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WORLD TRIGGER ワールドトリガー 115話 ネタバレ
『三雲修⑬』
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【遊真 vs 影浦】
遊真と影浦が戦っている

綾辻
「影浦隊と玉狛第二のエース対決!
ザクザクとスコーピオンで削りあう!
左腕と右足を失っている
空閑隊員が押され気味か!
得点は三部隊が横並び
となれば当然…
他の二人もこの状況を
黙ってみているわけはない!」
その時、影浦が何かを感じる
影浦
「…!!」
宇佐美
「遊真くん!!」
遊真
「!!」
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次の瞬間、無数のハウンドが
上空から2人に降り注ぐ
なんとか遊真、影浦が
シールドでガードする

綾辻
「二宮隊長の両攻撃追尾弾!!
(フルアタックハウンド)
この火力!
ソロ総合二位は伊達じゃない!」
影浦
「二宮…!」
風間
「人数が減ったから
火力差で押し込みに来たな」
綾辻
「空閑隊員被弾!
流石にこれは苦しいか!?
なんとか遮蔽物を使って
凌ぎたいところ!」
だがやはり降り注ぐ弾数が多く
遊真は少し被弾してしまう
綾辻
「空閑隊員、緋弾!!」
修
(空閑…!!)
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二宮は2人に近い場所の
塀の陰にいた
綾辻
「二宮隊員、その間に
距離を詰めていた!!」
塀の陰からハウンドを
撃ち込んで来る二宮
その時、遊真が動く
綾辻
「!!空閑隊員前に出た!?」
グラスホッパー2段で
二宮の方に加速していく遊真

二宮のハウンドを躱しながら
近づいていく遊真
綾辻
「ハウンドの誘導半径を
見切ったか!」
加古
「いい動きね、空閑くん
でもそのハウンドは…
相手を【動かすため】の
ハウンドなのよ」
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次の瞬間、二宮がアステロイドを放つ
その攻撃により遊真の身体が
大きく撃ち抜かれる

体にヒビが入り始めた遊真が
鋭く蛇行するスコーピオンを繰り出す

影浦
「!!」
表情を変えない二宮
遊真のスコーピオンは
二宮に届く前にトリオン切れになり
脆く崩れ去ってしまう

アナウンス
「戦闘体活動限界
ベイルアウト」
遊真がベイルアウトする
綾辻
「ここで空閑隊員が
ベイルアウト!
最後の刃は届かず!」
修達がその様子を
モニターで見ている
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【タマコマ支部】
ショックを受けている
涙目の陽太郎
陽太郎
「ゆるせん!みんなして
ゆうまをねらいおって!」
ヒュース
「…」
迅
「賭けは俺の負けだな
賭けの報酬はどうする?
お前のトリガー返すのでいいか?」

負けたのにガッカリ感がない迅に
ちょっとムッとするヒュース
ヒュース
(こいつ…)

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【三雲隊隊室】
修達の所へ帰ってくる遊真
遊真
「ふぃ~、なかなか手ごわいな」

宇佐美
「遊真くん、おつかれさま~」
遊真
「わるいオサム
1点しか獲れなかった」
修
「いや…」
宇佐美
「マークされまくってたのに
よく獲ったよ~」
遊真
「チカ、自分から撃ててたじゃん
一歩前進だな」
千佳
「うん…」
少し浮かない顔の千佳

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そして、ランク戦は静かな展開へ
綾辻
「さあ試合は一転して静かな展開
全員がバッグワームを使って
距離をとりました
これはどういうことでしょうか」
風間
「狙える駒がいなくなった
という事ことだな
これは普通ならアタッカーが
的にされるところだが
影浦には不意打ちが
決まりにくいため
こうなっている
東が完全に姿をくらましている為に
他の二人は下手に動けば
即おちる可能性がある
普段なら噛みつきに行く影浦も
雪のMAPのためいつものようには
いかないのだろう」

