痛い話 ブログ

いろんな話題を勝手に収集しまくるブログ。おもしろい、たのしい、痛い、めずらしい、注目されている、されていないを関係なくまとめてます。

    ワンピース

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    【ネタバレ】ONEPIECE ワンピース 830 感想【注意】

    第830話 賭けられる男

     

    数時間前…

    海底で魚人海賊団と話すジンベエ

    ジンベエ「麦わらのルフィはいずれ世界を変える男なんじゃ!!

    まだ若いが!!この海の王になるのは…!!現 “四皇” の誰でもない!!麦わらのルフィじゃとわしは思うとる!!

    わしゃああの男の力になりたい!!麦わらの船に乗り、この命をルフィの為に使いたい!!

    結果それは魚人族が真の自由を勝ち取る旅にもなるハズじゃ!!」

    アラディン「ルフィ君の話ならこの2年、お前からさんざん聞かされた…そんなにホレ込んだ男ならむしろそうすりゃいいと思ってた」

    少し照れるジンベエ「! ホ…ホントか わしゃそんなに話したか」

    アラディン「ふふ 行ってこいよジンベエ!!」

    ジンベエ「…ええのか…!!」

    魚人達「誰が文句を言う資格があるってんだ船長!!」

    「ネプチューン軍の兵士だったあんたが海賊になったのも、マリージョアから逃げ出した元奴隷のおれ達と共に戦う為!!」

    「 “七武海” になったのもおれ達 “魚人族” の立場を向上させる為」「…そしてこのビッグ・マム海賊団の傘下に入ったのも!!」

    「おれ達の身の安全と…そして故郷 “リュウグウ王国” をビッグ・マムの名で守る為」「船長はいつでも誰かの為に人生を選択してきた!!」

    アラディン「もう充分だ、ジンベエ」

     

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    魚人達「そうだ、自由になってくれ!!ジンベエさん!!」「これからは!!自分の為に生きて下さい!!」

    呆気にとられているような顔のジンベエ「…」

    魚人達「行ってこいジンベエ」「そうだジンベエ船長!!」「おれ達ならしっかりやってける、見くびるな!!」

    頭を下げるジンベエ「…みなすまん!!」

    魚人達「…しかし そうは決めてもビッグ・マムが船長を簡単に手放すとは…」

    「おれ達にも怒りが飛び火してきたら逃げるしかねェな わはは!!」「…だがアラディンさんはどうする?」

    「プラリネ姐さんと結婚してビッグ・マムと血縁を結んじまったしなァ」

     

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    アラディン「…」

     

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    そこにそのプラリネ(29女・シュモクザメの半人魚)がやってくる「おやおや!!みんなあたしのこと心配してくれてるの?シャシャシャ♡」

    ギクッとする魚人達「うお!!姐さん!!まさか今の話聞こえて…」

    プラリネ「何よ水臭い、あたしに隠し事!?」

    魚人達「ひっ」

    プラリネ「アラディン!!アンタまさかママが怒り出したらあたしを置き去りにしようと思ってたんじゃないよね!?」

    慌てるアラディン「いや勿論相談くらいは!!」

    プラリネ「相談なんてするまでもないっ!!ママよりアンタを取るに決まってんじゃない♡もしもの時はあたしも連れてって♡」

    そう言ってアラディンを抱きしめるプラリネ

    魚人達「キャー♡熱い♡」

    ジンベエ「すまんなワダツミ、連れてきて早々に」

    ワダツミ「いーらいーら みんなと一緒でおれ楽しいろ!!」

    ジンベエ「…しかしプラリネ やはりママは…わしを…わしらを許さんと思うか」

    プラリネ「…そうねー 前例はなくもないけど 傘下をやめたいって言った奴は全員◯んだわねシャシャシャ!!」

     

    場面はホールケーキアイランドの首都・スイートシティ

    町の子供「◯んじゃイヤだよモスカート様〜!!」

    *「どいていろ」

    **「早く運んで」

    ***「はっ」

    そして黒い幽霊のような奴にこう言うモンドール(鼻が長い男)

     

    op830-4

    「いいなお前ら!! “1秒残らず” だ!!」

    子供「ねえ!!ジンベエ親分も◯されちゃうの!?モンドール様〜っ!!」

    モンドール「知るかよ!!ママを怒らせりゃあ実の息子でもこうなる!!それだけは確かだ!!」

    ホールケーキ城で話すビッグ・マムとジンベエ

    ビッグ・マム「出てくんだねェ…ジンベエ…!!」

    喋るケーキ達「どうして親分!?」「行かないで親分!!なぜ行くの!?」

    そう言うケーキを掴んで食べるビッグ・マム「黙れ!!去る者に理由なんか聞くな!!見苦しい!!そんなもんどうだっていい…!!

    海賊なんだ、好きに生きるのが1番さ …だが親子の盃を返されるのは親の恥だよ ジンベエ…おれはお前という一大戦力を失うのさ…!!」

    ジンベエ「ええまァ…」

    ビッグ・マム「 “まァ” じゃねェ お前も何か失えよ!!それが “落とし前” ってモンだ!!

