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    279話

    5
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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 279話 ネタバレ

    『勝者と敗者』

    マギ 2793.jpg


    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶は本当に死んだのか?

     俺にはあいつは
     殺しても死なない…

     この世で最も力を持つ
     強大な敵に見えた」

    マギ 2791.jpg


    白龍
    「…?どういう…ことだ?」

    マギ 2792.jpg


    紅炎
    「そもそも…玉艶が俺達に
     迷宮を斡旋したのだ

     それがどういう事か分かるか?」

    白龍
    「…何が言いたい?」

    --------------------------------------


    【後、画像追加】


    紅炎
    「つまり玉艶は…

     人間に金属器などいくら与えても
     自分を殺す脅威にはなり得ないと
     分かっていたのではないか?

     さらに…宮廷の魔道士に
     調べさせた事があるが…

     玉艶は黒いルフを自在に操り
     魔力を得るというではないか

     あの女は極大魔法程度なら
     何発でも撃てる…

     俺達、金属器使いなど
     及びも寄らぬほど

     絶対的に強い魔道士なのでは
     ないのか?」

    白龍
    「…いいや…だとしても…

     俺とジュダルは絶縁結界で
     玉艶の魔力そのものを封じた!

     だから奴に勝てたんだ!」

    紅炎
    「ああ…だが、その絶縁結界の知識を
     玉艶も持っていなかったと思うのか?」

    白龍
    「!?」

    紅炎
    「玉艶は恐らくこの世界で
     最も知識を持つ存在だったのだ

     アラジンにアルマトランを見せられ
     俺の推測は確信に変わった

     俺達が知らなかったジン、迷宮…

     この世界の真理の全てを
     あの女は千年も前から知っていたのだ

     知識も力を上回る敵には
     勝てない戦と同じだ

     だから俺は知識を蓄えた

     トラン語を学び、滅びた世界を調べ、
     いつか必ず…」

    悔しそうな表情を浮かべる紅炎

    白龍は紅炎もまた兄達の仇を
    討とうとしていた事を察する

    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶…いやアルバは
     こうも言っていた

     意識だけの存在になっても
     ソロモン王の世界を滅ぼすと

     つまりあの女にとって肉体の死は
     無意味なのではないか?」

    白龍
    「…いや…それでも奴は死んだんだ
     玉艶はルフごと四散した

     意識だけの存在とは
     ルフの事だったのだろう

     現に、その後組織には
     なんの動きもない…」

    紅炎
    「そうか…白龍…
     お前は確かに玉艶を殺した
     
     兄上達の仇を討ったんだな……
     お前には無理だと思っていたぞ」

    白龍
    「なんだと!?」

    紅炎
    「いいや、俺こそがそれを
     成し遂げる男だと…思いたかった…

     白龍…お前が羨ましい
     お前に負けて俺は凄く悔しいよ…」

    紅炎の言葉に呆然とする白龍

    --------------------------------------

    紅炎
    「こんな事を頼めた義理ではないのだが…
     この国を、それと弟達の事を頼む

     俺は責任取らねばならん
     国を割り、民にいらぬ犠牲を強いた

     俺がお前に皇位を譲っていれば
     死ななかった者たちだ

     だが紅明や紅覇…その他の家臣達は
     生かしてやってくれないか?

     そして罪を許されるのならば…
     共に煌帝国を支えて行って欲しい

     お前が王になるのを妨げるばかりの、
     不甲斐ない…兄ですまなかった

     だがどうか…頼む」

    白龍
    (やめろ…そんな姿は…
     見たくない…)

    --------------------------------------

    そこへ兵士の制止を振り切り
    牢に現れるアラジン

    アラジン
    「僕からも頼むよ

     紅炎おじさん達を
     殺さないでおくれよ

     白龍くん!」

    白龍
    「アラジン殿、あなたは
     紅炎の肩を持つのですね。」

    アラジン
    「違うよ。僕は君に…
     死んで欲しくないから…」

    白龍
    (…!?一体何を言っているんだ
     こいつは…!?)

