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    マギ 278話 ネタバレ

    『兄弟の対面』

    --------------------------------------

    【バルバッド城】

    ナレーション
    「華南平原の戦いから6日後
     バルバッド城…」

    城の中を家臣を連れて
    歩いている白龍

    ある部屋の前で立ち止まり
    1人部屋に入っていく白龍

    その部屋の中には
    捕らえられている紅炎がいた

    マギ 278-1.jpg


    首謀者以外は反乱の罪に問わない
    との事で紅炎は投降した

    白龍と紅炎が会話し始める

    --------------------------------------

    アシュタロスの剣の
    行方を気にする紅炎

    紅炎
    「あの剣は白雄から
     授かった剣だ」

    白龍は兄上の仇を討て
    という言葉を思い出す

    白龍の脳裏に玉艶の姿が
    思い浮かんでくる

    マギ 278-3.jpg


    白龍が手を震わせながら
    紅炎の首に剣を向ける

    マギ 278-9.jpg


    白龍
    「何故玉艶と戦わなかった?
     貴様なら玉艶を殺せた筈

     それがずっと
     我慢ならなかった

     答えろ!!」

    マギ 278-5.jpg


    紅炎
    「…当時の自分には
     そこまでの力はなかった」

    白龍
    「…ハァ?」

    紅炎
    「歯向かえば俺も殺されて
     国は完全に組織のものだった」

    白龍
    「俺は現に玉艶を殺せた!!

     俺に出来た事が
     お前に出来ない筈が無い!!

     組織を何故庇うんだ…?
     復讐は無意味だと言いたのか?」

    マギ 278-13.jpg


    紅炎
    「…己の復讐心より
     大事なものがある」

    マギ 278-6.jpg


    --------------------------------------

    【紅炎回想】

    三国分かれていた頃の酷い戦争
    たくさんの人が死亡した

    マギ 278-8.jpg


    その光景を目にしている紅炎達

    マギ 278-7.jpg


    白徳雄蓮
    「三国を統一しいずれは
     世界中から戦を無くしたい
     力を貸して欲しい」

    そう言われ、紅炎達は手を貸す

    マギ 278-10.jpg


    【回想終了】

    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶を討ち内戦を起こせば

     煌は弱体化してレームと
     七海競り勝てず

     世界を1つに出来なかった」

    白龍
    「………嘘だ、
     貴様は嘘をついている!!

     紅徳の代わりに玉艶と組み
     皇帝になろうとはしなかった…

     何故お前は王に
     なりたくなかったんだ!?」

    マギ 278-11.jpg


    紅炎
    「それが聞きたかったのか?
     フッ…フフ…」

    白龍
    「何だ!?」

    紅炎
    「違う、俺は…
     王になれなかったんだ」

    マギ 278-12.jpg


    白龍
    「…!?」

    紅炎
    「恐ろしかったのかもな
     玉艶が…」

    白龍
    「…!?ハァ!?」

    紅炎
    「今でも信じられない…
     玉艶は本当に死んだのか?」

    マギ 278-2.jpg


    マギ 279話 ネタバレに続く

    --------------------------------------

    4
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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    マギ 278話 ネタバレ


    【注】
    最新の未確定ネタバレ情報
    新情報入り次第、更新


    【華南平原】

    白龍
    「……」

    紅覇
    「くっ…このまま
     引き下がるわけには……」

    如意練刀を握り締める紅覇

    紅覇
    (紅玉がこうして
     身動きが取れないのも、

     最初からあの男はこれを
     狙っていたのか?

     かくなる上は……)

    紅覇
    「済まない、紅玉!」

    紅玉
    「えっ?」

    紅覇が如意練刀を振ると
    側面が紅玉に当たる

    そのまま大きく吹き飛ぶ紅玉


    「おお?」

    ダレオス
    「血迷ったか」

    紅覇
    (これで少なくとも
     紅玉の身は守れる……!)