     

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    ママママ… ”ルーレット” 持って来い!!ハ〜ハハハハ…さ〜お前が “失うもの” !!な〜んだ!?」

     

    夜になり、水あめの海に足を取られるサニー号

     

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    チョッパー「甘え〜!!」

    ルフィ「いいじゃねェか もうここで止まって寝よう」

    ナミ「イヤよ!!またアリが襲ってきたらどうすんの!?」

    火で水あめを溶かしながらサニー号を引っ張って進む

    ペドロ「日中、日が射せばまた対流するんだが 夜の内は冷えて海が固まってしまう」

    ナミ「早く教えてよねそういうの!!溶かして早く抜け出すのよ!この “水あめ” の海から!!」

    ルフィ「おう!!」

    ブルック「あのアリの大軍も眠らせただけですから!」

    キャロット「起きたらまた大変だね!」

    ペドロ「おれは昔、あの海アリ達に船を食われた」

    ナミ「こわ」

    ルフィ「昔ってお前、何しにここへ来たんだ?」

    キャロット「ペドロは昔、ペコムズと一緒に海賊やってたんだよ!」

    ルフィ「え!?そうなのか!?」

    ペドロ「世間知らずでな、探検家のつもりだったが賞金首になってしまった ペコムズ達と一緒にいたのは途中までだ

    ゆガラ達になら言えるが…ポーネグリフを探していたんだ…!!ネコマムシの旦那の役に立ちたくて…!!

    …とうとうビッグ・マムのナワバリに足を踏み入れたのが最後の航海 おれはここで一度敗れている!!あまり話した事はないが」

    一同「!!」

    キャロット「そうだったんだ」

    ブルック「…」

    ナミ「イヤな思い出があるのにここへ!?」

    ペドロ「おれの経験がサンジ奪還に少しでも役立つのなら本望だ…それにおれが付いて来たのもムダとは言えないかもしれない…」

    ルフィ「?」

    ペドロ「 “くじらの樹” にて2人の王がゆガラ達にロードポーネグリフを見せただろう」

    ルフィ「うん」

    ペドロ「おれは驚いた…恩人とはいえ…光月家でもない者にアレを見せるのは実に26年ぶり…!!ゴール・D・ロジャーの海賊団に見せて以来の事だ」

    驚く一同「!? 海賊王」

    ペドロ「ロジャーはその後 “ラフテル” に行きつき “海賊王” と呼ばれた」

    ルフィ「…」

    ペドロ「イヌアラシ公爵とネコマムシの旦那はその姿をゆガラ達と重ねている ロードポーネグリフが “必要になる程の” 者達と見込んでいるのだ!!

    カイドウとの戦いに勝てたら次はどうする!?」

    ルフィ「えー?!そんな先の事まで考えちゃ…」

    ペドロ「次はビッグ・マムの持つロードポーネグリフが必要になる!!」

    ルフィ「!!」

    ペドロ「ならばこれ程のチャンスはない!!ここまで懐に潜り込めたなら…!!サンジ奪還と共にビッグ・マムのロードポーネグリフを奪うべきだ!!」

    ルフィ「!! そりゃロビンにも頼まれたけど…」

    ペドロ「島に着いたらおれに少し時間をくれないか 今度は奪ってみせる!!」

    ルフィ「え!!おれ達の為なら一緒に行くよ!!」

    ペドロ「いや…サンジをしっかりと守ってくれ 取り戻した後も容易じゃないぞ」

    ルフィ「…そっか…!!じゃ頼むよ!!ししし」

    ペドロ「よし決まりだ!!」

    ナミ「そんな簡単に…」

    キャロット「あはは」

    ずっと無言で聞いていたブルック「…ルフィさんは… “こういう” 星の下に生まれたんですかねーヨホホ…」

    ルフィ「ん?何だブルック」

    ブルック「いえいえ私もそうですし…」

    ルフィ「何だお前、変な奴だな」

    ブルック「ヨホホホ〜」

    その時…海アリの大軍が目を覚ます…

     

    翌日…

    ルフィ「お〜い!!みんな起きろ〜!!着いたぞ〜!!」

    目を輝かせるキャロット「わー!!」

    ルフィ「ホールケーキアイランドだ〜!!」

    キャロット「ケ〜キだァ〜!!」

    ルフィ「でっけェ〜!!これが “四皇” のいる島っ!!」

    ペドロ「あの1番高いホールケーキがビッグ・マムの住む城だ」

    チョッパー「城〜っ!?」

    ブルック「ナミさん、このまままっすぐですか!?」

    ナミ「ええ!あの岬が唯一警備網が届かないって」

    ルフィ「あーっ!!海岸に誰かいるぞ〜!?」

    次回、ONEPIECE ワンピース 831 へ!!

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    第829話 海賊 “四皇” シャーロット・リンリン

     

    カカオ島を出航し、プリンの指示通りにビッグマムのいるホールケーキアイランドを目指すルフィ達

    ルフィ「ペコムズ心配だな、やっぱ捜そう!」

    ペドロ「ありがたいがそれは難しい …タフな男だ、心配ない」

    ナミ「とにかくまず私達は敵に見つからず “ホールケーキアイランド” へ着かなきゃ!!」

    ルフィ「…変な地図だなそれ」

    見張り台にいるペドロ「おい、島が見えたぞ!!」

    キャロット「わーい着いたの!?今度はどんなおかしの町かな」

    チョッパー「甘ェかな!?」

    ナミ「次はおそらく “ジャム” でできた町かしら 上陸はしないわよ!」

    2人「え〜っ!!」

    ナミ「島が見えたら近づかずに “ログポース” の “2” へ舵をきる」

    チョッパー「甘いのにかー!?ナミー!!甘いのに上陸しないのかー!?」

    ナミ「あっちね!ルフィ面舵!!3時の方向へ!」

    ルフィ「そうだぞチョッパー!!キャロット!!サンジの方角に!!サンジを迎えに行くんだ!!面舵いっぱーい!!」

     