    アラジン
    「君は煌帝国の王様だ

     でも、兄弟を皆殺した世界で、

     一人きりでどうやって
     生きていくのさ?

     もうジュダルくんもいないんだ
     僕が…僕が殺してしまった…」

    白龍
    「…アラジン…」

    アラジン
    「アリババくんももういない

     僕は僕自身がどうしたいのか、
     一人で考えた

     僕はこれから恐らく
     一色に染まる世界の中で…

     それが理想郷じゃないかもしれない
     って忘れずにいる

     ただ一人のマギとして
     生きて生きたい

     白龍くん叶うならば
     君の傍でだ」

    白龍
    「!?」

    --------------------------------------

    アラジン
    「君は特別な王の器だ

     堕転は悪いっていう
     僕の価値観を

     ひっくり返して
     しまったんだもの…

     でも君が…
     ジュダルくんもいない

     復讐も終わって…
     どうやって生きていくのか、

     想像出来ない…

     君には想像できるの!?
     僕に見せておくれよ!

     自分で生き方を選んだって、
     僕に言ったじゃないか!

     その先を僕に見せておくれよ!!

    白龍が自身で言った言葉を思い出す

    白龍
    【死んだように生きていたくはない!
     人間の数だけ正しい道があって
     いいはずだ!】

    白龍
    「うるさーい!

     どいつもこいつも勝手ばかり
     言いやがって!!

     勝ったのは俺だ!
     俺が煌帝国になったんだ!

     だから…誰をどう殺すかも…
     俺次第だ!!」

    --------------------------------------


    【後、詳細、画像更新】


    ナレーション
    「この日、煌帝国第四代皇帝
     練白龍の名の下に

     反乱軍の皇族に対する
     処断が正式に下された

     第二皇子・練 紅明、流刑
     第三皇子・練 紅覇、流刑

     第一皇子・練 紅炎、斬首刑」

    MAGI マギ 280話 ネタバレに続く

    --------------------------------------

    4
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    【最新話・ネタバレ・文字バレ・画バレ】

    MAGI マギ 279話 ネタバレ


    最新の未確定ネタバレ情報
    新情報入り次第、更新


    紅炎
    「玉艶は本当に死んだのか?
     俺にはあいつは殺しても死なない…

     この世で最も力を持つ
     強大な敵に見えた

     そもそも玉艶が俺達に
     迷宮を斡旋したのだ

     それがどういう事か分かるか?」

    白龍
    「…何が言いたい?」

    --------------------------------------

    紅炎
    「つまり玉艶は…

     人間に金属器などいくら与えても
     自分を殺す脅威にはなり得ないと
     分かっていたのではないか?

     さらに…宮廷の魔道士に
     調べさせた事があるが…

     玉艶は黒いルフを自在に操り
     魔力を得るというではないか

     あの女は極大魔法程度なら
     何発でも撃てる…

     俺達、金属器使いなど
     及びも寄らぬほど

     絶対的に強い魔道士なのでは
     ないのか?」

    白龍
    「…いいや…だとしても…

     俺とジュダルは絶縁結界で
     玉艶の魔力そのものを封じた!