    --------------------------------------

    紅覇が倭に向かって斬撃を放つ

    紅覇
    「はぁっ!」

    だがダレオスが立ち塞がり
    それを防御してしまう

    無傷のダレオスに仰天する紅覇
    今度はダレオスを狙い斬撃を放つ
    だが反射されて紅覇が傷を負う

    紅覇
    「ぐっ……どうなってるんだ……!」

    ダレオス
    「カイムが絶対攻撃のジンであるなら、
     アロセスは絶対防御のジン……」


    「七海連合最強の矛と盾ぜよ!」

    紅覇
    「最強の矛と盾……」

    ダレオス
    「そうだ……我がジンの前には
     如何なる攻撃も通用しない
     大人しく投降せよ」

    紅覇
    「攻撃が通用しないだと……?」


    「おうよ」

    紅覇
    「そんな物…やってみないと
     分からないだろ!
     極大魔法ーーー」

    魔法陣を展開する紅覇、
    それに対してニヤリと笑うダレオス

    その時、誰かが魔法を放つ


    「極大魔法・禍事転換方位陣
     (ソダップアルタイス)」

    ダレオスが血を吹きながら
    突然倒れ込む

    それを見て驚愕する白竜と紅覇


    「なっ!?」

    紅覇
    「これは!?」

    --------------------------------------

    【紅明サイド】


    紅明
    「やれやれ、あまりこれは
     使いたくなかったのですがね……」

    魔装をした無傷の紅明が座りなが
    ら女官に心配されている描写

    紅明
    「紅覇や白龍の前では一度も
     見せた事の無い魔法なので
     今頃驚いているでしょうね……

     ダンタリオンの空間接続能力を
     利用して…

     自分の負った傷をそのまま
     別の生き物に転嫁する……

     前線に居たらこんな事をする暇も
     無いまま死んでいたでしょうね…」

    女官
    「紅明様、顔色が優れませんが
     本当に宜しいのですか?」

    紅明
    「傷を向こうに押し付けて
     完治したとはいえ、

     自分から流れ出た血までは
     戻らないですからね…

     それよりも…

     空間を無視する攻撃を
     使ってくると分かった以上、

     兄へ直接攻撃をされてしまったら
     流石にこちらが不利です

     先ずはそっちから摘みましょう」

    --------------------------------------

    【アラジンサイド】

    紅炎
    「……」

    アラジン
    (どうして、シンドバットおじさんは
     こんな事をしているのだろう?)

    その時、ユナンが登場する

    ユナン
    「金属器使い同士が争っているのに
     そんな所で油売っている
     余裕なんてあるの、アラジン」

    【随時、画像更新】

    アラジン
    「!?」

    マギ 279話 ネタバレに続く

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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 277話 ネタバレ

    【華南平原】

    ダレオス、倭健彦が
    紅覇、紅玉に言い放つ

    ダレオス
    「我々、七海連合は盟友練
     白龍帝の助太刀に参った!
     これは侵略ではない!」

    マギ 277-1.jpg


    紅覇
    「そうか…白龍は最初から
     このつもりだったのか!」

    紅玉
    「どういうことなの、
     紅覇お兄様…」

    紅覇
    「七海連合は収めるべき
     盟友の国の内紛が欲しかったんだ

     だから白龍は勝ち目がなくても
     あえて兵を起こす必要があったんだ

     僕達の戦いは…
     七海連合介入の口実にされたんだ!」

    紅玉
    「じゃあ最初からそのつもりで
     見ていたっていうの…この人達は!?

    マギ 277-24.jpg


     そんなの卑怯よ…!」

    マギ 277-2.jpg


    倭健彦
    「確かにあの男のやり方は
     前々から俺は気に食わんぜよ」

    ダレオス
    「健彦殿、貴殿は問題発言が多い
     慎んで使命を果たされよ」

    倭健彦
    「わかっているぜよ!これも戦じゃ
     となれば…狙うは敵大将首ぜよ!」

    倭健彦が刀を構える

    倭健彦
    「傾聴と鋭絶の精霊よ…
     我が身に宿れ、我が身に纏え…
     魔人【カイム】!」

    魔装する倭健彦

    マギ 277-3.jpg


    紅覇&紅玉
    「!?」

    倭健彦が紅覇に斬撃を放つ

    だがその斬撃は紅覇にではなく
    紅明を狙ったものだった

    遥か遠くの本陣にいる
    紅明が切り裂かれる

    マギ 277-25.jpg


    マギ 277-4.jpg


    紅明は左胸辺りを貫かれており
    背後にいた部下達も貫通している

    紅覇
    「紅明!!」

    倭健彦
    「鬼倭の剣術は一撃必殺!

     どんなに遠くにいようが
     俺の太刀は絶対に避けられない

     戦は終わりぜよ!」

    ギリッっと歯ぎしりしている紅覇

    --------------------------------------

    紅覇
    (まさか…こんな距離から
     本陣の明兄を?

     そんなはずない…

     いや、ここからじゃ
     分かりようもない…

     しかしどうあれこれで
     金属器使いが3対3…

     いや、シンドバッドが
     もっと引き連れてバルバッドへ
     向かっているとしたら……

     …終わり…?
     まさか…これで終わり…?

     いいや…絶対にいやだ…
     僕が止める…

     ここで命に代えてでも!)