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    めちゃめちゃ回すルフィ

    ナミ「回しすぎっ!!」

    ブルック「下手ですね〜ルフィさん」

    ルフィ「お前もヘタだろブルック!」

    ナミ「島に近づく前に次の島へ方向転換する事で 敵の監視網をすり抜けられるんだって!」

    ブルック「成程!そうやって見るんですねこの地図」

    ナミ「できる?」

    ブルック「お任せを!」

    ルフィ「よしみんな!!メシ作ってやるぞ!!」

    ナミ「私ごはん作んなきゃ」

    ブルック「ぜひ!!」

    ルフィ「今度は失敗しねェから」

    ナミ「私がやるからあんたは2度と厨房に立つな!!」

    ルフィ「金払わねェぞ!!」

    ナミ「いらないわよ!!」

    驚くルフィ

    見張り台に跳ぶキャロット「代わってペドロ〜!私も働きたい!!」

    代わってもらい、双眼鏡を覗くキャロット「ん?ねェ、海がグレープ色!!」

    ペドロ「…ああ、ここらにはジュースの流れ出る島もある 害はない」

    ルフィ「えー!?ジュース!?」

    チョッパー「楽園(パラダイス)が止まらねェ!!」

    ナミ「ペドロ、何でこの辺に詳しいの!?」

    ペドロ「…1度 来た事がある」

    ナミ「え!?」

    その時…海から大ムカデが出てくる

    逃げるナミ「大ムカデー!!ルフィ!!仕事よ!!」

    ルフィ「よしきた!!」

    ブルックとペドロとキャロットも戦闘態勢をとる

    場面は変わってホールケーキアイランド

    *「マズイぞ、ママの “持病” が出た!!」

    タマゴ男爵「急ぐのだボン!!今回の “お題” は何でソワール!?」

    お題はクロカンブッシュ

    タマゴ男爵「…シュークリームを積み上げたあの “飾り菓子” か、何て難題!!いや待て、都のホテルに確か…!!

    シュークリームの団体客がいたジュテーム!!」

    しかし今朝チェックアウトした模様

    タマゴ男爵「作るしかないのか!!シェフは何と!?」

    シェフ「生地に拘りたい、アーモンドを手配してくれ」

    ナッツに大臣に急いで連絡を入れる

    現在ビッグマムは “スイートシティ” へ向かっている

    タマゴ男爵「 “ここ” へ来るのか!! “首都” だぞ!!ママの城もある!!」

    *「話など通じないさ、”発作” で我を忘れている!!◯者は依然増え続けている!!

    “スイートシティ” に避難勧告を!!今のママを止められるはクロカンブッシュだけだ!!」

    ビッグマムは破壊を続けながら歩いている

    ビッグマム「クロカンブッシュを持って来いー!!」

    そしてスイートシティに到着してしまう

    頭を抱えるタマゴ男爵「ママの “食いわずらい” !!にも困ったものだボン!!」

    *「 “発作” は突然来るからな!!」

    **「コレが食べたいと頭に浮かんだものが口に入るまで破壊が続く…!!」

    ***「とにかく急げ!!」

     

    op829-2

    町の高い建物に飛びついて食べるビッグマム「クロカンブ〜ッシュ!!」

    ビッグマムの帽子「ママ!!この町マズイって!!」

    太陽や雲みたいなもの「城まで壊しかねない」「ムリムリ聞こえないって」

    逃げる町人達「ビッグ・マムの “癇癪” だァ〜!!」「まさかこの町で!?」「キャー!!」

    そこらにあるものを食べ、破壊を続けるビッグマム「どこにある!?どこにいる!?この味じゃねェ、お前でもねェ!!全部違ァ〜う!!」

    そこに止めに入る1人の男「ママ!!やめてくれ!!」

    ビッグマム「フー…フー… !? 誰だァ!?クロカンブッシュはどこだァ!!

    男「うわ!!ママ!!私だよモスカートだ!!」

    町人「ああ!!モスカート様だ!!」「 “ジェラード大臣” !!彼なら何とか…!!」

     

    op829-3

    シャロット家16男シャーロット・モスカート「あと30分、時間をくれ!!今シェフ達が大至急作っている所だ!!」

    *「よせモス兄!! “それ” を止めるのは不可能だ!!」

    モスカート「首都の崩壊を見過ごせと言うのか!?」

    止まらないビッグマム「そこをどけ〜!!」

    モスカート「うわ 私がわからないのか!?ママ!!」

     

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    ビッグマム「ライフ(寿命) オア トリート(お菓子)…!?」

    *「ウソだろ!?ママ!!あんたが生んだ息子だぞ!!」

    **「ママやめてー!!」

    ***「な!!生クリームならあるファ!!生地はないが!!ママ!!よせ!!」

    モスカート「お菓子はまだここには…!!」

    ビッグマム「お菓子を食べる 邪魔をするな…」

     

    op829-5

    その時、モスカートの体からコポコポ…と出てくる…

    *「モスカート!!落ち着け!!臆したら寿命を取られるファ!!」

    ビッグマムの側から逃げ出すモスカート「うわァ!!助けてくれママ!!もう止めないよ!!」

     

    op829-6

    モスカートの体から出てきた物を掴んでひきちぎるビッグマム「40年」

    **「兄さん!!」

    ざわつく町人「モスカート様!!」

    倒れるモスカート

    町人「実の息子を◯したァ〜!?」「逃げろ!!誰にも止められない!!」

    ビッグマム「クロカンブ〜ッシュ!!」

    その時、川の方から声がする「ひどい有り様」

    町人「え!?ジュースの川から誰か来る!!」「あれは」

     

    op829-7

    サメに乗ってやってくるジンベエ「みなどいていろォ!!」

    町人「ジンベエ親分だァ〜!!」「傍らに!!クロカンブッシュ!?」

    クロカンブッシュ「助けてー食べられるー」

    町人「ホテルに泊まってたシュークリーム達を捕まえてくれたんだ!!」「ちゃんとアメで固まってるのは “キャンディ大臣” の仕事か!?」

    ビッグマムの口にクロカンブッシュをつっこむジンベエ「受け取れ」

    ビッグマム「お〜い〜しイイ〜♡♡」

    町人「やったぞ!!ママの癇癪が治った〜!!」

    ビッグマム「これこれ〜♡」

    飲み込まれていくクロカンブッシュ「おいしいなら…!!本望〜っ!!」

    町人「ありがとう!!ジンベエ親分〜!!」

     