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影浦に通信する影浦隊一同
仁礼
「ー絶対に行くなよ!
東さんに殺されるだけだからな!」
北添
「ニノさんも狙ってくるしね」
ユズル
「2点獲ったんだから
好きにさせれば?」
北添・仁礼
「いやいやいや」
物陰から顔をちらりと
のぞかせる影浦
影浦
「…チッ……
つまんねーことになったぜ」
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二宮に通信する犬飼
犬飼
「東さんから先に落とす
ってのは無しなんです?
そのあとでカゲを落とせば…」
二宮
「東さんが待ちに徹するつもりなら
探しても無駄だ。特にこの雪じゃな」
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東に通信する奥寺、小荒井
奥寺
「今回はこのまま
タイムアップ待ちですか?」
東
「二宮と影浦が派手に
動かないかぎりはそうだな」
小荒井
「結局俺ら点穫れなくてすいません(泣」
東
「いや今回は北添を
抑えそこねた俺が悪い
雪MAPは割りとうまく
作用してたんじゃないか?」
小荒井
「そうっすよね!」
奥寺
「褒めちゃだめですよ、東さん」
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加古
「東さんも完全撤退モードね
この試合はもう終わりだわ
二宮くんもそれは
分かってるだろうから
リスクを冒してまで
攻める気はないでしょ」
そして時間が過ぎ…
綾辻
「さあ、まもなくタイムアップ
…試合終了!
最終スコア3対2対2対1
二宮隊の勝利です!」

なぜか二宮の周りには
小さい雪だるまが5つある
(暇なため二宮が作成?)
綾辻
「これで本日の試合は
全て終了となりました
暫定順位も更新
二宮隊、影浦隊、東隊は
順は変わらず
玉狛第二は8位」
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綾辻
「それでは時間も
押してきてますので
ざっくりと総評を
お願いします」
風間
「…今回は全ての得点を
各部隊のエースが上げているが
重要だったのは
エース以外の動きだ
エース以外の隊員の能力の差が
そのまま得点差に現れている
と言える」
加古
「そうね、雪でいつもよりは
影浦の動きが鈍かったものの
それをアシストした
北添と絵馬の動き
早めに犬飼を落とせたのも
大きかったわね」
綾辻
「たしかに…東隊の二人も
MAPを使ってチャンスをつくり
二宮隊の二人は積極的に動いて
隊長をフリーにした…
…となると…
三雲隊長が殆ど働けずに
落とされたことが
玉狛の敗因となった
ということでしょうか?」
風間
「落とされて学んでいくのが
ランク戦の存在意義だ
落ちた事をどうこう
言うつもりはない
犬飼との一対一も完全な
悪手というわけじゃない
新しい事をやろうとする姿勢は見えたし
鍛錬による成長も感じられた
だが当然、三雲以外の人間も
日々鍛錬を積んでいる
当たり前の事をやっていては
先を行く人間には追いつけない
本当にチームを勝たせたいなら
【自分の成長】という
不確かな要素だけじゃなく
もっと【具体性のある手立て】を
用意する必要があった」
綾辻
「それはつまり…
【もっと自分の能力(レベル)に
あった戦い方をしろ】
…ということですか?」
風間
「違う
隊長としての務めを
果たせということだ」

修
「…」

風間の言葉に微笑む
綾辻と遊真の描写
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【嵐山隊】
実況を見ていた嵐山達
嵐山
「風間さんは
三雲くんに厳しいな」
木虎
「そうですか?…私はむしろ
かなり甘いと思いますけど…」
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【タマコマ支部】
既に日がくれた玉狛支部へ
戻ってきた遊真達
大粒の涙を流している陽太郎

遊真
「…?どうした?(汗」
陽太郎
「…いいんだ、皆はよく頑張った」
親指を立てて気丈に振る舞う陽太郎
その横で鯛焼きを手べているヒュース

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【修サイド】
タマコマ支部屋上への
階段を上がっている修

修
(もっと【具体性のある手立て】を
用意する必要があった…)
風間、菊地原、木虎の言葉を
思い返している修
菊地原
【追いつける気でいるんだ
傲慢だね】
木虎
【今の彼はまだ学ぶ段階に
ないと思いますから】
風間
【隊長としての務めを果たせ】
修
(自分の訓練は続ける
でもそれだけじゃ間に合わない
隊長としてできること…)
修が屋上の扉を開く
そこには既に迅がいた
迅
「お、メガネくん
….話ってなんだ?」
修
「…迅さん…僕達のチームに…
玉狛第二に入ってください」
【随時、更新】

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【まとめ】
三雲隊:1ポイント:(遊真→小荒井撃破)
二宮隊:3ポイント:(二宮→ユズル、ゾエ、遊真撃破)
影浦隊:2ポイント:(影浦→奥寺、犬飼撃破)
東隊:2ポイント:(東→修、辻撃破)
時間切れにより二宮隊の勝利
WORLD TRIGGER ワールドトリガー 116話 ネタバレに続く
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