    武器を構える紅覇

    マギ 277-16.jpg


    紅覇
    「紅玉!まだだ!

     僕達が白龍を倒せば、
     七海連合の介入の口実もなくなる!

     僕に力を貸してくれ!」

    ガクガクと震えている紅玉
    何か様子がおかしい

    紅玉
    「い、いいいいいえ…
     お兄様…」

    次の瞬間、紅覇の首元に
    剣を当てる紅玉

    マギ 277-6.jpg


    紅覇
    「な…何をする…?
     どうしたんだ?紅玉…」

    紅玉
    「紅玉皇子。武器を収めてもらおう
     これ以上の流血は耐え難い…

     私は七海連合の盟主…
     シンドバッド王だ!」

    呆然とする紅覇

    マギ 277-7.jpg


    --------------------------------------

    【バルバッド】

    巨大な鳥に乗りながら
    マギの所へ現れたシンドバッド

    シンドバッド
    「私は七海連合の盟主、
     シンドバッド王だ!

     私は盟友たる練 白龍帝の
     要請により…

     煌帝国の内紛を収めに来た!
     練 白龍帝こそが…

     練 白徳大帝の血を継ぐ
     正統な皇帝なのだ!」

    マギ 277-17.jpg


    --------------------------------------

    【華南平原】

    白龍
    「我が盟友シンドバッド王の言う通りだ!
     我は練 白龍!皆の者きけ!

     煌帝国は長い間世界の破滅を目論む
     魔導組織に乗っ取られて来た!

     練 紅炎は彼等に組みし、
     先帝と太子を殺害し、

     あまつさえ今は偽帝を名乗り、
     煌帝国そのものを奪おうとしている!

     反乱軍は剣を収めよ!

     そして我と共に
     シンドバッド王が唱える
     世界の平和を実現するのだ!」

    内紛前のシンドバッドとの
    会話を思い出す白龍

    マギ 277-23.jpg


    --------------------------------------

    【白龍回想】

    白龍
    「共に平和な世界を築くとは…
     一体どういうことですか?
     シンドバッド王よ」

    シンドバッド
    「白龍くん、君には話そう

     俺は子供の頃から権力者の
     勝手な都合で起こる戦争を
     憎んで来た…
     
     理不尽な戦争、兵役…

     それらのない世界を
     作り上げる事こそが、
     俺の生涯を賭けた夢だったんだ…

     アルサーメンこそが、
     その最大の障害だと考えていたが…

     白龍くん、君がその首領の
     玉艶を倒してくれた

     そこで俺は気づいたんだ…」

    白龍
    「…?」

    シンドバッド
    「今や世界に戦火を巻き起こす
     身勝手な権力者といえば誰だ?」

    白龍
    「…!!」

    シンドバッド
    「練紅炎だ!!

     己の欲望のままに
     他国を侵略し続ける

     練 紅炎さえ倒せば…
     この世界なら戦争はなくなる

     いや倒さなければならないんだ
     そうだろう?」

    マギ 277-19.jpg


    【回想終了】

    --------------------------------------

    白龍
    「ゆえに…我は七海連合と共に
     練 紅炎を討つ!

     練 紅炎は偽りの冠を捨て、
     投降せよ!」

    呆然としている紅覇

    アラジン
    (シンドバッドおじさんは…
     そんな事を考えていたのか…)

    --------------------------------------

    その時、アラジン、紅炎の所に
    炎彰と周黒惇が来る

    炎彰
    「紅炎様!まだやれます!
     今さら旗色を変える者など
     おりませぬ!」

    マギ 277-20.jpg


    周黒惇
    「我々は最後まであなた様に
     ついていきます…
     戦いましょう!」

    マギ 277-21.jpg


    紅炎
    「…………」

    部下達
    「いかがなさいますか!
     紅炎様!」

    思惑している紅炎

    マギ 277-22.jpg


    MAGI マギ 278話 ネタバレに続く

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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 277話 ネタバレ

    【華南平原】

    ダレオス
    「我々、七海連合は盟友練
     白龍帝の助太刀に参った!
     これは侵略ではない!」

    紅覇
    「そうか…白龍は最初から
     このつもりだったのか!」

    紅玉
    「どういうことなの、
     紅覇お兄様…」

    紅覇
    「七海連合は収めるべき
     盟友の国の内紛が欲しかったんだ

     だから白龍は勝ち目がなくても
     あえて兵を起こす必要があったんだ

     僕達の戦いは…
     七海連合介入の口実にされたんだ!」

    紅玉
    「じゃあ最初からそのつもりで
     見ていたっていうの…この人達は!?
     そんなの卑怯よ…!」

    倭健彦
    「確かにあの男のやり方は
     前々から俺は気に食わんぜよ」

    ダレオス
    「健彦殿、貴殿は問題発言が多い
     慎んで使命を果たされよ」

    倭健彦
    「わかっているぜよ!これも戦じゃ
     となれば…狙うは敵大将首ぜよ!