    op829-8

    落ち着いたビッグマム「ふい〜 おや〜?おれの忠実な海の戦士!!ジンベエ〜 この前は “ポーネグリフ” の手土産見事だったよ

    読めやしないがねハ〜ッハハママママ …どうした今日はこんな所で 妙に都が芳ばしいけどお前がやったのかい?」

    ジンベエ「いや…わしは今来た所で何が起きたかは知りません わしァ今日はあんたに大切な話を聞いて貰おうと思いここへ」

    ビッグマム「…ウチやめたり…しねェよな」

    次回、ONEPIECE ワンピース 830 へ!!

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    【ネタバレ】ONEPIECE ワンピース 828 感想【注意】

    第828話 1と2

     

    ルフィ「え〜っ!?サンジと結婚するビッグ・マムの娘ってお前なのか!?プリン!!」

    ブルック「羨ましい〜!!美しすぎる妻〜っ!!」

    プリン「サンジさんの仲間!?ウソでしょ…!?…でもよく見たら見た事ある顔 “麦わらのルフィ” !!

    ママの傘下にも入ってないあなた達がどうやってタルトの検問を通過したの!?

    なぜここへ来たの!?こ…◯されちゃうわよ!?ここはもうママのナワバリで…ママはとても恐い海賊!!

    でも知ってる!!あなた達も恐い海賊!!」

    混乱した様子のプリンは包丁を取り出す

    ナミ「待って!落ちついて!!乱暴しないから!!」

    プリンを押さえるペドロ「ルフィこいつをどうする」

    プリン「キャーッ!!」

    ナミ「乱暴すなァ!!ペドロ!!」

     

    落ちついて話をする一同

    プリン「…そう サンジさんを…連れ戻しにきたの やっぱり合意じゃなかったんだ…

    ママは身勝手だから…私達子供の結婚も、海賊団の強化の為に利用するの 私達は自由な結婚なんて諦めてる 諦めるか逃げるしかない

     

    op828-1

    私の大好きだった姉さんも自由な恋愛を求めて海へ飛び出したわ 求婚の旅へ!!」

    ナミ「…!?」

    ブルック「ちょっと興味で聞くんですが…あなたはシャーロット家の “三十五女” とありました ビッグ・マムには娘さんが35人も!?」

    プリン「ええ、娘39人・息子46人 私達は85人兄弟よ!」

    一同「!?」

    プリン「父親はバラバラ ママの夫は43人いて129人家族」

    またまた驚く一同「ひゃ…129人!?」

    プリン「兄や姉達にはもう子供がいる人達もいるから、ママのけつ縁と言えばもっと大所帯 ビッグ・マム海賊団は本物の家族を中心に構成されてるの!」

    ルフィ「ひゃー」

    ブルック「なんと…まさにビッグ・マム!!」

    チョッパー「…それでサンジにはもう会ったのか?」

    プリン「…!!え…え…ええ1度♡ 眉毛はぐるぐるだけどとっても優しくて紳士で!!

     

    op828-2

    目はハートだけどお菓子作りにも詳しくて色々教えてくれた♡ 趣味も合うし男らしいし!!足が黒いらしいけど強くて頼りになる…!!」

    ルフィ「だろーお前ェ〜!!」

    チョッパー「 “黒足” ってそういう意味じゃねェぞ」

    ルフィ「わかってんなー!!あいついい奴なんだよー!!」

    ナミ「もしかしてサンジ君の事好きになっちゃった?」

    赤面してもじもじするプリン「す!!す!!すきって言うかそのだって…!!ママの決定は絶対だし 結婚するんならやっぱりその…」

    ガルチューするキャロット「私も大好きだよサンジ〜一緒だね〜♡」

    プリン「そんな大好きだなんて!!キャー♡」

    ガビィーン…としているブルック「これは想定外中の想定外っ!!こうも素敵な娘さんがお相手だなんて…!!そりゃサンジさんの目もハートですよ!!」

    ペドロ「縛りつけておくべきだ、その女 おれ達がここにいる事を喋るぞ!こんな入口の島で情報が漏れたらサンジのいる場所へなんて到底辿りつけない…!!」

    ナミ「何ひどい事言ってんのよペドロ!!」

    ペドロ「…じゃあどうやって口を塞ぐ 忘れるな、そいつはビッグ・マムの娘だぞ!!」

    ナミ「そうだけど!!プリンだって母親が恐いって言ってるのに」

    ペドロ「だからこそ報告する」

    プリン「…」

    ペンを取り出して何か書き始めるプリン「私!今ならまだ忘れられる!サンジさんのこと…

    “万国” のみんなは私の結婚を祝福してくれてる、ヴィンスモーク家の人達もそう ママもウエディングケーキを楽しみに…!!

    ママの命令には逆らえないから自由な結婚はできないけど…私は子供の頃から楽しみにしてた 私の結婚相手はどんな人だろうって…」

    ナミ「…」

    プリン「…そしたらサンジさんが現れた!!夢かと思うほど素敵な人で驚いた…でも彼は最後に 実はこう言ったの

    “キミと結婚したいけどそれはできないんだ おれは仲間達に元へ帰りたい” 」

     

    op828-3

    驚く一同「!?」「サンジが!!」「女をフッた〜〜〜!?」

    涙目のルフィ「でも…!!そう”が…やっぱりあいづ冒険しでェんだ…」

    プリン「それは一方的な気持ちじゃなくて…!!あなた達も現に命をかけてこの万国に彼を迎えに来た!!