     だから奴に勝てたんだ!」

    紅炎
    「ああ…だが、その絶縁結界の知識を
     玉艶も持っていなかったと思うのか?」

    白龍
    「!?」

    紅炎
    「玉艶は恐らくこの世界で
     最も知識を持つ存在だったのだ

     アラジンにアルマトランを見せられ
     俺の推測は確信に変わった

     俺達が知らなかったジン、迷宮…

     この世界の真理の全てを
     あの女は千年も前から知っていたのだ

     知識も力を上回る敵には
     勝てない戦と同じだ

     だから俺は知識を蓄えた

     トラン語を学び、滅びた世界を調べ、
     いつか必ず…」

    悔しそうな表情を浮かべる紅炎

    白龍は紅炎もまた兄達の仇を
    討とうとしていた事を察する

    --------------------------------------

    紅炎
    「玉艶…いやアルバは
     こうも言っていた

     意識だけの存在になっても
     ソロモン王の世界を滅ぼすと

     つまりあの女にとって肉体の死は
     無意味なのではないか?」

    白龍
    「…いや…それでも奴は死んだんだ
     玉艶はルフごと四散した

     意識だけの存在とは
     ルフの事だったのだろう

     現に、その後組織には
     なんの動きもない…」

    紅炎
    「そうか…白龍…
     お前は確かに玉艶を殺した
     
     兄上達の仇を討ったんだな……
     お前には無理だと思っていたぞ」

    白龍
    「なんだと!?」

    紅炎
    「いいや、俺こそがそれを
     成し遂げる男だと…思いたかった…

     白龍…お前が羨ましい
     お前に負けて俺は凄く悔しいよ…」

    紅炎の言葉に呆然とする白龍

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    紅炎
    「こんな事を頼めた義理ではないのだが…
     この国を、それと弟達の事を頼む

     俺は責任取らねばならん
     国を割り、民にいらぬ犠牲を強いた

     俺がお前に皇位を譲っていれば
     死ななかった者たちだ

     だが紅明や紅覇…その他の家臣達は
     生かしてやってくれないか?

     そして罪を許されるのならば…
     共に煌帝国を支えて行って欲しい

     お前が王になるのを妨げるばかりの、
     不甲斐ない…兄ですまなかった

     だがどうか…頼む」

    白龍
    (やめろ…そんな姿は…
     見たくない…)

    --------------------------------------

    そこへ兵士の制止を振り切り
    牢に現れるアラジン

    アラジン
    「僕からも頼むよ

     紅炎おじさん達を
     殺さないでおくれよ

     白龍くん!」

    白龍
    「アラジン殿、あなたは
     紅炎の肩を持つのですね。」

    アラジン
    「違うよ。僕は君に…
     死んで欲しくないから…」

    白龍
    (…!?一体何を言っているんだ
     こいつは…!?)

    アラジン
    「君は煌帝国の王様だ

     でも、兄弟を皆殺した世界で、

     一人きりでどうやって
     生きていくのさ?

     もうジュダルくんもいないんだ
     僕が…僕が殺してしまった…」

    白龍
    「…アラジン…」

    アラジン
    「アリババくんももういない

     僕は僕自身がどうしたいのか、
     一人で考えた

     僕はこれから恐らく
     一色に染まる世界の中で…

     それが理想郷じゃないかもしれない
     って忘れずにいる

     ただ一人のマギとして
     生きて生きたい

     白龍くん叶うならば
     君の傍でだ」

    白龍
    「!?」

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    アラジン
    「君は特別な王の器だ

     堕転は悪いっていう
     僕の価値観を

     ひっくり返して
     しまったんだもの…

     でも君が…
     ジュダルくんもいない

     復讐も終わって…
     どうやって生きていくのか、

     想像出来ない…

     君には想像できるの!?
     僕に見せておくれよ!

     自分で生き方を選んだって、
     僕に言ったじゃないか!

     その先を僕に見せておくれよ!!

    白龍が自身で言った言葉を思い出す

    白龍
    【死んだように生きていたくはない!
     人間の数だけ正しい道があって
     いいはずだ!】

    白龍
    「うるさーい!

     どいつもこいつも勝手ばかり
     言いやがって!!

     勝ったのは俺だ!
     俺が煌帝国になったんだ!

     だから…誰をどう殺すかも…
     俺次第だ!!」

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    【後、詳細、画像更新】


    ナレーション
    「この日、煌帝国第四代皇帝
     練白龍の名の下に

     反乱軍の皇族に対する
     処断が正式に下された

     第二皇子・練 紅明、流刑
     第三皇子・練 紅覇、流刑

     第一皇子・練 紅炎、斬首刑」

    MAGI マギ 280話 ネタバレに続く

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