     傾聴と鋭絶の精霊よ…
     我が身に宿れ、我が身に纏え…
     魔人・カイム!」

    魔装し斬撃を放つ倭健彦

    だがその斬撃は紅覇ではなく
    紅明を狙ったものだった

    遥か遠くの本陣にいる
    紅明が切り裂かれる

    紅明は左胸辺りを貫かれている
    背後にいた部下達も貫通している

    倭健彦
    「鬼倭の剣術は一撃必殺!

     どんなに遠くにいようが
     俺の太刀は絶対に避けられない

     戦は終わりぜよ!」

    --------------------------------------

    紅覇
    (まさか…こんな距離から
     本陣の明兄を?

     そんなはずない…

     いや、ここからじゃ
     分かりようもない…

     しかしどうあれこれで
     金属器使いが3対3…

     いや、シンドバッドが
     もっと引き連れてバルバッドへ
     向かっているとしたら……

     …終わり…?
     まさか…これで終わり…?

     いいや…絶対にいやだ…
     僕が止める…

     ここで命に代えてでも!)

    紅覇
    「紅玉!まだだ!

     僕達が白龍を倒せば、
     七海連合の介入の口実もなくなる!

     僕に力を貸してくれ!」

    紅玉
    「い、いいいいいえお兄様…」

    紅覇の首元に剣を当てる紅玉

    紅覇
    「な…何をする…?
     どうしたんだ?紅玉…」

    紅玉
    「紅玉皇子。武器を収めてもらおう
     これ以上の流血は耐え難い…

     私は七海連合の盟主…
     シンドバッド王だ!」

    呆然とする紅覇

    --------------------------------------

    【バルバッド】

    シンドバッド
    「私は七海連合の盟主、
     シンドバッド王だ!

     私は盟友たる練 白龍帝の
     要請により…

     煌帝国の内紛を収めに来た!
     練 白龍帝こそが…

     練 白徳大帝の血を継ぐ
     正統な皇帝なのだ!」

    --------------------------------------

    【華南平原】

    白龍
    「我が盟友シンドバッド王の言う通りだ!
     我は練 白龍!皆の者きけ!

     煌帝国は長い間世界の破滅を目論む
     魔導組織に乗っ取られて来た!

     練 紅炎は彼等に組みし、
     先帝と太子を殺害し、

     あまつさえ今は偽帝を名乗り、
     煌帝国そのものを奪おうとしている!

     反乱軍は剣を収めよ!

     そして我と共にシンドバッド王が唱える
     世界の平和を実現するのだ!」

    内紛前のシンドバッドとの
    会話を思い出す白龍

    --------------------------------------

    【白龍回想】

    白龍
    「共に平和な世界を築くとは…
     一体どういうことですか?
     シンドバッド王よ」

    シンドバッド
    「白龍くん、君には話そう

     俺は子供の頃から権力者の
     勝手な都合で起こる戦争を
     憎んで来た…
     
     理不尽な戦争、兵役…

     それらのない世界を
     作り上げる事こそが、
     俺の生涯を賭けた夢だったんだ…

     アルサーメンこそが、
     その最大の障害だと考えていたが…

     白龍くん、君がその首領の
     玉艶を倒してくれた

     そこで俺は気づいたんだ…

     今や世界に戦火を巻き起こす
     身勝手な権力者といえば誰だ?

     練紅炎だ

     己の欲望のままに他国を侵略し続ける
     練 紅炎さえ倒せば…
     この世界なら戦争はなくなる

     いや倒さなければならないんだ
     そうだろう?」

    【回想終了】

    --------------------------------------

    白龍
    「ゆえに…我は七海連合と共に
     練 紅炎を討つ!

     練 紅炎は偽りの冠を捨て、
     投降せよ!」

    アラジン
    (シンドバッドおじさんは…
     そんな事を考えていたのか…)

    --------------------------------------

    炎彰
    「紅炎様!まだやれます!
     今さら旗色を変える者など
     おりませぬ!」

    周黒惇
    「我々は最後まであなた様に
     ついていきます…
     戦いましょう!」

    紅炎
    「…………」

    部下達
    「いかがなさいますか!
     紅炎様!」

    【後、画像追加】


    MAGI マギ 278話 ネタバレに続く

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