    いくらママの決定でも結婚を後悔してる人と一緒にいるのは私もツラい!!あなた達から彼は奪えない

    このルートを通って来て …これは私達兄弟しか知らない、ママの目を盗める唯一の航路」

    ルフィ「サンジの居場所か!?」

     

    op828-4

    プリン「ママは絶対にサンジさんを逃がさない… 明日ホールケーキアイランドの “南西の海岸” で会いましょう!!私、必ずそこにサンジさんを連れて行くわ」

    ナミ「いいの!?ビッグ・マムから罰を受けない!?」

    プリン「実の娘よ、私の心配はいらないわ ここは適地、自分達の身を心配して! 相思相愛はあなた達だもんね!

    …ちょっと残念だけど 次に現れれる私の結婚相手は…もっと素敵な人かも知れない♡」

    涙を流すブルック「ど!!どこまでいい娘!!これが本当に “四皇” の娘!?」

    その時、ノック音がする

    兵「プリン様!!お迎えに上がりました!!もう結婚式まではお仕事はお控え下さい!プリン様!!」

    裏口?から逃がしたルフィ達にウインクするプリン

     

    注文しておいた食糧を持ってサニー号へと戻るルフィ達

    道中…

    ルフィ「チョコバーガー!?」

    ルフィを引っ張るナミ「目移りしないの 急ぐわよ、ペコムズが待ってる」

    ルフィ「チョコバーガー買ってくれナミ〜」

    チョッパーはチョコパスタに目を奪われている…

    ナミ「食糧はもう充分!!」

    ペドロ「チョコの唐揚げ…」

     

    サニー号に到着した一同

    しかしそこにペコムズの姿はない…

    ブルック「おかしいですね…」

    チョッパー「おーい!!トイレにメッセージが!!」

    そこには “ひきかえせ” の文字

    ルフィ「これペコムズが書いたのか?」

    ナミ「他に誰がいるの!?」

    キャロット「侵入者かな…」

    チョッパー「ペコムズは誘拐されたのかな!?」

    ペドロ「我々の事がバレた可能性もあるぞ…」

    ブルック「何にせよただならぬ事態…!!」

    ルフィ「引き返せって事は引き返さなきゃ何か起きるぞ って事だ」

    ナミ「うん」

    ルフィ「よし!みんなそれをしっかり覚えとけ! 進むぞ!!面白くなってきた!!」

     

    場面は変わって新世界のブロックコリー島

    ボロボロの兵?賊?「ハァ…ハァ…よくも よくも妻を…!!子供達を!!よくも我が国を!! “ジェルマ” だな!?お前達は人間じゃない!!」

    銃を向けられるサンジの兄弟らしき男(背中のマントには1)「 “壁” 」

    部下が間に入って銃撃から守る

    銃撃を浴びて倒れる部下

    1男「4時間もかかった 弟の結婚式に行かなきゃならない お前の家族には興味がない お前達の戦争にも…」

    兵の前に行き、こちらに向けていた銃を兵に向けて放つ1男

     

    城?で報酬を受け取っているマントに2と書かれた男

    国王らしき人「ありがとう…国は救われた 我々は悪魔の手を借りたのか…?いや違う…神の手だ!!」

    喜ぶ国民達「戦争は終わった〜!!ありがとうジェルマ!!」「ジェルマ66万歳〜!!」

     

    2男「…式は3日後だぞ」

    1男「2日あればホールケーキアイランドへ着けます サンジはどうなりました?」

    2男「もう着いてる」

     

    op828-5

    1男「それは楽しみ 早く会いたいねェ…」

     

    op828-6

    2男「ウソつけ!!」

    1男「…では明後日…」

    次回、ONEPIECE ワンピース 829 へ!!


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    【ネタバレ】ONEPIECE ワンピース 827 感想【注意】

    第827話 トットランド

     

    サニー号はナワバリのとある島に到着する

    兵達「ほうほうほうそうでありましたか これは失礼、てっきり敵船かと♡

    …ではあの船(サニー号)は海賊から奪った船…♡あ〜っ!!もしや何か甘〜い物が積んであるので?」

    ペコムズ「勿論だ」

    兵達「それはママがお喜びになりますね〜♡」

    ペコムズ「サプライズなんだ…あの船の事はママに報告するな」

    兵達「あ〜っ!素敵ですねーうほほほっ♡わっかりましたー♡ペコムズ様小粋〜っ♡」

     

     

    ルフィとチョッパーはすでに町に行っている

    ルフィ「見ろチョッパー!!色んな奴らがいるぞ!!」

    チョッパー「すっげ〜!!」

    ルフィ「しかもレンガも家も…全部!!チョコでできてるぞー!!」

    チョッパー「チョコの町〜っ!!夢みたいだーっ!!♡♡」

    噴水も銭湯も服屋もチョコで出来ている

     

    場面は船上へ

    ナミとキャロットは着替えている

     

    op827-1

    ナミ「わおかわいっ」

    キャロット「ナミ素敵〜♡♡♡」

    ナミ「どお?海賊に見える?ブルッ…」

    ブルック「え?」

    ブルックは既に紅茶片手に寝そべって覗いている…

    ナミ「ふむわよ」

    5発くらい踏まれているブルック…

    ペコムズ「ホールケーキアイランドまであと1日かかる 食料を買い出して来い」

    キャロット「わかった!でもペコムズ、ここには色んな人種がいるみたい!!ミンク族もいるよ!とってもワンダーランド」

    ペコムズ「それこそがママの夢なのさ!!世界中の全種族が差別なく暮らせる国…!!」

    ナミ「え…!?」

    ペコムズ「いや…この世の “全て” だ!!もはやここは “大国” だと思え

    ホールケーキアイランドの周りには34の島が点在し、それらを34人の “大臣” 達が治めている…その海域の総称をこう呼ぶ “万国(トットランド)” !!

    ここは “チョコレート大臣” の治めるカカオ島 “ショコラタウン” !!町は全てチョコでできてる」

    キャロット「おいしそ〜♡チョコレート大好き♡食べていいの!?ペコムズー」

    ペコムズ「この町ではチョコは好きなだけ食っていいが屋根の “瓦チョコ” は法に触れる!!凌げなくなるからな!!

    窓ガラスは “キャンディー大臣”、柱は “ビスケット大臣” の管轄だ その他諸々チョコ以外は私物、または公共物になる」

    キャロット「よくわかんない」

    ペコムズ「休憩じゃねェんだ、すぐに戻れよガオ!!おれは顔が差すから船にいるがチョコは大好きだ!!土産を頼む!!」

    キャロット「はーい」

    ペコムズ「おい麦わら!!行くならぐずぐずしてねェでお前らも変装を…」

    ナミ「ルフィ達ならもう町へ行ったわよ?」

    ペコムズ「えェ!?おい!!お前らをおれが連れて来たとバレたらおれァどうなると思う!?慎重に動け!!」

    ニコッと笑うナミ「大丈夫よ、場所ならすぐわかるから」

    ペコムズ「?」

    町から聞こえる騒がしい声「 “カフェ食い事件” だー!!」

    ナミ「あっちね」

    ペコムズ「フザけんな!!」

    動けないほど丸々太っているルフィとチョッパー

    チョコポリス「壁のチョコなら後で足せるからいいものを!!カフェがなくなってしまったじゃないか!!

    お前達が手を出したものは!!キャンディマシュマロ、それにアーモンド!!ジェリービーンズ!!」

    ルフィ「げふ」

    チョコポリス「これは犯罪 “器物摂食罪” だ!!取り調べる!!署まで出頭願おうか!!」

    ルフィ「でもよおっさん、これには深い理由が…」

    チョコポリス「ほう…言ってみろ!!」

     

    op827-2

    2人「うますぎた!!」

    チョコポリス「よーしそうきたかアホ共!!連行だ!!」

    剣に手をかけるペドロ「マズイ!!逮捕されるぞ」

    ブルック「乱闘はダメですよ、ペドロさん」

    そこに絨毯に乗って誰かがやってくる「待って!!チョコポリスさん」

    チョコポリス「ん?は…これは…オーナー!!ご覧下さい!!あなたの店が…!!」

    ルフィ「ジュータンが飛んでぶ!!」

     

    op827-3

    オーナー「まあ!!何て事っ!!」

    ブルック「更にピンチ!!店のオーナーさんが!!」

    オーナー「こんなに “残して” !!約束が違うじゃないの!!もう!!」

    チョコポリス「ん?」

    小声で喋るルフィとチョッパー

    ルフィ「ん?おい…知り合いか?」

    チョッパー「いや知らねェ誰だ?あと肩の奴何だ?」

    オーナー「ここの…ジャムとビスケットとチョコのハーモニーが自信作なのに!!さ!食べて♡」

    2人の口に入れるオーナー「おいしい?」

    んめェエェェエェェ…と言って後ろに倒れる2人

    チョコポリス「はっ!!それは失礼!!賞味期限による解体業者でしたかっ!!」

    オーナー「ええ、私がお願いしたの!」

    ルフィ「…」

    チョコポリス「困るよ君達!作業中の看板を出しといてくれなきゃ、お客もまだいたしねェ それでは本官これにて!!」

    オーナー「ええ、ご苦労様!!皆さんもお騒がせしてごめんなさい!!」

    町人達「何だ、事件じゃないのか」

    オーナーに言うチョコポリス「あ…そうそう、この度のご結婚 おめでとうございますプリン様!

    式も近いのに店回りとは勤労も程々に…皆あなたの幸せを願っていますよっ!!」

    赤面するプリン「ありがとう♡」

    キャロット「救われたみたいルフィ達」

    ナミ「誰あの優しい子…」

    ペドロ「運が強いな」

    ブルック「ヨホホ それも未来の海賊王の実力です!!」

    その時、ミンクの町人が声をかけてくる「あれ?キャプテン・ペドロ!!お懐かしいっ!!なぜここに!!」

    そのミンクの口を押さえて小声で言うペドロ「観光だ、他言するな」

    ミンク「は…はい お会いできて光栄ですっ!!」

    ナミ「この町に知り合い!?ペドロ」

    ペドロ「…後で話す…」

     

    一行はプリンの家にお呼ばれしていた

    食べ続けているルフィ「いやー…プリンって言うのか名前 ありがとう助かったよ!!」

    プリン「いえそんなそんな!!お礼を言うのは私の方よ!!」

    ルフィ「何で!?」

     

    op827-4

    プリン「い…言ってくれたじゃない!! “うますぎた” って♡キャー♡♡」

    そう言って赤らめた顔を手で覆うプリン「あ…あのお店のチョコは…!!私が新しく考えた調合でねっ!口溶けどうだった?

    ココアバターに高純度のてん菜糖の甘みにミルクを加えて29℃で3日3晩練ったのよ!!おいしいって言ってくれて私泣きそうなのホント!!」

    ブルック「な!!なんっっっっていい娘!!」

    ルフィ「チョコ作るの好きなのかー!!」

    机をかじっているチョッパー「おれは甘いもの好きだぞー♡ここは町中チョコの香りで天国だな 机もチョコだ」

    プリン「うふふよかった♡」

    ナミ「…本当はゆっくりお礼言いたいんだけどプリン 私達用があって」

    プリン「そう?残念…じゃあ紅茶一杯だけいかが?お口の中が甘いでしょ?お名前まだ聞いてなかったわね」

    ルフィ「おれルフィだ 海賊王にな…」

    慌ててルフィの口を押さえるナミ「ちょっとっ!!」

    プリン「…え!?」

     

    場面はホールケーキアイランド

    ビッグマム「あと何日だい!?」

    音楽隊に加え、花や家具や色んな物も一緒に歌っている

    *「 “お茶会” までは〜♪」「3日です!!ママ!!」

    ビッグマム「そうかい♪ ジェルマのせがれはどうだい?」

    *「着いてます!!ママ!!」「結婚式だよっ!!」「ケッコン♪ ケッコン♫」

    ビッグマム「ケーキはどうだい!?ウエディングケーキ♫」

    *「ケッコン♪ ケッコン♪」「ウエディングケーキ♫」

    「デザイン!?」

    「OK♪」

    「予算は?」

    「ケチるな♪」

    「素材は?」

    「厳選♪ ◯して奪えー♫」

    「卵♪」

    「小麦粉♪」

    「確保」

    「フルーツ♫」

    「確保」

     

    op827-5

    どこかの国から食材を奪っている部下達

    「味は?」

    「任せろォ!!」

    「おいしいケーキを食ーべーよー♫ 甘ーい取り引き♪」

    「 “地獄の” お茶会!!」

    「イチゴのジャムかな?」

    「誰の “ち” かな♫」

    ビッグマム「構やァしないよどっちでも!!」

    *「招かれたなら必ず来い!!」

    「甘ーいひととき悪魔のいけにえ♪」

    「ここは」「みんなの」「夢の国♫」

    「あらゆる人種が集う国ィ〜イ!!イ〜〜…ッ♪ ”万国(トットランド)” ♫」

     

    op827-6

    ビッグマム「ん待ちどおしいね〜♪ ”来てる” んだって〜?」

    *「来てるんです♫」

    よだれを垂らすビッグマム「ハーハハハハ…♫ ム・ギ・ワ・ラァ〜…♪」

    次回、ONEPIECE ワンピース 828 へ!!

    5
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    【ネタバレ】ONEPIECE ワンピース 826 感想【注意】

    第826話 0と4

     

    サンジ救出に向かって進むルフィ達の前に現れたのは…

    ジェルマ66の船…そしてそこにはサンジに似た男!!

    ペコムズ「…!!」


    サンジ似の男「…なぜお前達がここにいる!?麦わらの一味!!」

    ナミ「帆をたたんで!!ぶつかる!!」

    部下「サンジ様がこの船で送迎の筈はなく…」「やはり行き違いになった様で」

    サンジ似の男「その様だな…」

    ナミ「サンジ君!!」

    キャロット「サンジー!!」

    ブルック「ヨホヨ!!よかった!!こんなに早く会えるとは!!」

    ペドロ「何と幸運…」

    チョッパー「サンジー!!おいサンジ!!大変なんだルフィが魚の毒に当たって◯にそうだ!!その船に解毒剤はないか!?」

    サンジ似の男「さっきからサンジサンジと…!!」

    チョッパー「え!?」

     

    op826-1

    フードを脱ぐサンジ似の男「人違いだ…!!似ていて当然だがな 私の名はヨンジ!!」

    チョッパー「サンジじゃなくてヨンジ!?顔そっくりで眉毛ぐるぐるなのに別人!?」

    ヨンジ「お前達のよく知るサンジとの関係性は秘中だが」

    一同「(絶対弟だァー!!)」

    ナミ「…弟もいたんだ…」

    キャロット「え!?何で弟だってわかったの!?」

     

    op826-2

    ヨンジ「ん!?ワーオカワイ子さーん!!」

    チョッパー「お前やっぱりサンジだろ!!」

    奥に戻っていくヨンジ「…ああ引き上げよう…ムダ足だった」

    チョッパー「待ってくれよサンジー!!」

    ヨンジ「ヨンジだ!!」

    ルフィ「ゲホ!!オエ…」

    チョッパー「ああ!!ルフィ!!湿疹が広がってく!!抵抗力がなくなってく!!何て毒だ ルフィは強い抗体を持ってる筈なのに…!!」

    ナミ「本当に危ない…ルフィ!!ルフィしっかりして!!何よ、魚の猛毒くらいで!!あんた海賊王になる男でしょ!?」

    キャロット「ルフィ!!◯なないで〜!!」

    チョッパー「おい頼むよ!!解毒剤くらい積んであるんだろ!?ウチのは使い切ったのに…まだ効かなくて!!」

    ブルック「サンジさんの弟さんなら!!頼みます!!どうかルフィさんを助けて!!」

    ヨンジ「悪いな…私に人助けの趣味はない …それとも薬を略奪してみるか? “海賊” らしくな…!!」

    ナミ「何あいつ!!サンジ君とは似ても似つかないっ!!同じ女好きなのに!!」

    キャロット「ぜんぜん優しくないよ〜う!!」

    剣に手をかけるペドロ「戦るなら命令を…!!」

    *「ヨンジ、ケチくさい事言ってんじゃないよ!!」

    背後から来た人物に蹴られ、ガードしながらも海に落とされるヨンジ


    ナミ「今度は誰!?」

    苦しむルフィ「ウゥ…!!」

    ナミ「ルフィ!!」

    サニー号へと飛び移る人物

    部下「あ!!レイジュ様っ!!」

    キャロット「侵入者!!何者だ!!」

     

    op826-3

    レイジュ「こんにちは、ごめんなさいね 弟は人情の欠片もない人でなしなの!」

    チョッパー「弟!?あいつの姉ちゃんか!?また眉毛ぐるぐるだ!!」

    ブルック「美しい〜♡」

    海から飛んで出てくるヨンジ「レイジュ〜!!おのれよくも私に恥をかかせたな!!」

    レイジュ「お黙りっ!!恥知らずはどっちよ!!」

    ヨンジはそのまま空中に浮いている

    ブルック「え…浮いてませんか!?あの人!!」

    ペコムズ「 “ジェルマ” は科学戦闘部隊だ それこそママの欲している力!!」

    ブルック「ペコムズさん… “ヴィンスモーク家” とは…確か “王族” の名じゃありませんでしたか?

    大昔… “北の海” を武力で制圧した一族!!」

    ナミ「えっ!?そんなにすごい家系なの!?」

    ペコムズ「…そうさ、ある時代の “悪” の代名詞 だから絵物語のモデルにもなった」

    レイジュ「あらガイコツさん、歴史に詳しいのね」

    ブルック「長く生きてますので…◯にましたけど…」

    レイジュ「…でも過去の話じゃない 今もまだ “王族” よ

    “ジェルマ” は国土を持たない国 治める土地はないけど “世界会議(レヴェリー)” への参加も認められてるわ」

    ブルック「ああ…それは失礼!!…ではパンツ見せていただいてもよろしいでしょうか?」

    ナミ「やめろっ!!」

     

    船に戻るヨンジ「フン…!!」

     

    ルフィに近づくレイジュ「…さてじゃあ… “いただいちゃおう” かしら♡」

    一同「!?」


    レイジュ「この症状は “ヨロイオコゼ” 食べちゃった?」

    チョッパー「え!?何でわかるんだ!?」

    レイジュ「この毒は効き方が特殊なのよ 食いしん坊ね…♡普通巨人族でも即◯よ」

    チョッパー「えェ!?どうしよう!!おれは船医失格だァ!!うおおおん」


    レイジュ「だけどこの子、運がいいわ だって私は…この毒が大好物♡いただきます♡」

    ルフィに口づけするレイジュ

    一同「!?」

    チョッパー「え〜おいおいおい!!そんな毒吸ったらお前が◯んじゃうぞ〜!!」

    ブルック「あーっ!!羨ましいっ!!チュ〜♡♡私唇ないんですけどー!!」

    湿疹がレイジュに移っていく…

    ナミ「え」

    キャロット「わー…!!」

     

    op826-4

    ズズズ… ごっっくん

    レイジュ「はぁ…」

    チョッパー「え〜!?ルフィの湿疹が全部消えた!!お前が吸ったのか!?大丈夫か!?」

    レイジュ「ええ勿論…私は “ポイズンピンク” …!!」

    一同「…? …?」

     

    op826-5

    レイジュ「ごち♡」

    ブルック「ワーオ♡」

    ルフィ「ぶっはァ〜!! ゲホゲホ」

    一同「ルフィ〜!!」

    抱きつくチョッパーとキャロット「ル”〜ブィ〜ィ!!」

    チョッパー「よかったーっ!!何ともないのか!?お前」

    ルフィ「? あれ!?おれ魚食ってたら…寝ちまってかな!?皮がうめェの何のって!!まだあるか!?」

    ナミ「ないっ!!」

    レイジュを見たルフィ「ん?サンジ!?」

    チョッパー「女だぞ!!」

    ルフィ「本当だ誰だ?」

    ブルック「ルフィさん、あなたの命の恩人です!」

    ルフィ「え!?ありがとう!!…何が?」

    レイジュ「うふふ」

     

    ヨンジ「…アレが麦わらのルフィか …」

     

    レイジュ「弟が “今まで” お世話になったわね♡」

    ルフィ「へーっ!!お前サンジの姉ちゃんか!!」

    レイジュ「ええ…小さい頃に生き別れたサンジを…父はずっと捜していたの…

    2年前にサンジらしき手配書が出回り、父は “海軍本部” に彼を追わせたけどそれはデュバルという別人だった」

    ブルック「あー…デュバルさんの件…!!サンジさんも怒ってましたね」

    レイジュ「最近になってからよ…麦わらの一味の復活騒動でやっと “黒足のサンジ” の姿を写真に収めたと政府から連絡が…

    父はすぐに懸賞金を上乗せして “DEAD OR ALIVE” を “ONLY ALIVE” に変えさせたの」

    ナミ「…それでサンジ君の手配書だけ少し変わってたんだ…!!」

    ルフィ「サンジは今どこにいるんだ!?」

    レイジュ「さァ…ビッグ・マムの所かしら…それとも父の所か 私達も出迎えに来たんだけど行き違ったみたい♡」

    ルフィ「サンジの姉ちゃん!おれの恩人なのはありがとう だけどサンジは返せよ!?あいつはおれの仲間だ!!」

    変わらず微笑んだ表情のレイジュ「…」

     

    ヨンジ「ホラみろ ”敵” を助けちまった

    お前!ビッグ・マム海賊団のペコムズだろう!?なぜ麦わらの一味と一緒にいる?」

    ペコムズ「こっちにゃこっちの都合があるんだ いちいちお前らに話す事はねェ!!ガオ!!

    まだおれとお前らの間には何の縁もねェんだからな!!」

    跳び上がって自分の船に戻るレイジュ「確かにそうね!!ひとまずここでは何も見なかった事にするわ!」

    ヨンジ「そうだな 私達が騒ぎを起こして兄の結婚が破談になっては事だ…お互いに慎重にいこう…!!」

    ペコムズ「それが利口だガオ!!」

    ルフィ「…」

    去っていくジェルマ66の船

    レイジュ「では…幸運を…♡」

    ヨンジはナミの手配書を見て目をハートにしている

     

    その海中…

     

    op826-6

    アラディン「…ああ、間違いない…麦わらのルフィも乗ってるよ どうする?ジンベエ…!!」

    次回、ONEPIECE ワンピース 827 へ!!





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